「何を書くか」より「誰が書くか」が大事になってきたという問題

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「本を書きたい」という人は多いですが、
出版社のホンネからすれば、「書きたい本」より「売れる本」なんですよね。
私も、著者のハシクレとして1冊だけ本を出したことがありますが、
実はその前にも、もう1冊、進行中の案件がありました。
私が日本で経営者をしていた頃は、
出版社の編集者さんとのやりとりは他にもあって、
「なるほど、出版のマーケティングはこうなっているのか」と
大いに勉強させられたことを、思い出します。
「我が社では、基本的には著者の方には書かないでもらっています」
そんなことを聞いて「へぇ!!!」なんてことも。
Kindle and a book
Kindle and a book / mobilyazilar


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出版社からすれば「書きたい本」より「売れる本」が大事なのです。
たしかに、それは当たり前ですよね。
出版社はビジネスでやっています。
「読者からお金をもらう」というビジネスモデルである以上、
「読者が買いたくなる本」が重要。
「著者が書きたい本」が、「読者が買いたくなる本」とイコールになれば良いですが、
必ずしもそうとは言えません。
仮に「著者が書きたい本」を出したとして、
もしそれが「読者が買いたくなる本」でなかったとしたら、
その分、赤字が積み上がっていくだけです。
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読者の視点を考えた時、大事になるのは
「何を書くか」より、「誰が書くか」ということ。
書いてある内容の「質」も重要ですが、誰が書いているかということ。
もっと言えば、どんな専門性をもった人が書いているか。
さらにわかりやすく言えば、
その人に、そのテーマを書く必然性があるか、という問題です。
例えば、インドネシアに詳しい人が書いたインドネシア本であれば良いでしょう。
でも、もしインドネシアと何のゆかりもない人が書いたインドネシア本であれば、
読者としては、敬遠してしまうのではないでしょうか。
はい、インドネシアにゆかりのある著者が書いた本はこちら!(宣伝)

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はい。
で、これは本の出版だけでなく、ブログについても同じことが言えるはずなんです。
「書いている内容」も大事ですが、ブログについても同様に、
「誰が書いているか」が、より大事になってきたのだと感じます。
知名度の低い人が書き続けた日記ブログ。
たとえコツコツやってきたとしても・・・、
ある時、知名度の高い人が新たにブログに参入してくれば、
あっという間にPVで負けてしまうはず。
だから、本でもブログでもそうですが、
もし出版を実現させたい、PVを増やしていきたいと思うならば、

・自分でなければ書けないことは何か。
・そのテーマを自分が書くことの必然性はあるか。

この視点が重要だと思うのです。
もっと言えば、ブログ以外で業績なり知名度をあげてから
ブログに入っていくこと。
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質で勝てないなら量で勝つ。
これも一つのやり方です。
私の知っているケースでも、
いきなり「1日10更新」でブログ界に参入し、
それを貫いた人がいます。そしてずっと継続できた。
みんな驚きますよね。1日10更新を続ける・・・。
そんなケースはなかなかありません。
それだけのことを継続できる人って、どんな人だろう?
そんな注目が集まるのは不思議ではありません。
あっという間にPVを集め、ブログ関連での受賞を果たし、
今月に入り、NHKの教育テレビでも取り上げられるに至りました。
(ただ数をこなしただけでなく、
 もともと映像分野での才能をお持ちだったことも大きく影響しているのですが)
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私自身、もっともっとブログを強化していきたいと思う中で、
どうしたらいいだろうかとよく考えます。
そこで「あ、本の出版と同じかも・・・」と思ったのです。
「何を書くかより、誰が書くか」が重要になっていることをふまえると、
いたずらに自分の意見を開陳するよりも、
「自分ならでは必然性」である「インドネシアで家族在住」をふまえるべきだと。
そこで考えたのが、もっともっとインドネシアのことを伝えること。
日本の人に興味がありそうなテーマを選び、
自分の意見をそえて伝えること。
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結果は明らかで、ブログのPVは増えました。
ツイッターでリツイートされることが増え、
Facebookでも「いいね」「シェア」が増えました。
本当は、自分の考えや意見を書いていきたい。
本の紹介や、グルメの紹介、旅の紹介もしたい。
インドネシア以外のことも書いていきたい。
でも、読者の需要を考えれば、
「自分ならでは必然性」である
「インドネシアで家族在住」をふまえるべきだと。
あるいは、「日本とインドネシアというハーフ」として、どう世界を見ているか。
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思っていた通り、PVは明らかに増えました。
でも、まだまだ伸ばしていきたい! と思っています。
なぜなら、インドネシアに対する誤解は、まだまだたくさんあるから。
もちろんインドネシア以外のテーマについても
語りたいことはたくさんあります。
日本では、なぜそんなに「国籍」に縛られた言説が多いのだろう?とか。
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でも、「何を書くか」より、「誰が書くか」が重要だと思えば、
まずは「自分ならでは必然性」であること、
つまり、数が少ない「インドネシアで家族在住」をポイントにしようと。
「日本とインドネシアというハーフ」として世界をどう見ているかを語ろうと。
まずはそこで一定の評価をしてもらってからかなと。
その段階を経て、ようやくインドネシア以外の分野においても
自分の意見が読まれるようになるのではないか。
そう思うのです。
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というわけで、
「本を出したい」
「ブログのPVを上げたい」
「ソーシャルメディアでいいねを増やしたい」
そんな方は、ぜひ、このマーケティング思考をふまえて
再考してみることをオススメします。
私自身、ちょっとスタンスを変えただけでも、
明らかにブログのPVが変わり、
明らかにFacebookのいいねとシェアが変わり、
明らかにTwitterのいいねとリツイートが変わりました。
何らかの参考になれば幸いです。
ちなみに、私が出した共著の本はこちら。
宣伝でした・・・(汗)

サムスル
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時の運と人の縁を極める日々の記録 】  渡邉 裕晃
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