インドネシア配車アプリ|業界内の対立が深刻化するまでの急成長!

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ジャカルタでデモが行われるとの情報が入ってきました

ゴジェック(Go-Jek)、グラブ(Grab)、Uber(ウーバー)など、この数年で急速に成長している配車アプリ事業。スマホアプリでの予約が可能な交通機関のサービスですが、そのすさまじいほどの快進撃を快く思わない、いわゆる旧勢力からの抗議という内容です。

「新たなイノベーション」という反面で、旧来からのタクシー業界からの反発も深刻化。この先、どうなっていくのでしょうか?

現地の代表メディア、Kompasが次のような記事で詳細を報じています。

「数千の公共交通機関の運転手が、スマホアプリによる交通機関の問題でデモへ」Ribuan Sopir Angkutan Umum Unjuk Rasa soal Angkutan Berbasis Aplikasi – Kompas.com(14 Maret 2016 | 07:10)

「数千の公共交通機関の運転手が、スマホアプリによる交通機関の問題でデモへ」とのKompas記事より【画像:「数千の公共交通機関の運転手が、スマホアプリによる交通機関の問題でデモへ」とのKompas記事より】


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記事の内容は次の通り。

デモが実施される前の記事なので、記事の内容自体は簡潔です。

陸上交通運転手協会(PPAD)に所属する公共交通機関の運転手、約2000人は、3月14日の朝、大統領宮殿、ジャカルタ市庁舎、そして通信情報省、合計3ヶ所でのデモを行うことを予定している。

彼らが伝えたい抗議は、ジョコウィ大統領と、ジャカルタ州知事のバスキ・チャハヤ・プルナマ(通称:アホック)に向けられている。スマホアプリでサービス提供される、黒ナンバー(自家用車)の運送機関が激増していることについての抗議だ。

首都警察の法施行交通総局の副所長であるBudiyanto氏によれば、デモは9時頃に市庁舎で始まる予定だ。そこで彼らはアホック州知事に会う15人をすでに準備している。

「そこでは代表者が車やバイクの年数についてを定めた2014年地方条例第5条の改正についての願いを伝えることになっている」と、Budiyanto氏は3月13日に文書で説明している。

市庁舎からスタートするデモは、モナス(独立記念塔)を経て大統領宮殿へ移動する予定だ。大統領宮殿では、彼らはジョコウィ大統領、Pratikno官房長官との面談を求めることになる。

「彼らは政府に対し、大統領令の発動を強く求めている。それは、かつては2009年規則第22条によって規制されていた、交通機関についての問題を整備するためのものだ」とBudiyanto氏は語る。

法施行交通総局のデータによると、デモに参加する予定の運転手の内訳は、800人のタクシー運転手、200人のバス運転手、800人のミニバス運転手から構成されている。彼らはこのデモは平和裏に行うことを約束している。

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今までのブログでも書いてきた通り、インドネシアではスマホアプリによる交通サービスが急速に普及。

まだ都市部だけに限定されていますが、例えばジャカルタに行けば、Go-JekやGrabTaxiなど、街のいたるところで見ることができます。

旧勢力からの不満は以前から続いており、その影響か、昨年12月には、インドネシア運輸省がGo-Jekを禁止にするなどという騒動もありました。

Go-Jek等のバイクタクシー配車アプリを政府が禁止、でも翌日また撤回というインドネシアの珍騒動
急成長する配車アプリ、そして商圏を脅かされつつある旧勢力とのせめぎあい・・・。 昨日、12月17日の夜、インドネシアで衝撃的なニュース...

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ところが、直後にジョコウィ大統領による介入で、即座に撤回へ。

ジョコウィ大統領は「デジタルビジネスによる経済成長」をとなえ、管轄するインドネシア情報通信省も、「Go-Jekのようなベンチャーをどんどん育成する!」と明言。

「10億ドル超のベンチャーを生み出す!」とのインドネシア政府の野心
「デジタル産業で経済促進を目指す」という姿勢を見せるインドネシア。 現在のジョコウィ政権になってから、とりわけ昨年後半に入ってから目立...

スマホによるタクシーやバイクタクシーの手配は本当に便利で、衰退する気配がありません。彼らに市場シェアを取られる一方の旧勢力からすればそれなりの危機感を抱いていることも不思議ではありません。

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旧勢力からの抵抗が、今回のデモで終わることはないでしょう。

デモの結果、どのような反応が起きるのか。

ジョコウィ大統領や、アホック知事は彼らと面会するのかどうか。
(別の記事によれば、面会拒否の可能性もあるとのこと)

もし面会が実現したとしたら、どのような会談を行うことになり、彼らがそれぞれどのようなメッセージを発することになるのか。

小さなデモ・・・かもしれませんが、将来に向けての見逃せない反応が出てくるかもしれません。注目すべきことがあれば、またブログでご紹介したいと思います。

■午前11:30追記:
もはやGo-jek等のアプリ配車サービスの成長をとめることはできないので、ジョコウィやアホックがどのような対応をするのかが注目されます。

特にジョコウィ大統領の場合、今までの行動を見てみると、あらゆる全方位に向けて声をかけて、「まぁ、まぁ」と納得させることに意外と長けている感覚があり、余計に注目しておきたいところです。

■参考:このテーマに関連するブログ記事です。こちらも、どうぞ。

Go-Jek等のバイクタクシー配車アプリを政府が禁止、でも翌日また撤回というインドネシアの珍騒動
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