インドネシアおすすめ大ヒット映画「ビューティフル・デイズ」続編が公開へ!!

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インドネシアの大ヒット映画で知られる「Ada Apa dengan Cinta? (チンタに何があったのか)」。2002年に公開された名作です。インドネシアの高校を舞台に繰り広げられる純愛ラブストーリーで、日本でも「ビューティフル・デイズ」の名前で公開されています。

インドネシアでは「Ada Apa dengan Cinta?」を略した「AADC」でも通じるほどの知名度の高さ。公開当時はヒットのあまり、登場する高校の制服から、カバン、その他いろいろなものが真似されるほどだったと言います。

その続編が、ついに今年、2016年4月に公開されることになったとのことで、インドネシアでは話題になっています。Youtubeで見られるいくつかの映像も含め、ブログにまとめてみました。




インドネシア映画「ビューティフルデイズ」に続編!予告編の映像は?

「映画Ada apa dengan Cinta2(AADC2)は、4月28日に同時公開へ」と題するBisnis.comの記事より【画像:「映画Ada apa dengan Cinta 2 (AADC2)は、4月28日に同時公開へ」と題するBisnis.comの記事より】

大きな期待の集まる映画「Ada apa dengan Cinta 2」ですが、すでにYoutubeでは、予告編となる2つの映像が公開されています。

インドネシア空前の大ヒット映画「Ada apa dengan Cinta」の内容は?

ちなみに、前作「Ada apa dengan Cinta」の反響ぶりは、こちらに解説されています。

説明文では日本名で「ビューティフル・デイズ」と記載されていますが、「Ada apa dengan Cinta」のことです。

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ビューティフル・デイズ : 作品情報 – 映画.com
解説

初めての恋と友情の間で揺れ動く17歳の女子高生チンタ(インドネシア語で”愛”という意味)の青春の日々を、切なくも爽やかに描いた純愛ラブストーリー。

2002年のバレンタイン・デーに公開されるや若い観客層の圧倒的支持を受け、250万人以上の観客動員を記録したインドネシア映画興行史上最大のヒット作。国内外の評論家からも絶賛されて、インドネシア唯一の映画賞であるバンドン映画祭で最優秀作品賞をはじめ、主要8部門を独占する快挙を成し遂げた。

「Ada Apa dengan Cinta?」の続編を、インドネシア現地紙はどう報じているか

インドネシア現地のニュースサイト「bisnis.com」は、今回の「Ada Apa dengan Cinta?」の続編について、次のように報じています。

「映画Ada apa dengan Cinta2(AADC2)は、4月28日に同時公開へ」Film Ada Apa Dengan Cinta-2: #AADC2 Hadir Serentak di Bioskop 28 April 2016 | Lifestyle – Bisnis.com(01/02/2016 15:55)
映画「Ada Apa dengan Cinta2」(AADC2)は、すでに制作が終わり、インドネシア全国の映画館で4月28日から同時公開される予定だ。

多くの人々の支持を得て、この映画はこの20年間で最も人気のあるインドネシアの文化的象徴としての地位をますます高めている。

プロデューサーのMira Lesmana氏によれば、この映画はいくつものパートナースポンサーからメインスポンサーとしての最大限の支持を得ている。

それに加えて、異なるパートナースポンサーからの支持も得ている。

「実は言うと、我々は皆、この映画に対する人気ぶりが今でもこれ程までに大きなものだとは思っていなかった。前作にあたる映画が14年も前に公開されたことを考えれば」と2月1日のプレスリリースで語っている。

製作者たちは、強く支持をしてくれているスポンサー各社に大きな感謝をしている。このことが示しているのは、インドネシア映画が関係各社からまだまだ多くの支持を得ることができるということだ。

この映画の撮影は、昨年10月にジョグジャカルタで始まり、続いてジャカルタで、そして最後は今年始めにニューヨークで撮影された。すでに制作の一連のプロセスは終えている。

「私はとても感謝している。ニューヨークの撮影でとっても寒い時があったけど、撮影は何の問題もなく順調に行われた」と、もう一人のプロデューサーであるRiri Riza氏が語る。

ニューヨークでの撮影において、レガシーフィルムピクチャーズ社およびタナヒルフィルムズ社とパートナー契約を結ぶマイルスフィルム社は、14人の撮影クルーをインドネシアからニューヨークへ派遣した。また、協力関係にあるアメリカの制作会社、アウトポスト社は、24人のアメリカ人クルーを参加させたことを含め、この映画のために必要なあらゆる準備を担当している。

続編リリース前には、LINEインドネシアによる思わせぶりなプロモーションも

上記の記事では触れられていませんが、今回の「続編公開」にあたっては、伏線がありました。それが、コミュニケーションアプリで知られる「Line」の存在です。

2014年に、インドネシアのLINEがプロモーションの一環で、「その後のAda Apa dengan Cinta」という映像を制作。「もしかして映画の続編が出るということか?」と、前作を見ていた若者たちの間で、だいぶ話題になったようです。30秒と10分の2つの作品が公開されました。
(前作を見たことのある人には、思い入れをもって見ることができるかと)

これ、実に意欲的なプロモーションで、これだけの挑戦ができることには驚き。インドネシアのLINEって、相当に頑張っているんですよ。詳しくはこちらを。

インドネシアLINEの快進撃|国内ユーザー数2年で2倍!利用は活発!
「Line」は、通話やメールが楽しめるコミュニケーションアプリとして、日常生活で欠かせないくらいに有名な存在になりました。日本と同様に、イン...

ちなみに、このプロモーション映像が公開された時、映画の続編が制作されることは、まだ決まっていなかったようです。

この時の話題が大きくて、第二作の制作が決まったのか、あるいは・・・、元々すでに第二作の構想があって、その前段階として、LINEのプロモーション映像を準備したのか。そのあたりは定かではありません。

駐在や出張の方にもオススメの映画!インドネシア理解にも役に立つ!

インドネシアの首都ジャカルタの高層ビル群

面白いのは、前作の公開が2002年とかなり古いこと。インドネシアで大ヒットした映画ではあるものの、今の若い年齢層に限定すると、意外と「見たことがない」という人がいるのです。

今回の続編公開で、ふたたびAADC人気が再燃すれば、前作を見ていない若者世代も含めて、大きな盛り上がりになるかもしれません。

インドネシアの社会や、インドネシアの若者事情なども垣間見える作品。例えば前作では携帯電話が存在しないとか、スハルト政権に批判的な言動をする学者に言論風圧の動きがある等。インドネシアの社会を知るという意味でも、いい映画になることを期待したいです。

【参考】おすすめ映画「Ada Apa dengan Cinta?」に関するブログ記事

インドネシアおすすめ映画「Ada Apa dengan Cinta?」に関するブログ記事です。こちらもぜひどうぞ。

インドネシアおすすめ映画「Ada Apa dengan Cinta」は続編とセットで見るべし!!
今回ご紹介する映画は、2002年に公開されたインドネシアの大ヒット映画、「Ada Apa dengan Cinta? (チンタに何があったの...
日本の大学生にオススメのインドネシア映画「Ada Apa dengan Cinta?」
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サムスル
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時の運と人の縁を極める日々の記録 】  渡邉 裕晃
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