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みのもんた社長の本『義理と人情―僕はなぜ働くのか―』

2007年05月15日

『義理と人情―僕はなぜ働くのか』
(みのもんた 著、幻冬舎、2007年3月30日発行)  → アマゾンで購入
 
☆ 今回のポイント ☆ <簡単な内容紹介>
2006年末「1週間で最も長時間、テレビの生番組に出演する司会者」として、
ギネスワールドレコーズの認定を受けたみのもんたさん。
ハードワークをこなし続ける背景にある原動力を描いた作品です。
 
『義理と人情―僕はなぜ働くのか』"
    【義理と人情―僕はなぜ働くのか

大変なハードワーカーとして知られる、みのもんたさん。

昨年には、
1週間で最も長時間、テレビの生番組に出演する司会者」として、
ギネスワールドレコーズの認定を受けた程の仕事ぶり。
タレントとして、また司会者として、
不動の地位を築きつつあるかのように見えます。

1944年生まれの63歳。
1日の睡眠時間は3時間で、とにかく猛烈に働き続ける人物。

誰もが「どうしてそんなにまでして働くの?」と
思うに違いありません。

「僕はなぜ働くのか」という本書の副題にあるように、
それほどまでに働くことへと駆り立てられる、その原動力は何なのか。
それを説き明かしたのがこの本です。
 
 
     □     □     □
 
 
テレビで見せる姿からすれば、
今までの人生は、ずっと順風満帆にきたかのようにも思えます。

ただ、いわゆる「成功者」の影には、
大きな挫折経験と、
それを誰彼のせいにせずに自ら克己した経験とが伴うものです。

みのさんも同様で、
社会人として、わずか20代にして成功をおさめた後におとずれた、
10年間もの挫折体験についても詳細に明らかにされています。
それをどう闘ってきたのか、その姿勢には見習うべきものが
あると思います。

特に20代の社会人の皆さんであれば、
仕事で大変な苦労を味わっていることもあると思います。

でもこれを読めば、
あぁ、自分が苦労と思っていたことは、
 全然苦労にも入らないことなんだな
」と思えることも
たくさんあるはずです。
 
 
     □     □     □
 
 
そもそも私がみのさんに関心をもっていた理由としては、
それほどまでに仕事に情熱を注ぐパワーの源を知りたいということ
もありますが、もう一つ大きな理由があります。

それは、経営者としての、みのもんたさんを知りたいと
以前から思っていたからです。

司会業である前に、タレント業である前に、
彼は、株式会社ニッコク代表取締役、御法川法男さんであるのです。
 

・事業内容:水道メーターの製造販売、みのもんたの芸能マネジメント運営
・売上高 :40億円(2006年度)
・従業員数:150人

 
あれほどの司会業と、
どうやって両立させているのかに関心がありました。

経営者としては、単に名前を貸しているだけでは?

という思いもあったのですが、その実態を少しでも知りたいという
気持ちがあったのです。
 
 
     □     □     □
 
 
彼は、はっきりと断言をしています。
 

僕は今でも「本業」はニッコクの経営者だと思っています。

 
経営者との二足のわらじを徹底的にやっている姿が
本書には描かれています。

資金繰りであったり、営業管理であったり、人材採用であったり、
中小企業の経営者の皆さんにも、共感したり、納得したり、
参考になったりするところ、少なくないのではないでしょうか。
 
 
     □     □     □
 
 
本書を通じて伝わってくるのは、彼の仕事と人生の哲学。
例えば、こんな内容です。
 

・際限なき、日々の努力と実践。
・言ったことは必ずやりとげる。
・絶対に愚痴は言わない。前を向いて戦う。
・誰かとの勝負ではなく、常に自分との勝負
・受けた恩は絶対に返す。
・家族を愛する。
・必要とされる限りは全力で応える。

 
現在の彼をつくりだしているものは、
単なる偶然だけの産物ではなく、
大変な努力が背景にあるということがわかります。

仕事は選ぶのではなく選ばれるものだ」という言葉が印象的でした。

私は、努力をいとわず、恩を忘れず、
おもいっきり前を向いて真剣に生ききる人が大好きです。

もちろん、司会業として一定の批判を受けているだけでなく、
経営者としても、それなりの批判を浴びていることは承知しています。

それをさしおいても、
もっともっと頑張らねばと、気持ちを新たにさせられた一冊です。
 
 
 
 
 2007年5月15日            渡邉 裕晃
 
 
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