「ハーフはみんな悩みや辛さを抱えて生きている」って本当?

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私はインドネシアと日本のハーフです。
日本で過ごしていると、
初対面の人から時々聞かれることがあります。

こんなこと聞いて失礼だったらごめんなさい。

ハーフとして過ごされて、今までにご苦労とか、嫌な経験とか、そういうことを感じたりされてきたことはありますか?

と。

そんな時、「また来たか・・・」と思うことがあります。

聞かれて嫌な気分になっているわけではありません。
「ハーフって、悩みを抱えて生きている存在だと思われているのかな」と。

私の数少ない経験上、こういう質問をされるのは日本だけなのです。

ハーフ問題を取り上げたasahi.comのインタビュー記事より【画像:ハーフ問題を取り上げた、本日付けasahi.comのインタビュー記事より】


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今日の「asahi.com」で、こんなインタビューがアップされていました。

「ハーフ」新生児の50人に1人 外国人扱いに戸惑い:朝日新聞デジタル

日本とドイツのハーフで、
東京都在住のコラムニスト、サンドラ・ヘフェリンさんのインタビューです。
「日本人なのに外国人として扱われ、悩んできた一人」として、
「ハーフならではの困ったこと」を説明されています。

詳しくは、ぜひ上記インタビュー記事を
クリックして読んでいただきたいですが、
例えばこんな感じです。

サンドラ・ヘフェリンさんのasahi.comインタビューより【画像:サンドラ・ヘフェリンさんのasahi.comインタビューより】

     □     □     □

サンドラさんのコラムや書籍は読んだことがあり、
興味深い点も多く、へぇ・・・と感じる点もたくさんあります。

例えば・・・、

ハーフが美人なんて妄想ですから!! 困った「純ジャパ」との闘いの日々 (中公新書ラクレ)[Kindle版]

サンドラ・ヘフェリン 中央公論新社 2014-07-11
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とりわけ日本では、
「ハーフ=かっこいい or かわいい」というイメージがあるようで、
そんな中、サンドラさんの
「ハーフのみんながみんな、そうだというわけではないよ」との指摘。
これはとても大事なこと。

「え? あなた本当にハーフなの?」
 (心の声「外見がイマイチなのに・・・」)
 (心の声「英語できないのに・・・」)
って言われることは、ハーフにとって傷つく人もいるんだよ・・・って。

ハーフ問題を丁寧に紐解きながら、
そのように主張されるサンドラさんの功績は大きいです。

例えば、「ハーフなのに日本語しかできない」とか、
「ハーフなのに、外見がイマイチ・・・?」という人にとっては、
とても力づけられるものになっている気がします。

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でも、一方で、例えば私などは今まで生きてきて、
「ハーフとしての悩み」を感じたことがまったくなく、
ハーフならではの辛さ・・・というのも味わったことがないのです。

「ハーフゆえに悩んでいる人がいるらしい」
私がそのことを知ったのは中学一年生になってからです。

ハーフゆえにいじめられた・・・ということも無いし、
ハーフゆえに何らかの引け目を感じる・・・ということも無い。

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これには理由があって、
自分なりに分析をしてみれば・・・、

おそらくですが、私の場合、
「日本にいる時は、みんなから日本人だと思われて、
 インドネシアにいる時は、みんなからインドネシア人だと思われる」
 
ということが影響しているのだと思います。
(この数年で、そういうことがわかりました) 

それゆえに、ハーフなりの辛さ?が無かったのではないかと。

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でも、そもそも「ハーフ」という概念だったり、
「ハーフを特別視したりする傾向」というのは、
私の知るかぎり、日本に特有の現象ではないかと感じています。

世界を見れば、混ざっている人はたくさんいるし、
混ざっているから何か特別だということもないし。

だから、ハーフなりに引け目を感じている・・・という若者がいれば、
私は「海外に行ってごらん」と言ってみたいです。
いろいろな民族が集う国なんか、いいですよね。
きっと、違った世界が見えるから。

「ハーフを特別視する環境で生きているからこそ、
 困惑だったり、辛さだったりを感じるんじゃないの?」って
言ってみたいです。

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「ハーフ」として自己を認識するのではなくて、
あくまでも「自分」として自己を認識すること。
そうやって、自ら人生を切り開いていく姿勢こそが、
明るい未来を呼び寄せるはず! と私は思います。

これは何も、サンドラさんを批判しているわけではありません。

サンドラさんは、いわゆるハーフ問題を明るみに出してくれたこと、
ハーフなりの悩む人たちに気づきを与えていること。
これは素晴らしいことです。

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でも、私だったら・・・
さらにもう一歩進めて、

ハーフとしての認識にたって生きるだけでなく、
ハーフならではの環境を存分に活かしながら、
「自分」として世界に向かって前進していくこと。

その楽しさとやり甲斐を伝えていきたいな、と思います。

     □     □     □

4年前にインドネシアに移住しました。

せっかく日本だけでなくインドネシアにもゆかりがあるのだから、
両方を精一杯に生かしつつ、もっともっと広い視野で生きていきたい。
そう思ったからです。

日本とインドネシアを行ったり来たりしながら、
また、他のいろいろな国を移動しながら、
そうやって生きていくことが、私の理想です。

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もしハーフゆえに悩みを抱える人がいれば、
私はサンドラさんの書籍を勧めるでしょう。

でも、その次に、私だったら
「世界に出ろ! 個として生きよ!」と言いたいです。

このブログが、日本のハーフの皆さんに
少しでも刺激になればと願っています。

(参考:samsul.comブログから)
 
■2015年6月1日up
 ドキュメンタリー映画「ハーフ」のDVDが発売へ
■2014年4月3日up
 日本とインドネシアのハーフであることの面白さ(学生向け自己紹介の場面から)
■2014年10月8日up
 インドネシアと日本のハーフにたくさん会いたい
■2014年12月24日up
 インドネシアと日本のハーフ女性モデルとの奇跡的な出会い

サムスル
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時の運と人の縁を極める日々の記録 】  渡邉 裕晃
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