昨日と一昨日のブログ記事の続きです。
いろいろなことを考えさせられるイベントでした・・・。
お酒そのものがもつ深み。
ブランドや伝統がもつ重み。
富裕層マーケティングの奥深さと面白さ。
欧米のパーティー文化。
人生とお酒の関係。
お酒が人と人とのコミュニケーションに介在する役割。
とても知的な刺激に満ち溢れたイベントでした。

【写真:ステージには男性のモデルも登場】
もともと「ヘネシーX.O」は、
ヘネシー家が、家族や友人に向けてふるまうために、
わざわざ蓄えていた年代物を、
ブレンドするかたちで出てきたそうです。

【写真:マチュザレムを振舞うために作られた、スポイト状のツール】
「ヘネシー家がふるまうために・・・」と聞いた時、
私は、
明治、大正、そして戦前の日光、中禅寺湖に存在した、
欧米外交官たちが集うコミュニティーのことを思い出しました。
(あまり知られていないですかね・・・)
そして、そんな歴史の場面でも、
こんなパーティーがあったのかもしれないと想像すると、
ぞくぞくするものがありました。
(マニアックネタかもしれません、すみません)
□ □ □
私は、こんなお酒を買える身分ではないので、
ご招待いただいても、買うことの無い、
つまり、顧客候補としては確度の低いゴミリストみたいな存在ですが(笑)、
でも本当にいろいろなことを教えていただいたような気がします。
毎回、とても空虚な表現で恥ずかしいばかりですが、
感謝の一語でいっぱいです。
□ □ □
日本では250万円とのことですが、
いろいろとホームページで調べたところ、
例えばオーストラリアには1本しかなく、
しかも、約1000万円!もの値段になっているようです。
日本はルイ・ヴィトンなどの消費量が多く、
モエ・シャンドンの消費量も激増しているにも関わらず、
今回の「ヘネシーX.O マチュザレム」、
総生産数300本のうち、日本には40本しか割り当てがないそうです。

【写真:氷で作成された「ヘネシーX.O マチュザレム」像?】
そう考えると、意外と少ないようにも感じたのですが、
でも、コニャックで250万円レベルのマーケットとなると、
やはりまだまだ欧米に偏るということなのでしょうか。
となると、日本でも、まだまだこれからという段階で、
さらなる富裕層マーケットの掘り起こしは
まだいくらでも可能なのではないかとすら思ってしまいます。

【写真:小さなヘネシーボトルと美しい氷】
現状の日本における、いわゆる「コンシェルジュ」市場も、
まだまだ未成熟なものにとどまっていますし、
ここのあたりは、うまくビジネスで取り組めると、
とても面白そうにも感じます。
(いつか、ぜひやってみたいものですが・・・)
□ □ □
総括して、とても楽しいイベントでした。
そして、いろいろな勉強になりました。

【写真:ヘネシーの日本代表からコメント】
今回のイベントは、ヘネシーだけを取り上げたものでしたが、
このルイ・ヴィトン モエ・ヘネシー社は、
「ルイ・ヴィトン」や「ヘネシー」だけでなく、
「クリスチャン ディオール」「ジバンシィ」など、
実に多種多様な高級ブランドを包括しています。
そのブランドの数たるや、50を超える規模になるそうですが、
やはり、関連の、モエやLVなど、
他のブランドとも絡めたイベントができると、
また異なるブランドビルディングができるように感じました。
□ □ □
このあたりの可能性を考えると、内心わくわくするものがありますが、
でもあえてクロスさせずに、単一ブランドだけを押し出していくというのも、
それはそれで(逆の意味で贅沢ではありますが)、
ブランドビルディングの一つのあり方なのかもしれません。
ブランドというのは、実に奥深いものです。
深く勉強させられた、贅沢な一夜でした・・・。

【写真:素晴らしい世界に感謝】
【おわり】
2007年11月10日 渡邉 裕晃

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