一歩踏み出す勇気と行動力(ひるまない心から始まる人生変革)

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会社を経営してきて不思議に感じたことがいくつかあるのですが、「人の行動力」もその一つです。
例えば、学生さんから「御社は来年は新卒を募集していますか」というメールが来たとします。
「あいにく今回は正式募集はしていません」と伝えると、返事が無いのです。
もし本当に興味のある会社であれば、もっと突っ込んで尋ねるべきでしょう。
「会社説明会を実施されないのであれば、ぜひいくつかお尋ねしたいことがあるので、御社の見学をさせて下さい」とか、いろいろアプローチする手段は考えつくと思います。
私自身、自社で新卒採用を実施して感じたことでもありました。
みんな優秀そうなのですが、ほとんどの人たちの行動が、とても整然としているのです。


 
 
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同じネット広告業界の古参の方と話していても、同じような話になったことがあります。
「正式募集はしていなくても、でも会社を見せてくれ。アルバイトでも良いから入れてくれ!」という若者が減った、と言うのです。
思えば、ネットビジネスの勃興期には、そんな元気な若者がたくさんいたものです。
私の会社の創業期にも、社員ゼロであるにもかかわらず、「募集していないとしても、一度、面談だけしてくれ!」という元気な若者が何人か来ました。
当時は長期に渡って給与を支給するだけの責任がもてなかったので、「ごめんなさい」ということになりましたが、そういう元気さは、とても大事だと思うのです。
これは若さゆえの特権です。
 
 
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若さゆえに許される一歩。
これは「若さゆえに行使できる権利」と言っても良いでしょう。
何事も無い人生を過ごすので充分だというのであれば必要ありませんが、
何事かを成し遂げたいと思うなら、ぜひ若いうちに行使すべきものだと思います。
学生さんを見ていると、「社長」というものを、とても上の存在として見る人が多いことに驚きました。
でも、同じ人間なのです。
それなりの準備があれば、会ってくれるのです。
準備不足であったとしても、準備ゼロでなければ、若さゆえに許されることもあります。
 
 
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私自身の経験をお話しします。
むかし書店で、上場企業の創業社長が本を見ているのを発見し、突撃で声をかけたことがあります。
私が学生の頃でした。
意味も無く「ぜひ訪問したい」と言ってみました。
今から思うと無謀ですね。
もちろん「目的は?」と尋ねられました。
ただいろいろなお話をうかがって刺激やヒントをもらいたいという気もちだけで一杯だったので、大した答えはできませんでした。
でも数日後「ぜひ今度、社長室に遊びにきてください」と連絡を受けました。

(参考:過去ブログ記事)
 
■2008年7月13日up
 23歳だった私が、米マイクロソフト元副社長から声をかけられた理由

 
 
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学生時代にめぐりあった、現在の師となる社長さん方も、もとは私が無謀にも突撃して「アルバイト何か無いですか?」と尋ねて知り会ったり紹介されたりしてめぐりあった方が多いです。その結果、たくさんの勉強ができました。
学生の身分でありながら、なぜお付き合いいただけたのか、最近になってから教えてもらったところ「ちょっと話していたら、同じ匂いがしたからだよ」とおっしゃってくれた方もいます。逆に言えば「何も無かった」のかもしれません(笑)。でも、「えいやっ、という一歩」からのめぐりあいが、たくさんの学びをもたらしてくれたのです。
 
 
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「正式な募集をしていないから応募を諦める」とか、
「明確な指示が無いから何もしない」とか・・・。
何かどこか変ではないでしょうか。
というか、人生、あまりにももったいないのではないでしょうか。
一歩踏み出す勇気と行動力
これは、人生を変革させるためのキーワードだと思います。
恥ずかしくても良いのです。まずは前へ進むこと
 
 
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以前、大阪の料理店でめぐりあった経営者の方から、初対面ながら教えていただいたことがあります。
(これまた、はからずも、ある日本の大富豪と歴史を共にされた方なのですが)

「経営者は、どんなことがあっても、いつも必ず半歩でも良いから前に進むことが大事なんだよ」

これは「経営者」だけでなく、
もし貪欲に未来を歩もうとするのであれば、
「学生」であっても重要な行動指針ではないでしょうか。
恥をかきながらも行動すること。
失敗したらとりかえせば良いわけですし、そういう意味でも、若い人ほど有利なのです。
 
 
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私は先日、偶然にも、ある世界的に高名なリゾートホテルの創業者夫妻にお目にかかる機会がありました。
世界に冠たるアマンリゾーツのCEO、エイドリアン、ゼッカーさんです。
多忙ゆえにいつも飛行機に乗っていることから、「雲の上に住む男」とも言われる方です。
私が20代のうちにお会いすることはないだろうと思っていた、憧れの人物です。
何か用件があるわけでもなく、夫妻もバケーションで来たとのことだったので邪魔をするわけにもいきません。
でも「ここで会わなければ!」と思いました。
ホテルの支配人に「会わせてくれ」とお願いし、特別にご紹介いただくことができました。
わずかな時間ではありましたが、とても気さくなおじさまでありました。
 
アマンリゾーツのエイドリアン・ゼッカー夫妻と我々夫婦
【写真:ゼッカー夫妻と我々夫婦】
 
お返事がいただけないかもしれませんが、期待半分で、翌日、フロントマネージャーに、お礼の手紙も渡してもらいました。何も無いかもしれませんが、でも、これを機に何かがあると良いな、と言うよりも、何かを起こしたいという気持ちでわくわくしています。
 
 
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恥ずかしくても良いから一歩前に進んでみる。
レールがなければ、自分で敷く。
レールがなければ、自分で歩く。
そして、ひるまない。
そんな気概の積み重ねが、きっといつの日か、知らぬ間に自分の財産になってくるように思うのです。

(参考:samsul.comブログから)
 
■2006年8月15日up(森田健作さんの事例から)
 実現のための第一歩は、とにかく始めること

 
このコラムは、2004年8月に配信したメールマガジンを一部追記して転載したものです。
 
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