あるお坊さんが自らの成長を達成できた理由

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先日、私が尊敬する、ある高名なお坊さんと、
お食事をさせていただく機会がありました。
日本の歴史や文化などを題材に、
教えられることばかりでした。


その話題は、とどまることを知らず、
過去から現在という時間軸だけでなく、
日本から海外へという空間軸、
あるいは、リアルの世界から心の世界まで・・・。
お話が大変うまい方で、
縦横無尽に語られるそのお姿には、
実に強く圧倒されるものがありました。
     □     □     □
そんな中、ある面白い話を教えてくれました。
先輩のお坊さんと、後輩の修行僧とがいて、
後輩思いの先輩は、
後輩の成長を願って、一生懸命に指導しているという関係。
先輩が「救われるから、ある念仏を唱えるように」と指導。
後輩は「そんなので救われるのですか?」と思うことなく、
ひたすら念仏を唱えたそうです。
     □     □     □
なぜか。
「救われたいから念仏を唱えた」のではなく、
尊敬する先輩から指導されたから、その通りにやってみた」のだそうです。
そしてそれは、
尊敬する先輩が、
自分の成長を願ってくれる先輩が、
自分の飛躍を考えてくれる先輩が、
自分のためを思って指導してくれたことだから。
だから、ひたすらやってみた。
そうしたら、ある時、急に、
自分から、自然と、悟りをひらいてしまった
、というのです。
     □     □     □
・それは、何のためにやるのか?
・これをやることでどんな成長が得られるのか?
・自分の成長に対して、どう役立つのか?
そう思う人もいるでしょう。
でも、そういうスタンスでは、
 少なくとも、仏教を理解するということは、できんのですわ・・・

そうおっしゃいます。
     □     □     □
「ビジネスの世界では、そういうスタンスでも、
 十分にやっていけるのかもしれないけれど・・・」
そんな感じでした。
でも私は、ビジネスの世界でも、同じだと思います。
     □     □     □
「最近の若手社員は、何でもかんでも、
 その意味だったり、何に役立つかとか聞いてくる。
 つべこべ言わずにやれっていうんだよなぁ・・・」
特にご年配の上司の方々の中には、
そんな思いを抱かれる方が少なくないと聞きます。
指導の仕方に問題があるということもあるでしょう。
「自分から育つ」タイプの人材に期待しすぎているということも
あるかもしれません。
     □     □     □
ただ、何でも意味や意義を見いだせないと行動に移せないという、
視野の狭い功利主義的なマインドになっていると、
何もできなくなってしまいます。
何も経験できなくなってしまいます。
何も学べなくなってしまいます。
結果として、成長できない負のスパイラルに陥ります。
     □     □     □
もしその指導が、
尊敬できない(無能な)上司によってもたらされたものであれば、
その意味を問いただす価値はあるでしょう。
でも、尊敬できる優秀な上司によって、
自らの成長を熟慮してくれた上での指導だったとしたら、
素直に実行していくことが、大切なのではないでしょうか。
経験から学べること、量を通じてわかること
そうしたことも、確実に存在するからです。
与えられたせっかくの教材を、
「私の成長に無意味な作業だ」と決めつければ、
自分で自分の成長の芽を摘み取ってしまっていることになります。
     □     □     □
私の記憶が正しければ、
親鸞は、こんなことを言っていたそうです。
「念仏をとなえれば、救われる」という表現は正確性を欠いている、と。
「念仏をとなえるぞ! と心から決意をして、
 それを実行しようと思い立った、まさにその時その瞬間、
 その人には救いが訪れているのだ」と。
私はここに、何かヒントが隠されているように思えてなりません。
 

(参考:samsul.comブログから)
 
■2007年3月25日up
 高名な住職に聞く「お坊さんに転職して成功する人」の条件


 
 
このコラムは、2007年8月29日に配信したメールマガジンを転載したものです。
 
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 2007年9月14日            渡邉 裕晃

 

 

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