一時帰国をする度に痛感させられる「訪日外国人」の激増ぶり

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インドネシアに住んでいる私。現在、日本に一時帰国中です。

インドネシアには2013年9月から住み始めたので、もう4年が経過しました。ときどき日本に一時帰国するのですが、一時帰国するごとに痛感させられるのが、「訪日外国人」の激増ぶり。

まず、インドネシアから東京行きの国際線に乗る時。空港に着いた時。都内で電車に乗る時。そして都内を歩いている時・・・。どこにいても、最近本当に「訪日外国人」が増えたな・・・と。

「訪日外国人」が増えているというのは、ニュースで何度も耳にする事実ですが、これほどまでに肌感覚でも感じると、本当に時代が転換しているんだなと感じさせられます。

気になったので、あらためて「日本政府観光局(JNTO)」のデータを見てみました。ニュースでも目にしているデータですが、改めてじっくり見直してみると、「ほぉ・・・」と感慨深いですよ。

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日本政府観光局のデータを見てみると

まずは、総数で見てみます。世界中から日本を訪れた人たちの総数です。

■総数

2003年:5,211,725人(対前年比-0.5%)
2004年:6,137,905人(対前年比17.8%)
2005年:6,727,926人(対前年比9.6%)
2006年:7,334,077人(対前年比9.0%)
2007年:8,346,969人(対前年比13.8%)
2008年:8,350,835人(対前年比0.0%)
2009年:6,789,658人(対前年比-18.7%)
2010年:8,611,175人(対前年比26.8%)
2011年:6,218,752人(対前年比-27.8%)
2012年:8,358,105人(対前年比34.4%)
2013年:10,363,904人(対前年比24.0%)
2014年:13,413,467人(対前年比29.4%)
2015年:19,737,409人(対前年比47.1%)
2016年:24,039,700人(対前年比21.8%)

当初は横ばいですが、徐々に伸び始めて・・・でも2011年は東日本大震災の影響で大幅に減ります。

特徴的なのは震災後の飛躍的な伸び。パーセンテージを見れば、もうそれこそバブルですよ。2016年の数字は、震災で落ち込んだ2011年から見れば、実に3.86倍です。

「増えているけど、3倍くらいか・・・」と思う人もいるかもしれませんが、でも冷静に考えてみて下さい。この5年で3倍という数字。

1年生の時には30人学級だったのに、6年生になった時に新1年生を見たら、みんな150人学級になっていたら衝撃的ですよね? いや、これが適切な比喩でないことは承知していますが、でも、それくらいの異変が起きているということなんですよね。

アジアからの訪日客の動向は?

続いて、「アジアからの訪日客」で見てみます。

■アジア

2003年:3,511,513人(対前年比2.7%)
2004年:4,208,095人(対前年比19.8%)
2005年:4,627,478人(対前年比10.0%)
2006年:5,247,125人(対前年比13.4%)
2007年:6,130,283人(対前年比16.8%)
2008年:6,153,827人(対前年比0.4%)
2009年:4,814,001人(対前年比-21.8%)
2010年:6,528,432人(対前年比35.6%)
2011年:4,723,661人(対前年比-27.6%)
2012年:6,387,977人(対前年比35.2%)
2013年:8,115,789人(対前年比27.0%)
2014年:10,819,211人(対前年比33.3%)
2015年:16,645,843人(対前年比53.9%)
2016年:20,428,866人(対前年比22.7%)

動きとしては同じですね。当初は横ばいですが、徐々に伸び始めて・・・でも2011年は東日本大震災の影響で大幅に減ります。

そして同じく特徴的なのが震災後の飛躍的な伸びで、これまたバブル。2016年の数字は、震災で落ち込んだ2011年から見れば、実に4.32倍。「総数」で3.86倍でしたから、いかにアジアが元気かということがわかります。

インドネシアからの訪日客も激増中

そして最後に、インドネシアからの訪日客を見てみます。

■インドネシア

2003年:64,637人(対前年比16.1%)
2004年:55,259人(対前年比-14.5%)
2005年:58,974人(対前年比6.7%)
2006年:59,911人(対前年比1.6%)
2007年:64,178人(対前年比7.1%)
2008年:66,593人(対前年比3.8%)
2009年:63,617人(対前年比-4.5%)
2010年:80,632人(対前年比26.7%)
2011年:61,911人(対前年比-23.2%)
2012年:101,460人(対前年比63.9%)
2013年:136,797人(対前年比34.8%)
2014年:158,739人(対前年比16.0%)
2015年:205,083人(対前年比29.2%)
2016年:271,014人(対前年比32.1%)

これまた同じ動き。2016年は2011年の4.38倍にもなっています。「アジア」で4.32倍ですから、ほぼ近似値。若干上回っているのは、インドネシアが他のアジア圏と同様の動きを示しているか、あるいはちょっとだけ上回っているか・・・という印象です。

体感値とも一致する訪日客の激増ぶり

「インドネシア」に関して見る限り、私の体感値とも一致しています。インドネシアの知人を見てみても、日本に旅行に行く人が本当に増えました。しかも金持ちばかりが行くわけでなく、そうでない人でも「日本に行くことになったよ!」と言う人が増えています。「日本への旅行を検討中だ」と相談に来る件数も増えました。

私が初めてインドネシアに行ったのは今から41年前で、それからほぼ毎年往復しているのですが、昔は国際線に乗ると乗客は日本人だらけでした。でもこの2〜3年を見ると、ガルーダ・インドネシア航空に乗ってびっくりするのが乗客の多くがインドネシア人であるということです。「隔世の感」が半端ないです。

今回の一時帰国でもそう。特に東京や大阪にいると感じることですが、吉野家でご飯を食べていれば隣は旅行中のインドネシア人夫婦だし、駅前のスタバを見ればイスラムの3人組がいて、会話を聞いていたら明らかにインドネシア語。信号待ちをしていれば隣からインドネシア語が聞こえてきたり、新宿を歩いていたら知り合いのインドネシア人とばったり遭遇したりも・・・。

感覚値として体感していたことですが、きちんと統計データで見ると、こんなに伸びていたのかと改めて驚かされます。

単なるビジネスチャンスと矮小化せず、大きな変化の除幕と見るべき

これゆえに「ビジネスチャンスだ!」と大騒ぎするのは結構なのですが、私が注目したいのは直近のビジネスチャンスというよりも、これを契機に両国の移動と交流が増えることの将来的な価値ですね。

日本の若者にも、私は機会があれば「どんどん海外に行け!」と行っているのですが、やはり現地を肌で感じることの「刺激」が与えるものって本当に大きいと思うんですよね。それはその時その時で受ける刺激もありますが、5年後、10年後・・・にジワジワと与える影響もすごく大きいと思っています。

訪日客の激増は、これがもしポジティブな影響を彼らに与えるものであるかぎり(私はそう信じています)、5年後、10年後に与える刺激は、とんでもないものになっていると思います。

改めて、大いなる時代の転換点にいるんだな・・・ということを感じますね。まだまだ未来は楽しいものになる。「国境」とか「民族」とか、そういうものを取っ払って生きる人が増えてくれば、時代もさらに変わっていくはず。もっともっと常識や既成の枠を取っ払って生きることが大事になってくるに違いない! と私は思っています。

photo credit: visually_conscious Best experience in any city is to walk through it. via photopin (license)

サムスル
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時の運と人の縁を極める日々の記録 】  渡邉 裕晃
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