多様性の国インドネシアで、私が大切にしている子育ての原則

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「気づいて ほめて わけあおう
 素敵なちがい
 みんなの宝」

昨年末、日本に一時帰国中だった8歳の娘が書いた人権標語です。

日本の学校で課せられた宿題で、
みんなで市に提出するものだそう。

多様性の国インドネシアでの子育てをしてきて、
昨年10月で、3年目に突入しました。
私が子育てにあたって強く意識しているのが、
この「多様性」の原則。

トレイル:マラン・バトゥ【写真:東ジャワの高原を望んで】


     □     □     □

いきなりスラスラと標語が書けたわけではなく、
妻が娘と対話をしながら引き出していったようです。

「インドネシアで暮らしていて、それからまた日本に戻ってきて、
 2つの学校を過ごしてきて、どんな違いを感じる?」と。

娘いわく、
「インドネシアは、茶色の子も白い子もいるけど、
日本は、みんな白い子ばかり」と。

そこで妻が「その違いについてどう思う?」って。

そんな感じでインタビュー形式で導き出して、
そこから書かせた作品が上記のとおり。

     □     □     □

インドネシアには300とも500ともいわれる民族がいて、
みんなが「インドネシア語」という共通言語を公用語としつつも、
それぞれの民族ではそれぞれの固有の言語も使っていて。

ずばり、国民全体がバイリンガル、トリリンガルという国です。

(参考:samsul.comブログから)
 
■2017年9月17日up
 インドネシアは使用言語数が707言語と、世界で2番目に多い国!

■2015年11月25日up
 インドネシア語、英語、ジャワ語、日本語、中国語、マラン語の6つの言語に囲まれて過ごす海外生活

■2016年1月12日up
 ジャワ人は、なぜ公用語のインドネシア語ではなくジャワ語を使いたがるのか

このように複数言語や複数民族が一緒に同居しながら
一体となって過ごす空間は、
相手に同質性ばかりを求めるのでなくて、
自らがみんなに合わせていこうと配慮することも求められて。

必ずしも、インドネシアの全ての場面で、
それが貫徹されているわけではありませんが、
でも、この「多様性」を重んじる環境は、
実に素晴らしいものだと私は考えています。

     □     □     □

私が子育てにあたって大事にしたいことは、
この多様性を特殊なものとしてではなく、
本来的に所与のものとして認識してほしいということ。

特にそのように強く指導しているわけではなくて、
暮らす生活環境からして感じ取ってほしいし、
それが感じ取れる環境にあるはず!と思って育てています。

     □     □     □

で、今回の標語。

気づいて ほめて わけあおう
素敵なちがい
みんなの宝

親バカ発言かもしれませんが、
これほどまでに鋭敏に感じ取っているとは、
まったくもって予想外でした。

子供は育てるものではなくて育つもの。
環境は本当に大事だなと思いました。

     □     □     □

「●●人は●●だからね・・・」みたいな、
「国民性」や「民族性」のような議論は、
私ははっきり言って「くだらない」と思っていて、
こんな「ステレオタイプ思考」は、邪魔でしかないと思っています。

でも、いわゆる「地球型思考」というか、
「国民単位」や「民族単位」ではなくて、
「個単位」でしっかりと人と人とが敬意をもって対峙していく社会は、
いつかきっと来るはずだと信じています。

今から3世代くらいは時間がかかるでしょうかね。
あと100年後か・・・。

でも、子供たちにはそういう次世代の社会を見据えて生きて欲しい。

     □     □     □

そんな思いをもって子育てをしてきた私からすると、
今回の標語には驚きました。

未来に一石を投じる存在になってほしい。
そのことを改めて思うと共に、子育ての重要性を再認識した次第です。

変にカテゴライズして、十把ひとからげにしてモノを見る習慣は、
「百害あって一利なし」だと私は思います。
人間一人ひとりにそれぞれの価値があり、

「●●人」というようなくくりで、一括して見るようなものではないはず。
これからも、子供たちには多様性の中で生きることの意味と価値を
じっくりと教えていきたいなと。

というわけで、久しぶりの親ばか日記でした。

サムスル
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時の運と人の縁を極める日々の記録 】  渡邉 裕晃
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