面白いニュースが飛び込んできました。
7/26(木)午前11時発表のリリース。
アーバンコーポレイション(東証一部:本社広島)が、
あの世界に名だたる高級リゾート、アマンと提携するというニュースです。
■07/07/26 11:00
世界有数のリゾートホテルグループ「アマンリゾーツ」と業務提携(PDF)
報道によれば、ファンドを組成して資金調達し、
これから3~5年間で、総額500億円のホテル開発を進めるようです。
アマンは、高級リゾートとして世界中に知られている存在。
でも、ある意味でニッチすぎて、
意外と一般には知られていないことも事実です。
だから、なかなか正式ニュースとして取り上げられることがありません。
(代表者であるゼッカーさんも、なかなか表に出てこられない方なので)
□ □ □
そんな中、今日の突然のニュース。
びっくりしました・・・。
アマンについては、過去のブログでも取り上げたので割愛します。
□ □ □
今回提携した
アーバンコーポレーションは、
東証一部企業ではありますが、
それほど高い知名度は無いように感じます。
でも私にとっては身近な企業。
実は同社社長とは、1998年6月にお会いしているのです。
今から実に9年前。
1962年生まれですから、今年で45歳。
当時は36歳でいらっしゃいました。
(ちなみに私は24歳でした。えっ、聞いてないですって?:笑)
□ □ □
私は当時、アルバイトとして、いろいろな社長の講演録を
まとめあげる仕事をしていました。
20人前後の、本当に小さな勉強会だったため、
どれもが濃密な内容でした。
そんな中でも房園社長の講演は、
冷静沈着でありながら、大変な自信と未来志向とで、
これはすごい会社かもしれない!と強く感じた企業でした。
落ち着きながらも、アイディアあふれる堂々とした方でした。
当時、内幸町の本社で行われた小さな勉強会。
印象的だったので、今でもよく覚えています。
■房園社長挨拶:http://www.urban.co.jp/corporate/
そんな意欲あふれる会社さんが、
あのアマンと提携して大きな勝負に出ようとしていることについては、
憧れすら感じてしまいます。
□ □ □
アマンのゼッカーさんは、
過去のインタビューを読む限りでは、
残り人生の中で、ご自身が作られたいホテルグループを
いかに実現させるかに、とても焦っていらっしゃる印象でした。
完全に私の推測でしかありませんが、
今回の決断は、
残り寿命の中で、どれだけ実現させられるのか、
ラストスパートをかけるという意味があるように思えてなりません。

【写真:ゼッカー夫妻と我々夫婦】
ゼッカーさんは、インドネシア人とオランダ人のハーフ。
私は日本人ですが、
一方で、インドネシア人の血を引いています。
(ちなみにわずかながらオランダ人の血も引いている可能性もあり・・・)
個人的にも歴史的にも、私はリゾート産業に縁があるので、
ゼッカーさんには親近感を覚えるのですが、
(以前インドネシア語で話しかけたらゼッカーさんが驚いていましたが:笑)
なかなか深い交流には至っておりません。
そう遠くないうちに、深い交流ができたらなと思う方でもあります。
□ □ □
一般的に経営者というのは、
「時計をつくるか、時を告げるか」で分かれるようです。
・時を告げる = 天才肌で、その人の発言次第で会社が動くタイプ。
その人がいなくなると会社が衰退していく。
・時計を作る = 会社が成長するモデルをつくり、後の人が
成長モデルにのっかって継承するタイプ。
私が見る限り、ゼッカーさんは、時を告げるタイプ。
アマンリゾーツは、
ゼッカーさんの才能に対する依存度が極めて高い事業なのだと感じます。
(ただ厳密に言えば、私が見る限りでは、
「運営」については時計をつくり、
「新規のホテル開発」については時を告げるという感じです)
□ □ □
時を告げるタイプでの天才的拡大をしてきた事業だけに、
ゼッカーさんが高齢を迎えつつある中で、
アマン帝国の完成へのラストスパートを意識しているように思えて
仕方ありません。
(もしかしたら、まとめて新規ホテルをつくりあげることにより、
新規のホテル開発をする必要がないという状態に、
もっていきたいのかもしれません)
と同時に、このアマン理念をどのようにして円滑承継できるのか。
大変興味のある領域です。
とっても、とっても難しいテーマのはずです。
ゼッカーさんが、どのような舵取りをするのか、
これは私にとって、相当までに興味のあるテーマです。
今回のアーバンさんのリリースは、
そのための第一弾として、位置づけられているものだと思いますが、
規模が大きいだけに、ゼッカーさんらしさを感じずにはいられません。
次回お会いすることがあれば、詳しく聞いてみたいものです。
□ □ □
アマンリゾーツ。
これからの舵取りが、ますます楽しみで仕方ありません。
それにしても、房園社長も、大変なご活躍ですね・・・。
2007年7月27日 渡邉 裕晃

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