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朝の力に目覚めた男の爽やかさ
「早起きをしたい!」
「もっと早朝を活かして、毎日を充実化させたい!」
そういう声をとても多く聞きます。
実際、最近のアンケートデータを見ても、
いわゆる「朝活」に取り組みたいとする声が、
意外と多くのパーセンテージを占めているケースがあります。
早起きを推奨する書籍、俗に言う「早起き本」も、
たくさんの数が出版され、やはりコンスタントに売れているようです。
□ □ □
でも一方で、
「なかなか早起きできないんだよね・・・」
「何度か成功するけど、どうも眠くなってしまって続けられない」
そんな声も耳にします。
同じ「早起き」をテーマとする類似本が、
次から次へと出版され、しかも、いつまでも売れているということは、
逆に言えば、何度も挫折している人がいる証拠とも言えそうです。
そんな方にお届けしたいのが、
朝の力に目覚めてしまった、ある青年のお話です。
□ □ □
力に目覚めてしまった・・・、
つまり、もう早起きがやめられなくなってしまったということです。
「もともと朝に強かったのでは?」と思うかもしれません。
でも彼は元々、朝に無縁の男でした。
会社はフレックスで、
毎日昼過ぎにならないと出社しないような青年だったのです。
□ □ □
「なぜ早起きを続けられるように?」と聞いたところ、
「いやぁ、聞いて下さいよ。朝って、本当にすごいですね。
このメリットはありえない・・・」と。
メリットがあり得ないくらいに大きかったからだと彼は言います。
□ □ □
昼に出社しても許されるのに、毎日朝8時には出社。
「夜に問い合わせが来ちゃうから、朝早く行っても意味ないよ」
そんなふうに言う同僚たちを横目に、
朝からの仕事をスタートさせました。
たしかに夜に問い合わせをいただくことも多く、
やはり彼も心配していたようです。
ところが・・・。
□ □ □
「渡邉さん、聞いてください!
昔は仕事も忙しくて、いつまでも終わらず、
夜中のタクシー帰りとかだったんですが・・・、
早起きを始めてみたら、
ホントびっくりです。だって時間が余っちゃうんですよ。
仕事がはかどっちゃって、すごいスピードで片付くんです」
□ □ □
彼は激変しました。
昔は、何事にもズボラだったのに・・・、
「時間が余っちゃうから、すげーって思って、
なんか無性に新しいことを始めたくなっちゃったんです。
自分でも不思議です」
「今まで十年近く、早起きせずにいたことを悔やみました。
俺の十年を返してくれという感じです。メリットが多すぎて。
後輩を見ていて、早起きしない人がいたら、
お前、馬鹿なんじゃないかとすら思いますね」
「よく遅刻ギリギリでセーフっ!とか言ってる人いますけど、
早朝から取り組む効率を考えれば、
ちっとも、人生のセーフじゃないのに・・・と思ったりもします。
もったいないですよ」
□ □ □
いつも夜遅く、食生活も不規則で、
家庭のこともしないし、いつも疲れていた彼。
「新しいことにチャレンジする時間ができて、
いま、英語の勉強を始めているんです。これがまた面白くて・・。
海外の方と触れる機会を増やしたくなって、
増やしてみたら、聞き取れることが多くて、これまた面白くて」
「いろんなことができる気がしてきちゃって、
家のこともいろいろ始めちゃいました。育児がすごく楽しいんです!」
「不思議ですよね。ご飯がすごくおいしいんです」
「今まで、自分、何をやっていたんですかね。
昔より、いろんなことができちゃうんです。感動も増えて。
たぶん、ものすごく効率の悪い生活だったんでしょうね・・・」
もう、違う人とすりかわってしまったくらいの激変です。
□ □ □
朝を活かして規則正しく過ごすということは、
ある意味で、
「動物としての人間」にかなうスタイルです。
最初は「頑張る」必要があるかもしれませんが、
動物としての基本リズムに適うスタイルである以上、
結局は、
日々を楽に、かつ、高効率に過ごせるようになるんですよね。
それはまた、
「努力が結果に結びつきやすい体質になる」とも言えそうです。
□ □ □
トリンプの元社長で知名度の高い、吉越浩一郎さんは、
近著「問題は、ビジネスセンスを磨くことだ! 」の中で、
こんな趣旨のことをおっしゃっています。
昼間時間帯に、会社に導入した「がんばるタイム」。
一定時間は完全に黙って集中して作業をするという社内の仕組み。
これは、早朝の集中の高効率を、昼にも導入しようとして考えたもの。
朝のすごさを昼にも適用すれば、ものすごい効率になるはずということは、
朝のすごさを知っている人にはきっとわかるはず、と。
【書籍「問題は、ビジネスセンスを磨くことだ!」】
朝は凄い。
逆にいえば、「朝を活かした方が楽になれる」とも言えます。
□ □ □
「早起きしたいけど、なかなか早起きが出来ない」
そういう方にお勧めしたいのは、
こうしたメリットを感じる体験を一つでも多く積むこと。
メリットを味わっている人たちと少しでも知りあうこと。
メリットが大きいならば、それを続けない理由がないからです。
□ □ □
「早起きしたら、なんか無性に新しいことを始めたくなっちゃった」
そこまでくればしめたもの。
新しいことを始めれば、新しい刺激と新しい世界が待っています。
仕事も遊びもどんどん楽しくなっていきます。
朝の活用、ぜひ考えてみませんか?
| (参考:過去ブログ記事) ■2008年04月26日 朝の有効活用は、なぜ人に差をつけるのか(1) http://www.samsul.com/column/post-462.php ■2008年04月27日 |
このコラムは、2010年5月13日に配信したメールマガジンを転載したものです。
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2010年5月15日 渡邉 裕晃

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