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「インドネシアで情報サイトが最もアクセスされるのは日曜日」インドネシア・デジタル協会の調査結果

2016年3月17日
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インドネシアは、2億4000万という人口の多さに加え、
若者の多さとインターネットの利用の活発さが知られています。

中でも、スマートフォンやソーシャルメディアについては
利用のされ方が非常にアクティブ。日本のネット関連企業の中でも、
インドネシアを将来有望なターゲットと見ているところが少なくありません。

インドネシアで生活する私のところにも、日本の企業の方から
「インドネシアにおけるネット利用の特徴は?」
と聞かれることがあります。

そんな中、インドネシア・デジタル協会 (IDA)」が実施した、
「オンラインメディアの消費研究」と題する調査結果が出たようなので、
ここにご紹介します。

「日曜日、それがインドネシア人が情報サイトを読む日だ」とのKompas記事より【画像:「日曜日、それがインドネシア人が情報サイトを読む日だ」とのKompas記事より】

     □     □     □


インドネシアの主要メディア「Kompas」が、
次の記事でとりあげていました。

「日曜日、それがインドネシア人が情報サイトを読む日だ」Hari Minggu, Waktunya Baca Berita Online buat Orang Indonesia - Kompas.com(16 Maret 2016 | 15:28)

記事の内容は次の通りです。

バイドゥ・インドネシアの協賛で実施された「インドネシア・デジタル協会 (IDA)」の調査で、インドネシアにおけるオンラインメディア読者の姿勢に関する情報が明らかになった。

調査会社GfKによって実施されたその調査によれば、インドネシアにおけるインターネット利用者が情報サイトを好んで読むのは週末であることが判明した。

「GfKインドネシア」の消費者選択のメディアディレクターをつとめるRobin Muliady氏が語るところによれば、月曜日から金曜日においては、情報サイトが最も読まれる時間帯は、昼食から数時間の間だけとなった。

「平日においては、情報サイトの消費がマックスになるのは、12時から午後3時での時間帯です」と3月16日のジャカルタの調査結果会見のイベントでRobin氏が語った。

週末に入ると、情報サイトの読者の姿勢は平日とそれほど変わらない。ただ違うのは、サイトの閲覧時間がより長くなることだ。

土曜日は、閲覧時間は12時から18時までとなり、日曜日になるとさらに長くなって、12時から21時までとなる。

サイト閲覧時間がそのような傾向を見せるのは、インドネシアにおけるインターネットの利用時間が休日により長くなるためだ。

オンラインサイトにアクセスするために、多くの利用者は1日を通じてスマートフォンを利用している。一方PCは、勤務時間にニュースを読むのに利用されている。

タブレットやノートPC自体は、オンラインメディアの読者がすでに帰宅している夜間において利用されることが多い。

「オンラインメディア消費の研究」調査は、GfKによって、インドネシアの5大地方において、2015年の10月から11月にかけて実施された。その場所は、ジャカルタ、ジャボデタベック、バンドゥン、スラバヤ、そしてスマランになる。

この調査は、PCや携帯などに組み込まれたソフトウェアによって行われ、1521人のパネリストが回答し、そのうち775人には直接インタビューにも応じた。

この調査の目的の一つは、デジタル広告の地図を作成すること。つまり、広告を投下するのに最適な時間と最適なメディアを決める上で有益となるような調査結果になることだ。

この調査は、デジタルコンテンツの制作者が、読者にとって最も最適なトピックを決めるのにも有益なものとなる。


     □     □     □


調査結果の結論は「週末の利用が多い」というもので、
言ってみれば「よくある話」ではあります・・・。

調査結果の詳細を分析してみれば、
もっと面白い結果が出てくるのかもしれませんが、
いかんせん、調査の標本数が少なすぎるかもしれませんね。

1521人ですから、
インドネシアの人口が日本の倍であることを考えれば、
「日本で760人にアンケートした結果・・・」と発表するようなものかと。

ただ「775人には直接インタビュー」をしたとのことなので、
この定性情報については、興味深い回答や傾向が見て取れる可能性はあります。


     □     □     □


従来のインドネシア社会では、
「ニュースは読むものではなく、聞くものだ」
との声もありました。

きちんとしたインドネシア語が読解可能な一流層と、
一流のインドネシア語の読解が難しくて、
「しゃべり」を聞くことに依拠する層。

それゆえに「口コミ」や「うわさ話」が広まりやすい傾向があったり。

それゆえに、大衆が読む「地方紙」は
簡略なインドネシア語や、しゃべり調からくる単語を用い、
ある意味で「正しいインドネシア語」からズレた表記になっていたり。


     □     □     □


そんなインドネシア社会の中で、
若者を中心に、スマホでニュースメディアを読む層が増えているのは
注目すべきところではないかと私は見ています。

そうした特徴をもつことを踏まえれば、
今回の調査は意欲的な試みとも言うべきで、
さらに詳しい内容の吟味が待たれるところ。


     □     □     □


一方で、この手の情報を見るときに注意すべきポイントは、
インドネシアは社会の構造が実に多様であるということ。

アンケート調査や統計を見る時には、
その背景分析が非常に重要になります。

アンケートの結果を、背景を考えずにそのまま受け止めてしまうと、
その実態を見間違えてしまうきっかけになりかねません。
日本でも同様ですが、多様性社会インドネシアの場合はなおさら余計に。

また、今回の調査にとどまらず、
様々な角度から、ひきつづきの調査が実施されることを期待したいです。


(参考:samsul.comブログから)
 
■2016年3月17日up
 「インドネシアの人々はどのような情報サイトを好むのか」インドネシア・デジタル協会の調査結果


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