作家・立松和平さんの急逝にあたって

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作家・立松和平さん、62歳での急逝。
昨日、2月8日に亡くなられたとの報道に触れ、
正直言って、大変びっくりしました。
まだ62歳という若さ!
本当にショッキングです。


 
 
     □     □     □
 
 
立松和平さんについては
かつて、何度かブログで書いてきました。
たとえば、こちら。

(参考:samsul.comブログから)
 
■2008年8月13日up
 小説『二荒(ふたら)』絶版へ(立松和平さんが再び盗作騒動のショック)
■2009年1月18日up
 『日光』(傑作!盗作騒動から復活!「生」を見つめ尽くす美しき立松文学の金字塔)


立松さん逝去の報道から数時間、
わずか数時間にもかかわらず、上記2ブログには、
アクセスが殺到しました。
改めて、立松さんファンの多さを思い知らされた次第です。
 
 
     □     □     □
 
 
私が読んだ立松さんの作品は、小説『二荒(ふたら)』。
日光の中禅寺湖を舞台にして、
「自然」と「生」とを描き尽くした幻の名作です。
 

 
盗作騒動で絶版になりましたが、
私にとっては、「2006年に読んだ小説部門、ナンバーワン」となりました。
誠に美しい、自然美にあふれた作品です。
 
 
     □     □     □
 
 
そして、絶版後に、修正されて再刊された改訂版が、『日光』。
 

日光

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ブログに書いた通り、実は元の作品の方が素晴らしいのですが、
それにしても・・・、
一度、絶版となった本が、
たとえ若干の修正が加えられたにしても、
こうして再度世に出たということは、非常に喜ばしいことでした。
それくらいに、質の高い、実に素晴らしい作品なのです。
私は数ある立松文学のうち、その2作品しか読んでいないですが、
それでも、私はこの2作は、
「生」を見つめ尽くす美しき立松文学の金字塔だと言いたいです。
 
 
     □     □     □
 
 
今となっては「晩年」になりますが、
私は近年、書店で立松さんのご活躍を拝見しながら、
「どうして、こんなに大部な作品を
 立て続けに出し続けるのだろう?
 まるで生き急ぐかのように・・・」と思っていました。

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歴史ものの名作も多く出版され、
「こんなに難しいテーマを、矢継ぎ早に出されるのは、
 常人を超えている!」とすら思うほどでした。
 
 
     □     □     □
 
 
今思えば、ご自身の中で、
感覚としての死期を、
あるいは人生の終幕を、悟られていたのかもしれません。
「盗作騒動」によって、活躍の幅が狭められたにもかかわらず、
精力的に、最後の最後まで、
「大事なもの」を世に輩出し続けたい! と覚悟されていたのだろうな・・・、
という印象です。
 
 
     □     □     □
 
 
私は立松和平さんの作品をほどんと読んでいないですが、
それでも、この『二荒(ふたら)』と、『日光』だけでも、
非常に大事なことを教えてくださいました。
いつかお目にかかりたい人物の一人だったのですが、
思わぬかたちで、かなわぬことになり、残念でなりません。
 
 
     □     □     □
 
 
実は、この作品・・・。
私の遠戚の関わった事業について、長々と取り上げてくださり、
それを、ありありとイメージできるように描いていただいたことには、
いつかお礼を申し上げたいと思っていたところでした。
(ちなみに、同事業を現代によみがえるように描いてくださったのは、
 真山仁さんの『ハゲタカ』原作本です)
ご冥福をお祈り申し上げます。
立松さん、どうも、ありがとうございました。
 
 
 
■追伸:
ブログで明言しなかったのですが、実はこの記事も、
立松和平さんの本について書いたものでした。
(参考:過去ブログ記事)
 
■2008年12月12日
ある出版社さんから献本をいただきました。

 
 
 
 2010年2月9日             渡邉 裕晃
 
 
サムスル
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