子供に第2外国語を学ばせる|正解だ!と思えたロンボク島での出来事

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家族をインドネシアに連れてきて4年目を迎えました。

当初は「子供をインドネシアに連れてくるなんて親のエゴかもしれませんよ」なんて、ひどいことも言われましたが、妻も子どもたちも、私が見る限りにおいては生活をエンジョイしている様子。ネイティブではないものの、子どもたちはインドネシア語で会話をすることができるまでになりました。

でも、「何のために子供に第二外国語を習わせるの?」という声があるのも事実。「英語ならわかるけど、英語以外の言語まで覚えさせるのって意味あるの?」って。

今回は、子供に第二外国語を学ばせることの意味について、ロンボク島で体験した出来事をまじえて書いてみます。




ローカルの子どもたちと会話ができるということ

先日、家族そろってインドネシアのロンボク島を訪問する機会がありました。「第2のバリ島」とも言われるリゾート地。ロンボク島のエリアにはいくつかの島がありますが、この写真は、人口1000人ちょっとのインドネシアの島「ギリ・グデ」島の海岸で撮ったものです。本当に美しい環境でした。

島で暮らす現地の純真無垢な子どもたちが集まってきて・・・。それにつられて息子も参戦。インドネシア語での会話が始まります。島の子どもたちは「えっ、君は日本から来たんだよね? なんでインドネシア語できるのーっ!」って嬉しそうに。

「インドネシア語を勉強していて良かったね」と思える瞬間

遠くから様子を見ていたら、現地の子どもたちが我が息子に熱心に語りかけていて。

「どこから来たの?」「趣味は?」「将来は何になりたいの? 警察官? 消防士?」とかとか・・・。

質問攻めされている息子も楽しそうでした。ホント、みんな素朴で良いな・・・。キラキラとした場面。きっと映像で録画していても、その場をきちんと収めることは不可能であっただろうな・・・と思えるような貴重な場所。

英語だけを勉強していたら、こんな奇跡のようなひとときは生まれないんですよね。もうこれだけでも「インドネシア語を勉強していてよかったね」って思うんです。

子供にインドネシア語を学ばせて何の意味がある?

たまに日本の方から聞かれるんですよ。
「子供にインドネシア語を学ばせて何になるんですか?」って。

いや、そんな直接的には聞かれませんが、なんとなくそんなニュアンスで。

そこには、もちろん含意されているわけです。
「そんな言語を学んでも意味ないでしょ」とか、「そんな時間があるなら英語を勉強すればいいのでは?」とか。

でも、それって効率優先社会の考え方ですよね?
そこで私が言いたいのは、「効率が良ければ万事OKなんですか?」という話。

英語ではなくて、あえてローカルな言語を学ぶことの意味

少なくても今回の場合、英語だけを勉強していたら、こんな奇跡のようなひとときは生まれないんですよ。人間と人間の間の関係性は、単なる効率の問題ではなくて・・・。

私は、子どもたちには三ヶ国語以上の言語を学ばせたいと思っています。少なくても、言語を覚えることのハードルを低く感じてほしくて。日本は、このあたりのハードルが高く設定されすぎているんです。

「相手との効率的なコミュニケーションとしての英語」に配慮が行き過ぎていて、現地の地元の言葉に寄り添うことの価値がなおざりにされていて。仮に今回の場面で、息子が英語が出来ていたとして・・・。それでは何の価値も無いんです。現地の子供達と寄り添うためには、現地のローカルな言語であってこそ近づくことができて。

南アフリカの大統領だったネルソン・マンデラは、こんなことを言っています。

相手が理解している言語で話しかければ、それは相手の頭に届く。しかし、相手の母語で話しかければ、それは相手の心にまで届く。

If you talk to a man in a language he understands, that goes to his head. If you talk to him in his own language, that goes to his heart.

ローカルな言語を学ぶことには、それだけの役割と意味がある。インドネシアで暮らして感じる実感からしても、私はそう考えています。

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今回、息子は自ら現地の子どもたちに近づいて、コミュニケーションに挑んでみたようでした。それも、自分が一定までインドネシア語ができていたこと。そしてまた、相手の子どもたちとしても、「この外国人は、少しはインドネシア語ができるらしいぞ」という理解があってこそのことなのかなと。

万国共通の英語は素晴らしいです。でも、わざわざそこでしか通じない言語を一生懸命に勉強したという事実が相手に与える印象って、ホントに大きいんです。だからこそ、冒頭で述べた通り「言語を覚えることのハードルを低く感じ」ることが大事だと思うんですよね。

そういう意味で言うと、まさに今回の写真に映る様子は、「子供にインドネシア語を学ばせて良かったなぁ」と思える瞬間でもありました。私は子供にはどんどん言語に触れさせるべき!と思っています。そうやって交流する感動を味わえることが大事かなと。

母国語が安定しないとか、いろいろな批判的な声があることは承知しています。でもそれは親がどれだけ子供に寄り添えるかということですよね。まだまだ子育て格闘の毎日です。

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時の運と人の縁を極める日々の記録 】  渡邉 裕晃
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