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沈黙をもって語らしむ、思わせぶりな街・下田

2005年12月31日

静岡県の下田温泉の旅館に3泊してきました。

本当は海外に行きたかったのですが、
希望の場所がどこも満室。

「なら国内で」と探したものの、
希望の場所はすべて満室。

そこで、おすすめしてもらった宿の中から選択。

下田と言えば「開国」「黒船」で有名ですね。
旅館についてから、さてどんな行動をしようかなと
思った時、特に思いつかなかったので、
「ここは、開国の歴史を見るしかない!」と感じて、
地元の博物館や、資料館のあるお寺などに行くことにしました。

20051231_shimoda_road.JPG
下田港と了仙寺をつなぐ道で、ペリー一行が歩いたとされるペリーロードの写真
(了仙寺は、ペリー一行の応接所兼幕府との交渉場所となり、
日米和親条約の細かい取り決めである下田条約が結ばれたお寺)


開国の歴史を見てまわることを通じて、
ペリーとハリスの活動や、
その裏に存在した悲劇のヒロイン「お吉さん」。
(お吉さんという女性の存在は初めて知りました。必見です!)
日本の将来のためにと20代だった吉田松陰がとった行動に
思いを馳せることができました。

ひとことで、「とても深い街だな」という印象です。

いわゆる「地元」というもの、
嫉妬や妬みというもの、
「外国」という発想や偏見・・・

いろいろな点が重層的に響きながら、
開国と鎖国の移行について、混乱と動揺とを感じることで、
「開国のインパクト」について、
また、現在にも、今後にもつながる国際化というものの意味、
いろいろ考えさせられる現代的なテーマがここにあるなと
感じました。過去は常に現在なんですよね。

「開国というもの」をつぶさに感じてみて、
経営者として「会社」を使って、
人を動かし、世の中を動かすということの重要性と意義をも
感じることができました。企業経営、がんがんいきましょう。


以下のような博物館やお寺に行きました。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■下田開国博物館
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
(ホームページ無し)
開国の歴史や吉田松陰に関する資料があって、
幕末からの下田の歴史が大雑把に概観できました。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
了仙寺・宝物館
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
http://www.izu.co.jp/~ryosenji/
「日本最大の黒船・開国コレクション」とのことで、
黒船来航やペリーに関する資料の展示や、
海外から見た日本像の歴史などがまとまっています。
(ここのホームページは、とても充実しています)

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
宝福寺・お吉記念館
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
http://www4.i-younet.ne.jp/~hofukuji/
お吉に関する資料や愛用品などが展示されています。
お吉さんのお墓もあり、
お吉さんについての歴史がとてもよくわかります。


ちなみに、ここの個人サイトは、
非常によくまとまっているのでおすすめです。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
下田・開国の歴史とロマン漂う街並の散策
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
http://www2.tokai.or.jp/younet24310/repo7.html

下田に旅行に行く前に見てしまうと旅の面白みが半減すると
感じる方は、旅行から帰ってからでも、ぜひ必見のページだと
思います。

特にお吉さんに関する見解は、
とても適しているという気がしました。

20051231_shimoda_anchokurou.JPG
「安直楼」の2階部分の写真
(米国総領事ハリスに仕えたお吉さんが営んだ小料理屋)


今回、はじめて下田を訪れて、
本当に小さな街でびっくりしました。
それなのに、とても深い歴史があり、
その狭さと深さのギャップが
何とも言えない魅力をもつ街なのです。

「思わせぶりな深い街」
「静かだけれども、沈黙をもって語らしむ街」
という印象です。

またぜひ行ってみたいし、その前に、
このあたりの歴史を再度読み返してみたいなと感じました。


ところで、突然ですが、この写真。
20051231_shimoda_seiryusou_swim.JPG
屋外プールで泳ぎました。旅館にプールがあるのです。

年末に国内の屋外プールで泳いだのは、生まれて初めてです。
温泉プールなんです。
こんな時期に外で泳げるとあって、この非日常感覚が、
なぜか嬉しかったです!

オントオフの切り替えをはかること。
もっと言えば「日常から脱し切る」ということ。
これがいかに素晴らしいことかということを改めて感じました。

これがあるから次の飛躍にエネルギー投下できるんですよね。

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