【米国ヤフー研究所】テクノロジーに加えて社会科学系の研究にも進出!のワクワク

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私が尊敬する人物の一人、グーグル高広さんのブログで、
こんな記事を拝見しました。
■Yahoo! US 、研究所を設立?

読んでいて、わくわくしました。


これは、CNETの2007年5月10日の記事を題材としたものです。
記事は英語になりますが、こちら。
■Yahoo hires economics, sociology researchers | CNET News.com

高広さんが、ブログで、
米国Yahoo!が、テクノロジーではなく、社会科学系の研究所を作るとか。
そのために、経済学者・社会学者を雇いだしている、という話。
面白い。

と書いていらっしゃいますが、私も純粋に面白いなと感じました。
 
 
     □     □     □
 
 
非ネット業界の方々とお話をしているときに、
インターネットの仕事をしていると言うと、
「やはり技術とかプログラムとか、難しいことをやっているんですよね?」
と言われることが、ままあります。
でも私は、技術的なことには疎く、
もともと社会科学寄りの立場から関心をもって参入したという経緯があります。
 
 
     □     □     □
 
 
ただ、インターネットまわりの学問となると、
アカデミックな世界では、
どうしてもテクノロジー寄りの話が多かったような印象があります。
以前から、もっと社会科学系の見地からの研究が増えても良いのに・・・
という気がしていました。
だからこそ、
ヤフーが社会科学系の研究にも進出し、
経済学者や社会学者などを雇ったという記事を見て、
今後の可能性がとても楽しみに感じられます。
 
 
     □     □     □
 
 
アメリカの場合は、Yahoo! Researchが設立されており、
■Yahoo! Research
日本でも、ヤフー株式会社の組織内研究所として
Yahoo! JAPAN研究所という組織が、2007年4月1日付けで設立されています。
■Yahoo! JAPAN研究所
サイトによると、
「Yahoo! JAPAN研究所」は、インターネットと社会の関係性や、技術の進歩によるインターネットのさらなる可能性を調査・研究していくことで、インターネットの健全で豊かな発展に寄与することをめざします。

となっていて、
「Yahoo! JAPAN研究所」では、“利用者のニーズ”と“技術的なシーズ(種)”のふたつの領域で研究を展開します。
“利用者のニーズ”研究では、インターネット利用者にとってより良いインターネットの未来を開拓し続けるための知識基盤形成をミッション

としているそうです。
 
 
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以前、これを読んだ時、
「技術的なシーズ」とは別に「利用者のニーズ」という項目があるものの、
でも、やはりテクノロジー寄りになるのだろうな・・・という
感想をもっていました。
でも、今回、アメリカの研究所が、
具体的に、経済学者や社会学者などを雇ったということ。
そして、彼らのコメントを見ていて、
■経済学(R. Preston McAfeeさん)
“We’re not focused on immediate product development, but on where we see these markets going…(The Internet) is the next frontier of the application of market design in the real world.”

■社会学(Duncan Wattsさん)
said his areas of interest include “trying to understand how social networks and communities evolve over time, how people influence each others’ behavior and how people find things that are useful.”

■研究所の代表者(Prabhakar Raghavanさん)
“The viewpoint and way of thinking (of researchers) is different from people like myself who come from a computer science background.”

社会科学寄りの、かつ、「学問のための学問」ではない世界での研究が
いよいよ始まっていくのかと思うと、わくわくします。
 
 
     □     □     □
 
 
実は、私は、もともと経営者志望ではなく、
学者になりたいと思っていた人間です。
インターネットを社会科学寄りで見ていく方向で進めていたのですが、
ベンチャーの魅惑にはまり、学問の世界を断念、実業の世界へ
シフトしてしまいました。
(学問の世界でやっていけなかったというのもあるのですが:笑)
でも、当時は、やはりテクノロジー全盛で、
私が望むような、そういう素地がなかなかできていなかったんですよね。
(昔ある先生から「インターネットが本当に普及すると思っているのですか?」と
 聞かれた時は、さすがにびっくりしましたが)
経営者でありながら、
・日本マスコミュニケーション学会
・日本ベンチャー学会
に属している(名前だけ)のは、そのなごりだったりします。
 
 
     □     □     □
 
 
挫折経験に近い程、
ほとんどついていけなかったので、経歴にも書いていないのですが、
メディアを勉強したくて、大学院とかけもちで入っていたのが、
東大の社会情報研究所(旧:東大新聞研究所。現:大学院情報学環・学際情報学府に統合)。
いやぁ、懐かしくなりました。
そういえば、社会科学寄りに探求していた方の一人である、
東大の西垣通先生(岩波新書「マルチメディア」で著名)にお願いして、
ゼミ聴講させていただいたのも、良い思い出です・・・。
 
 
     □     □     □
 
 
私自身は、大学院時代は本当に劣等生でしたし、
もはや学問の世界にはついていけない頭になってしまった感もありますが、
こうした試みから、少しでも良い研究成果が発信されていくことを期待し、
また楽しみにもしています。
久しぶりにわくわくさせられるニュースでした。
まだまだインターネットは面白い。
 
 
 
 
 2007年5月16日            渡邉 裕晃
 
 
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