2012年に発売されたインドネシア関連書籍とオススメ本

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日増しに注目の高まるインドネシア。
インドネシアに進出企業は、どんどん増えていく一方。
現地駐在員の数もどんどん増え、
ジャカルタ日本人学校に通う日本人生徒数も増えています。

日本で開催されるインドネシアについてのビジネスセミナーも増えていて、
私もよく参加しています。

1976年から毎年のようにインドネシアに行っている身としては、
「最近、インドネシアへの注目が凄まじいなぁ」というのが
正直な印象です。

インドネシアに関する書籍も急速に増えています。
そこで、昨年1年の出版状況を調べてみました。
2012年に発売されたインドネシア関連書籍を改めて概観してみたのです。

オススメ本と合わせて、ご紹介します。


 
 
     □     □     □
 
 
言語や観光、民話等に関するものを除いても、
主な書籍は、以下の通り。

数えてみると、なんと23冊もありました。

語学学習や観光ガイドの類をのぞいても、
実に「毎月2冊」というペースです。
 
 
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発売日の時系列で並べてみます。
■ 3/ 1:ヤマハインドネシアモーターを大成功に導いた男
■ 3/ 5:インドネシア・バリ社会における二言語使用 ‐バリ語とインドネシア語のコード混在-
■ 4/25:親日指数世界一の国! インドネシアが選ばれるのには理由がある (B&Tブックス)
■ 5/22:アジアの教員 変貌する役割と専門職への挑戦
■ 5/29:インドネシア 森の暮らしと開発―土地をめぐる〈つながり〉と〈せめぎあい〉の社会史―
■ 6月 :インドネシア駐在3000日(2002年の本の改訂版)
■ 6/10:資源保全の環境人類学―インドネシア山村の野生動物利用・管理の民族誌
■ 6/22:大富豪アニキの教え
■ 6/26:アジアの辺境に学ぶ幸福の質
■ 7/ 5:タイ・シンガポール・インドネシア・ベトナム駐在員の選任・赴任から帰任まで完全ガイド
■ 8/22:適正技術と代替社会――インドネシアでの実践から (岩波新書)
■ 8/24:アジア進出ハンドブック
■ 8/30:激動するアジアの大学改革 ―グローバル人材を育成するために― (上智大学新書 2)
■ 9月 :民族大国インドネシア―文化継承とアイデンティティ
■ 9/15:アジア経済から学べ!ビジネス女子会―なぜアジアなの?
■ 9/20:村人が技術を受け入れるとき‐伝統的農業から水稲栽培農業への発展‐ (創成社新書47)
■ 9/25:インドネシア・ベトナムの食品市場戦略ガイド (B&Tブックス)
■ 10月:東アジアの環境政策
■11/ 1:私は日本語教師 バンドン・パリ・ウェリントン・サンパウロ
■11月 :インドネシアのアグリビジネス改革―輸出指向農業開発と農民
■12/ 7:可能性の大国インドネシア
■12/13:インドネシア進出成功のチェックリスト158
■12/26:熱帯バイオマス社会の再生: インドネシアの泥炭湿地から (講座生存基盤論)
純粋にインドネシアだけを取り上げたわけではない本もありますが、
それでも、時を経るごとに出版点数が増えていることがわかります。
 
 
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インドネシアに対する関心の高まりは、
ここ数年が顕著です。

それまでは、「旅行」の観点からがほとんどで、
「インドネシアといえばバリ島」という認知が強かったと思います。

ビジネスの観点からインドネシアが注目されるようになったのは、
ここ数年のことです。

上記リストを見ると、インドネシアビジネスについての本は、
まだ多いとは言えません。でも、この分野の本が増えてきたのは、
この1年か2年のことでしかないのです。

「旅」や「言語学習」以外の分野で出版点数が増えてきたことは、
インドネシアの未来に対する関心の高まりを反映した結果と言えそうです。
 
 
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2012年に発売された本のうち、
インドネシアをビジネスの観点から理解するために、
私のおススメはこちらです。

まずは「簡単に読める」という点で。

自らの体験に基づいてのインドネシア分析。
とりわけ、インドネシアの親日度の高さが伝わってくる内容です。

ただ、自らの体験や主観が割と多いため、
より客観的にインドネシアを概観したい方には、こちら。

あたかも、新聞記事を読んでいるかのように、
数字と客観事実を踏まえながら、簡潔に要領よくまとまっているのが特徴。

分野によっては、各論の詳細まで突っ込んだ記述がされているところもありますが、
最新状況を新聞でまとめ読みする意識で眺めると良いのではないかと思います。
 
 
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また「新聞記事のまとめ読み」ではなく、
歴史的考察を踏まえたインドネシアの政治経済理解の「基本書」としては、
2011年発売の本ですが、こちらがおススメです。

(参考:samsul.comブログから)
 
■2013年1月22日up
 佐藤百合さんの「経済大国インドネシア」70分セミナー映像が公開へ

一方、アジア各国について、
「やわらかあたま」で概観したいという方には、
こんな本も発売されています。

また、インドネシアへの駐在員も急速に増えていますが、
テキスト的なものでは、具体的な進出ガイド、駐在ガイドも出版されました。

■アジア進出ガイド(テキスト)

■インドネシア進出ガイド(Kindle限定)

また、駐在ガイドとしては、

■4ヶ国駐在ガイド(テキスト)

■インドネシア駐在体験(2002年の本に1万字追加の改訂版)

また、具体的なビジネス進出を検討するにあたっては、
上記にあげたような「全体像」ではなく、エリアを絞った話を知りたい
という方もいると思います。

2012年に出版された本の中で、、
ビジネスターゲットを絞ったインドネシア戦略ガイドとしては、
「食品市場」に焦点を当てた本が出ています。

また、成功体験談になりますが、
ヤマハの代表による本も出ました。

なお、インドネシアの政治経済を理解する参考にはなりませんが、
「バリで成功した日本人」が、
「インドネシアでも日本でも、こういうことがビジネスでは大事では?」
を語った本としては、これが売れました。

純粋に「インドネシアを理解するために」という観点からすると、
期待外れになる可能性が高いですが・・・、

「インドネシアを感じながら人生を考えたい」という方には、
軽く流し読みできる本として、おススメです。
 
 
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私個人の興味からすると、
気になるテーマは、多民族国家としてのインドネシアであり、
また、実験国家としてのインドネシアです。

そうした意味では、言語、民族、アイデンティティーに関して、
以下3冊が関心を引きました。

■日本語教師の観点から

■インドネシアにおける言語環境について

■インドネシアにおけるアイデンティティーの問題として

いずれにしても、インドネシアに関する本は増える一方。
今まで、バリ観光やインドネシア語学習に関する本が多かったので、
ビジネス関連本や、インドネシアで暮らすための本が増えていくことは、
とても良いことだと思います。

2013年は、2012年以上の出版点数になるでしょう。

このブログでも、おススメの本があれば、
どんどん紹介していきたいと思います。
 
 
サムスル
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時の運と人の縁を極める日々の記録 】  渡邉 裕晃
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