先日、ある上場会社の社長さんとお食事をしていた時のこと。
我が子の出産祝いで、「何かDVDソフトをいくつか送りますよ」と
言われました。
有難さでいっぱいになりましたが、
「実は、うち、テレビが無いんですよ」とお伝えしました。
(テレビが無くてもDVDを見ることはできますが、
べつに、テレビを下さいという意味で言ったわけではありません:笑)
すると、「それは、すごい!」と、いたく驚かれました。
「すごい」「すごい」「実に素晴らしい」と、
あまりに何度も連呼されるので、
私の方がかえってびっくりしてしまったほどです。
でも、私はテレビがあると、ダメ人間になってしまいます。
つまらない番組であっても見入ってしまう程のテレビ好きであるため、
テレビ漬けになってしまうのです。
それこそ
「テレビがあるのにテレビをつけない自制心のある人」
こそが、私にとっては、
「すごい」「すごい」「実に素晴らしい」に相当するのです。
□ □ □
でも、よくよく回りを見てみると、
「テレビはあるけど、ほとんど見ない」という人は、
意外と多いことに気づきます(少なくとも私の周りは)。
そして、なぜかそういう人たちは、
仕事の面でも活躍しているケースが多いように思います。
実際、いわゆる「時間活用本」でも、
だらだらテレビを見る無駄時間をなくすだけで、
どれだけ有機的な時間が創造できるかを説くものが
非常に多いですね。
□ □ □
でも、私のような怠け者にとって、
それだけの自制心を発揮することは困難でした。
それだけの自制心を養うことも、困難だと思いました。
でもこれを克服したいと思いました。
頑張っても、なかなかできない・・・。
テレビが無いのは、そのためです。
怠け者ゆえに「テレビを見ない時間を創る」ことができないので、
物理的にテレビをなくしてしまったのです。
これで、結果として「だらだらテレビを見てしまう」ことは、
完全に消滅できました。
□ □ □
より大きな自制心をもつ、自らの欠点をより良く変える。
そういう時には必ず大きな困難を伴います。
でも、私がテレビを無くしたように、
想定以上の思い切った環境改善をしてしまえば、
「努力をしなくても、結果としてそれが達成できてしまう」ということ、
意外とたくさんあるのではないでしょうか。
普通の人であれば、
意志の力に頼ったり、努力を重ねることで可能になることが
たくさんあります。
でも、ある分野において、どうしても怠け癖が抜けない場合、
意志の力や努力の継続が劣る場合、
「なんとか実現させたい!」と思うなら、
何か思い切ったことをしなければ、克服できないと思うのです。
【このテーマ:次回につづく】
このコラムは、2008年2月4日に配信したメールマガジンを転載したものです。
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2008年3月1日
渡邉 裕晃

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