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狛犬と龍からパワーをいただく 【その2:雲龍図】

2006年11月10日

近年、「龍」にめぐりあうことが急に増えていて、
ちょっと運命的なものを感じています。

何回かに分けてお届けしておりますが、第2回目はこちら。

例えば、先日は、こんなものを見せていただきました。

驚くべきことに、天井に描かれた絵なのですが、
大きさは直径で9メートル前後もあります。
あまりの大きさに、かなり圧倒されます。

京都・妙心寺の雲龍図
【写真:京都・妙心寺の雲龍図(同寺ホームページより)】

「雲龍図」と呼ばれるものですが、
そもそも龍は「仏法護持の神将」の一つとして、
特に禅宗では重んじられている生き物。

禅寺で、宗教的空間として重視されている「法堂(はっとう)」の
天井部分に描かれるものです。かなり大きいですよ。

ちなみに法堂というのは、
「住持が仏に代わって大衆に宗旨を挙揚する場」として、
七堂伽藍の中で最も重きを置かれた建築物のようです。
 
 
     □     □     □
 
 
私はこの「雲龍図」というものを
全く知らなかったのですが、
調べてみると、
雲龍図マニア
の方々も、
結構いらっしゃるようで、雲龍図ツアーなるものまであるそうです。

私が雲龍図に初めて出会ったのは、
約1年前のこと。

京都・嵐山の天龍寺で、
今回の妙心寺のものより、さらに巨大な雲龍図を
拝見することができました。
 
しかも、両寺とも、
偶然、知人から紹介されて、
言われるままに行っただけでして、
雲龍図があることすら全く知らずに行ったお寺なのです・・・。
 
 
     □     □     □
 
 
後から調べてみたところ、
京都で雲龍図が見られるのは、
妙心寺、南禅寺、東福寺、相国寺、大徳寺、建仁寺、そして天龍寺(すべて京都市)
の7寺しかないそうです(間違っていたらすみません)。

前回ブログ(【その1】)で登場したお寺でも、
あの襖絵以外に、一般公開していない別小屋に呼ばれて、
あるお寺からはがしてきたという、大きな雲龍図を見せられました。
(その雲龍図をしまうために、わざわざつくった小屋とのことでした)

しかも、先日紹介されて行ったお寺は、
名前に「龍」の文字が入っていました。
 
さらに、先日訪問した、ある会社さん。
最寄り駅を調べたら、駅名の一字に「龍」の文字が入っていました。
妻が行き始めたホットヨガスタジオの名前はRyuです。
先日出会った引き出物サンプル。「龍シリーズ」という名称でした・・・。
数ヶ月前に連れて行っていただいたレストラン。天井いっぱいに雲龍図が描かれていました!!
 
う・・・ん、 龍が私を呼んでいる・・・

雲龍図。実際に見てみると圧倒されます。
こうとなれば、ぜひとも、すべて訪問し、
実際に見て比べてみたいものです。
 
 
【参考データ】
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■天龍寺:雲龍図
 (法堂天井:加山又造・筆)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■妙心寺:雲龍図
 (法堂天井:狩野探幽・筆)
 明暦2年(1656)、狩野探幽(1602~1674)55歳で描いた絵
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 
 
ちなみに雲龍図は、「八方睨み」という龍として書かれています。
実際に見るとびっくりするのですが、
なんと、どの角度から見ても、龍ににらまれてみえるのです。

天井をみつめながら、円にそって一周すると、本当にびっくりします。
立つ位置、見る角度によって、龍の眼が変化して見えるのです。

ちなみに、前述の妙心寺には、こんなものもあります。
 
明智風呂
【写真:京都・妙心寺の明智風呂】
 
明智光秀の遺産でつくられた公衆浴場です。
京都って、本当に歴史の集積が偉大ですよね。
こんなに貴重なものが随所にころがっているのですから。

しかし、龍さん。
なぜ私を呼んでいるのでしょうか・・・。
なぜかパワーを感じて仕方ありません。

どこかで何らかのお返しをせねば・・・。
素晴らしい御縁に感謝です。
 
【つづく】
 
 
 
 
 2006年11月10日            渡邉 裕晃
 
 
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