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人生目標の高さから始まる、法人営業の醍醐味
前回のコラムで、営業の話を引き合いに出しました。
| (参考:過去ブログ記事) ■2008年07月28日 「戦いの武器」で、実績を出すためのヒント http://www.samsul.com/2008/07/29/post_539.php |
そこで今回も、また別の角度から、営業の面白さについて
考えてみたいと思います。
私は縁あって24歳の時に、会社をスタートさせる機会に恵まれました。
それより前、ベンチャー企業でアルバイトをする中、
いろいろな経験をさせていただきましたが、
本格的な経験といえば、
ほとんどこの会社でしか経験がないに等しい状態です。
その間、私が経験しているのは、営業といっても法人営業のみ。
そこで法人営業に絞って、お話をしたいと思います。
□ □ □
「営業は辛い仕事だな」と感じている人もいるでしょう。
その反面、「営業は面白いな」と感じている人たちもいます。
いろいろな人たちがいて、私の身近でも、両方の方が存在します。
でも、仕事を前向きに楽しく取り組むには、後者であるべきです。
前者のスタンスで好成績を出すのは難しいはずです。
そして、後者であるために必要なことは、
目標を高くもつことだ、私は考えています。
□ □ □
誰もが、いつかは、辛いことや困難なことにぶつかります。
それに対して、
打ち破れて、なえてしまって、マイナススパイラルに陥るのか、
「なにくそっ」と思って、ポジティブに奮起をして、真っ向勝負を挑むのか、
その分岐点は、その人が抱く目標の高さにあるのだと思います。
例えば、
「アポイントを取る」とか「提案をする」とか、
そうした低い目標の場合、いつまでも実現できなければ、
次第に辛く感じられるようになってしまうのは目に見えています。
でも、例えば、
「営業で頑張って年間MVPを取るぞ」とか、
「起業に必要な経験を学び取るぞ」とか、
「この活動で、お客様以外のいろいろな人たちにもプラスを創出させよう」とか
そうした高い目標をもっている人の場合、
その程度でなえることは無いはずなのです。
なぜなら、その人にとって、
そこで味わった苦労や失敗は、まだまだ目標までの序盤戦に過ぎない事だから。
□ □ □
昔こんなことがありました。
ある異業種交流会で、私に名刺を差し出してきたおじさまがいます。
申し訳なさそうに、
「すみません、わたし、こういうの初めてなもので、
お名刺の交換をお願いしても良いですか?」と。
なんとなく、気になる存在でもあったので、
会社に遊びに行くことにしました。
□ □ □
田舎駅をおりたって、しばらく歩いたところに会社がありました。
起業して1~2年の有限会社の社長さん。
社員数はゼロ。小さなオフィスで、
4人のパートさんだけで会社をまわしていらっしゃいました。
私の会社は広告代理店。プロモーションのお手伝いがしたい。
でもこの会社さんの規模から言って、
まだまだ広告を使っての本格展開は難しそう・・・。
ただ、いろいろとお話をしている中で、なぜか気に入ってくれたようでした。
そこで言われたのが、このひとこと。
「渡邉君さぁ。こんなオフィスで、こんなことを言うと
びっくりするかもしれないけれど、実は会社を一気に大きくしたいんだ。
この4か月で20人を採用したい。いや、しなきゃいけないんだ。
渡邉君。そのためには、どうしたら良いかねぇ・・・」と。
□ □ □
悩みましたが、私なりに、
どこの会社の誰とつきあうべきか、どういう方法を進めるべきか、
アドバイスをさしあげ、また紹介もさしあげました。
でも、4か月で20人の自信はありませんでした。
(ベンチャーにとって採用は死活問題。誰でもOKというわけではありません)
結論からすると、この目標はクリアしました。
私の本業ではないので、お金のやり取りはありません。
でも、ものすごい勢いで、喜ばれました。
「渡邉君、やったぞ!」と。
間に入って頑張ってくれた、人材会社の優秀な担当者たちも、
「やりとげました!」と大喜び。今でも語り草になるプロジェクトです。
□ □ □
その後、この会社はどんどん成長を始め、
この20人のうち数人が、役員にまで就任しました。
会社の規模が大きくなるにつれて広告展開も本格的になり、
次第に広告予算も増大。
「えっ、こんなに予算かけて大丈夫ですか?」と聞く私に、
「うん、大丈夫になったんだ。そういう会社になったんだよ」と。
これは、私にとって、本当にうれしい一言でした。
□ □ □
「注文を取る」という低いレベルの目標だった場合、
「あ、この会社じゃ、だめだ」と、諦めて帰るのが普通です。
「無駄な時間だったなぁ」と。
でも、私にとっての目標は、もっと高いところにありました。
理想的すぎるほど高い目標。それは、
みんなに成長がもたらされるように、成長の縁を極大化すること。
これによって、会社が成長し、採用会社の人たちも前進し、
20人の人たちも活躍をとげるようになった。
その結果として、サムスルへの注文も増えていった。
この成長の循環。たまらない喜びです。
□ □ □
こうした理想を実現するのは、なかなか大変です。
こなさなくてはいけない量も多いですし、
無駄なことも多いかもしれません。
でも、だからこそ、実現できた時の喜びは、
まさに「望外」のものであり、
こうして築いた「結果」にこそ、
今までの苦労や失敗の数々が報われるというものです。
目標を高くもつ。
そうすると、やるべきことの多さに驚愕するかもしれません。
でも、それをしっかり見つめて、行動を継続していく。
それこそが、仕事で結果を創り、仕事を楽しめるようになるための、
最初の一歩だと、私は思うのです。
このコラムは、2008年6月18日に配信したメールマガジンを転載したものです。
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2008年7月30日 渡邉 裕晃

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