迷ったら両方やってみる|オンとオフを分けず「自分の人生」を生きる

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先日、ある女性経営者の方とお話をしていたら、「取材で聞かれる質問で、とても困るものがある」という話を聞きました。

「どんなことですか?」

「不思議なくらい、よく聞かれるんですけど、仕事ができる女性は、オンとオフの切り分けがすごいはずだから、その秘訣を教えてくれって、聞かれるんですよ

「たしかに、それは困りますねぇ」

「渡邉さんだったら、わかりますよね? だって、オンかオフかなんて、いちいち考えないじゃないですか。しかも、オンとオフの切り分けなんて、難しいですよね」




オンとオフを区別しながら生きること

その女性社長はおっしゃいます。

「日々、家庭も仕事も、楽しくて仕方が無いと思って過ごしているわけで、いちいち、いまはオンだろうか、今はオフだろうかなんて、そんなこと考えたりしないですよ」と。

私自身、以前に取材を受けた際、同じような質問をされたことがあって、閉口したことがあります。おそらく「オンとオフ」という表現ではなく、「仕事とプライベート」という表現をしていたかと思います。私も本当に困りました。だって、一人の人間としての人生を日々一生懸命に歩んでいるだけで、両方が重なることだってあります。

だいたい、いちいち区別をして生きていたら、それこそ堅苦しい人生になってしまいそうです

「どちらが正解か」ではなく「どちらも正解」という問題

仕事を通じて成長する。その上で、どちらを強化すべきか迷うこともあると思います。オンとオフ、仕事とプライベートという話題を取り上げましたが、他に例えば、質を追うべきか、量を追うべきか、ということ。これも悩ましい点の一つかもしれません。

自分の能力を上げていくために、もし質を上げる努力をしようにも、量を経なければ、質も上がりません。
一方、量をこなすだけで、質を上げる努力をしなければ、単なる能無しの作業処理ロボットになってしまいます。

量は質に転化する・・・。たしかに量をこなすことで質は上がります。でも質を上げる努力を加えることで、もっと質は上がります。つまり、量も質も大事だということですね。

要はバランスの問題で、「両方を追いかければ良い」ということになります(厳密に言えば、「量をこなしつつ、質を上げる努力を忘れない」というのがベストなのでしょうが)。

つまり、「どちらが正解か」ではなく「どちらも正解」という問題なんですよね。

両方やってみよう、両方を試してみよう

オンとオフ、仕事とプライベートという話題についても、私は同様だと思うのです。要は、両方やれば良いだけのこと。どちらかではなく、両方とも、一生懸命に取り組めば良いのです。

「土日はいつも寝貯めしています」
そんな寂しいサラリーマンがいますが、両方とも、一生懸命に取り組もうと思えば、そうはならないのではないかと思います。

片方だけに邁進しているから、疲れ果ててしまうのではないでしょうか。
(先日、社員から「土日もいつもとと同じ時間に起きるようにしたら、なぜか疲れないんですよ」と報告を受けたのですが、それはそうでしょう)

うまくいかないのは、2つの切り分けができないから?

冒頭に挙げた「オンとオフの切り分け」にしてもそうです。

「うまくオンとオフの切り分けができないから、仕事もプライベートもうまくいかないんです・・・」
これは、単なる言い訳なのではないでしょうか。

「切り分けができないから、うまくいかない」
そう決め付ける前に、

「仕事できちんと努力をしていないのでは?」
「プライベートできちんと努力をしていないのでは?」

と自らに問い直すことから逃げないことが大事です。

いちいち区別して考えていたら、難しい人生になってしまいます。両方やりましょうよ。両方ともうまく進めたいのならば。私ならそう思います。

村上春樹さんが語ったこと

「両方ともやっていたら無理が来るのでは?」と思う人もいるかもしれません。でも、その時は、そうそう簡単にやって来るものではありません。また、一生懸命に取り組んで、「もう無理だ!」という時にこそ、それを打開する秘策が生まれてくるものなのです、大概の場合。

先日、作家の村上春樹さんの本に良い言葉が出ていました。

Pain is inevitable. Suffering is optional.
痛みは避けがたいが、苦しみはこちら次第。

両方頑張って、きつい、もうダメだ! という時が来たとして、「きつい」のは避けがたいが、「もうダメだ」とあきらめるか、「もっとうまい方法は無いか」と考えて前進するのか、それは自分次第だということですね。

両方やるから、その時が早く来るのです、きっと。

いちいち区別しようとしないで、迷ったら両方やってみる。せっかくの人生、前向きの姿勢を崩さないと共に、頭でっかちにならないことが大事なのだろうと私は思います。

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このコラムは、2007年11月3日に配信したメールマガジンを転載したものです。

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2007年11月19日            渡邉 裕晃

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