今回のコラムは、以前に書いたコラムの続きになります。
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ぜひ、こちらをご覧下さい。
(参考:samsul.comブログから) ■2008年1月24日up 有益な自己紹介にするために(自己紹介は自ら「創る」ことができる1) ■2008年01月25日up 表層の自分PRと根源の自分PR(自己紹介は自ら「創る」ことができる2) |
さて、今回のテーマ、これで締めくくりです。
自己紹介。
たかが自己紹介、されど自己紹介。
ただみんなに伝えるためだけでなく、
ぜひ自分にとって有益となるものとしましょうよ、
そんな話をさせていただきました。
自己紹介を深く真剣に考えることは、
いろいろな発見をもたらしますよ、と。
□ □ □
そして今回は、もう一つの視点。
前回は、深く掘り下げる視点について考えましたが、
自分にとって有益となるものとするため、
もう一つ、未来を見るという視点を加えたいと思います。
そう、自分の自己紹介をつくりあげることで、
未来の自分を創ることができるのです。
□ □ □
一般的に自己紹介を考えるとき、
自分の現状をとらえて自己紹介をつくるのが普通です。
でも、自分の将来像をとらえて自己紹介をつくること、
試したことはあるでしょうか。
現在の自己紹介だけでなく、
3年後の自己紹介、5年後の自己紹介、
10年後の自己紹介を考えてみるのです。
□ □ □
例えば、3年以内に社労士になりたい人であれば、
人前で、このように話すところをイメージします。
「みなさん、はじめまして。
私は先日、社労士試験に合格しまして、
●●をやっています・・・」とか。
あるいは、来年、どこか憧れの企業に入社したいなら、
「みなさん、こんにちは!
私は●●(憧れの企業)の営業部1年目で、
朝から晩まで、仕事を覚えるために、
毎日を無我夢中で必死に生きています!・・・」とか。
□ □ □
これ、何度もイメージしていくと、
必ずどこかで、引っ掛かりを覚えるようになるはずです。
すると、こう思わざるを得なくなります。
・今のままだと難しいかも。では何をすれば良いだろう? ・ちょっと不自然だな。もっと何かができていないと。 では、明日から何にとりかかろう? ・もっと実績を積まないと、いきなりそこにはたどりつけないな。 ならば、もっといろいろ取り組まなければ! |
□ □ □
未来の自己をつくる自己紹介。
こうした視点で自分を見つめることができた時、
成長に飛躍がつかない方がおかしいのです。
本当かなぁと思う方がいるかもしれません。
でも、例えば私の先輩には、
これによって現実を変えたという方が実際にいるのです。
(就職活動1年前にこれを実行して自己変革を実現した結果、
就職活動の自己紹介で、すごい実績を入れ込むことができ、
人事担当者を驚かせるようなアピールができてしまったのです)
□ □ □
特に学生の皆さん。
自己紹介を考えるとき、小さな視点でまとまらないで下さい。
|
企業にとって、どちらが有能な人間だと思うでしょうか?
どちらの方が、人間的成長を遂げる可能性が高いでしょうか?
自己紹介。本当に深いテーマです。
現状に満足する自己紹介ではなく、
未来を志向し、未来に結果を創り上げるような、
そんな自己紹介でありたいものですよね。
【このテーマ:おわり】
このコラムは、2007年12月19日に配信したメールマガジンを転載したものです。
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2008年1月27日 渡邉 裕晃
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