インドネシアで人気の情報サイト|コンテンツ内容のジャンルは?

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インドネシアの人々は、ネット利用にあたってどのような傾向にあるのか。今回、インドネシア・デジタル協会 (IDA)」が調査を実施。現地有力メディア「Kompas」の報道で、その概要が明らかになりました。

「オンラインメディアの消費研究」と題する調査結果で、その概要については、前回ブログをご覧ください。

インドネシアの情報サイト調査|最もアクセスされるのは日曜日
インドネシアは、2億4000万という人口の多さに加え、若者の多さとインターネットの利用の活発さが知られています。 中でも、スマートフォ...

今回は、その続きとなる記事です。前回の「いつアクセスされる傾向にあるか」というテーマに続き、今度は
「インドネシアの人々はどのような情報サイトを好むのか」という角度から、調査結果の概要が紹介されています。

「「インドネシアのネチズン、若者はゴシップを追いかけ、年配者は宗教コンテンツを好む」とのKompas記事より【画像:「「インドネシアのネチズン、若者はゴシップを追いかけ、年配者は宗教コンテンツを好む」とのKompas記事より】


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前回のブログにも書きましたが、
インドネシアはインターネット利用が非常に活発なことで知られています。

2億4000万という人口の多さに加え、
若者が占める割合も高く、今後も高い経済成長が期待されていることから、
インドネシアのインターネット市場は、海外からも注目が寄せられています。

インドネシアで生活する私のところにも、日本の企業の方から
「インドネシアにおけるネット利用の特徴は?」
と聞かれることがあり、その参考データの一つとして、
今回の情報をご紹介したいと思います。

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「インドネシアの人々はどのような情報サイトを好むのか」、

その概要を報じた記事は、

「インドネシアのネチズン、若者はゴシップを追いかけ、年配者は宗教コンテンツを好む」“Netizen” Indonesia, yang Muda Buru Gosip, yang Tua Suka Konten Religius – Kompas.com(17 Maret 2016 | 07:08)

と題するもの。内容は以下の通りです。

インドネシアの都市部の人々は、情報をスマートフォン経由で楽しむ傾向にあることがわかった。割合は96%におよび、異なるメディア、例えばテレビ(91%)、新聞(31%)、ラジオ(15%)よりも多い結果となった。

このデータは、インドネシアデジタル協会(IDA)がバイドゥ・インドネシアのサポートを受けて、調査会社GfKによって実施された「オンラインメディアの消費研究」という題名の調査から発見された結果のうち、ほんの一部にすぎない。

さらに、GfKの消費者選択メディアディレクターであるRobin Muliady氏が語るところによれば、調査した11のカテゴリーのうち、「エンタメコンテンツ」と「社会問題」が、もっとも人気があると言う。この2つが一番大きな2大ジャンルとなっているのだ。

「エンタメコンテンツ」は、今回の調査対象の人々から最も探されていた情報で、割合は73%に達した。一方「社会問題」は2番めに大きな関心対象で、割合は70%だった。

「社会問題に関する争点、例えば先日発生したアプリ配車サービスに関する社会的デモなどは、人々が最も探しているコンテンツであるとの結果になりました」と、Robin氏は、3月16日にジャカルタで開催された、調査研究結果の説明会イベントで語った。
その2つのトピック以外には、「政治コンテンツ」が楽しまれて49%、「スポーツ」が48%、「宗教」が32%、そして「サイエンス・テクノロジー」が30%となった。

「美容・ファッション」や、「教育」、「ビジネス経済」、「休暇」、そして「趣味」などのジャンルは逆で、それぞれ30%未満に過ぎなかった。

一方で、若い人々は、軽い内容のコンテンツを好む傾向にあり、例えばそれは芸能人のゴシップ、映画情報などのコンテンツになる。

また、より年齢の高い層になると、よりシリアスなコンテンツ、例えば政治や社会問題、宗教などをより好むようだ。

「年齢から見てみると面白い結果になりました。宗教コンテンツは年齢を経るにつれて、よりアクセスされる傾向にあるようです」とRobin氏は語る。

性別から見てみると、女性の読者はエンタメや美容、ファッションなどのコンテンツをより好む傾向がある。一方で男性の場合、社会問題や政治、スポーツなどの情報によりアクセスするようだ。

「オンラインメディア消費の研究」という本調査は、GfKによって実施され、インドネシアの5大地方で2015年の10月から11月にかけて行われた。その場所は、ジャカルタ、ジャボデタベック、バンドゥン、スラバヤ、そしてスマランになる。この調査は、PCや携帯などに組み込まれたソフトウェアによって行われ、1521人のパネリストが回答し、そのうち775人には直接インタビューにも応じている。

この調査の目的の一つは、デジタル広告の地図を作成すること。つまり、広告を投下するのに最適な時間と最適なメディアを決める上で有益となるような調査結果になることだ。この調査はデジタルコンテンツの制作者の立場から見ても、「読者にとって最も最適なトピックは何か」を決めるのに役立つものだ。

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今回の調査結果について、前回ブログで紹介した記事は、「インドネシアで情報サイトが最もアクセスされるのは週末」という、なんとも「あたりまえ」な内容でした。

今回紹介した記事は、「年齢層と男女で見た時、好んでアクセスされるジャンルは何か」という視点。

インターネット市場を攻略したい企業にとっても、割と関心を持たれそうな内容となっています。

記事では調査結果の「概要」しか明かしていませんが、前回ブログで書いた通り、やはり、調査結果を詳細まで分析してみれば、もっと面白い結果が出てくるということなのかもしれません。

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インドネシアは広大で多様な社会。
都市部と地方とでも異なりますし、収入格差、世代格差なども大きく影響してきます。

したがって、本調査をもってインドネシアの全体の傾向だと言うことはできませんが、今回のデータで面白いのは政治や社会問題への関心が高いこと。

それに加えて「宗教コンテンツ」の存在ではないでしょうか?

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私自身、インドネシア語を使ってインドネシアの人々に向けてfacebookページを運営しているのですが、「生き方」に関するテーマは、意外なほど反響があったりします。

「生き方」は、記事中の「宗教コンテンツ」に含まれる内容になるはずで、私の体感値からすると、若い世代でも意外と反応があるように感じています。

いずれにしても、今回の調査は調査対象が都市部に限られており、調査対象となる標本数(対象者)の数も少ないので、限界はあります。でも、こうしたデータの積み重ねが、インドネシアのインターネット・マーケティングの向上に資するところは少なくないはず。

今後も引き続き、こうした調査が積み上がっていくことを期待したいです。

サムスル
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時の運と人の縁を極める日々の記録 】  渡邉 裕晃
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