『私がマイクロソフトで学んだこと』

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(ジュリー・ビック著、三浦明美訳、アスキー出版局、1997年
 この本は、マイクロソフトで優秀な成績をおさめる女性社員が、マイクロソフトでの格闘ぶりや、そこからつかんだビジネスのコツ。彼女自身が観察して感じたマイクロソフトの企業文化などを、つづったものです。軽く書かれているので読みやすいです。


読んでみて思ったのは、ちまたにあふれる「ビジネスハウツー本」に似ているな、ということです。たとえば顧客にはどう応対すべきか、とか、上司との関係はこうしたらいい、といったことです。そういう内容でありながら、この本の独特の魅力はどこにあるかというと、具体例に裏打ちされているということ。しかも、都合の良い例だけをいろいろな会社から集めてきた、というのではなく、マイクロソフトの中で起きたこと、それも著者の周辺で起きたことの中から、語っているというところです。
かには一般人とは無縁に見える成功談もありますが、ほとんどはサラリーマンや若手起業家に通用する話だと思います。まぁ、ちょっと初歩的な話が多いので、社員研修にも使えるかもしれません。
マイクロソフトの裏事情が垣間見えて面白かったです。マイクロソフトの成功のかげにある社員たちの結束ぶりや仕事ぶり。社内プレゼンでのビル・ゲイツの厳しい追及におののく社員たちの話とか、ウィンドウズ95のタイムゾーンを示すための世界地図に、インドとパキスタンの国境が正しく引かれていないことからインド議会が販売を禁止し、結局その機能自体が削除された話とか。
気張らずに、さらっと読めます。おすすめです。

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