【勉強会】ネットマーケティング業界で注目の新領域「CGM」について

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2月22日付けの日本経済新聞で、
とっても小さな記事ですが、
興味をそそられた内容がありました。
「ブログなど参加型サイト、閲覧時間が急拡大」というもの。
今回の記事によれば、
家庭からのアクセス状況を分析、類推した結果として、
サイト閲覧時間の25%近くが、
CGMへのアクセス
であることが判明したようです。
(記事全文は、本ブログの一番下に掲載しておきます)
CGM(Consumer Generated Media)は、
直訳すれば、「消費者によって生成されたメディア」となります。
ブログやSNS(mixiやGREEなど)、
口コミや動画などを投稿するタイプのサイトなど、
一般ユーザーが情報発信することで成立するサイトのことを指します。
これらの閲覧時間が急速に増えているということですね。
 

CGMマーケティング 消費者集合体を味方にする技術

伊地知 晋一 ソフトバンククリエイティブ 2006-12-16
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by ヨメレバ


私の身の回りを見ても、
ブログを頑張っている人は少なくないですし、
あまりネットに接続していなかったのに、
mixiを薦めたら急速にのめりこむようになった人もいます。
そのような傾向もあり、
私たち、ネット広告の業界にいる者として、
以前から注目を寄せているものの一つが、このCGMです。
企業としても、より効果的な広告展開をはかる上で、
CGMは無視できない存在になりつつあります。
 
 
       □     □     □
 
 
ちょうど昨日、
このCGMをテーマとする勉強会に参加してきました。
「CGMマーケティングの新潮流」と題するイベント。
この分野での先駆的存在である、
株式会社EAさんのコーディネートによるもので、
業界関係者、約60名の方々が出席されていました。
 
EA副社長の松本拓也さんのプレゼン"
【写真:EA副社長の松本拓也さんのプレゼン】
 
今回のゲストスピーカーは、2名。
(1)ゼロスタートコミュニケーションズ専務取締役 伊地知 晋一様
(2)アジャイルメディア・ネットワーク代表取締役 坂和 敏様
 
ゼロスタートコミュニケーションズ専務取締役の伊地知晋一さんのプレゼン"
【写真:ゼロスタートコミュニケーションズ専務取締役の伊地知晋一さんのプレゼン】
ゼロスタートコミュニケーションズの伊地知さんは、
ライブドアで副社長までつとめられた方。
ライブドアブログや、ライブドア流の広報スタイルをつくりあげた方です。
あの「ホリエナジー」も、伊地知さんによる開発だったようで、
アイディア力と実行力のある方なのだと思います。
昨年12月に発売された著書、
CGMマーケティング」に準拠したプレゼンでした。
CGMの基本から、丁寧に整理された本だと思います。
CGM関連ツールをある程度使ってからの方がわかりやすい本ですが、
インターネット全般、実際に使ってみないとわかりにくいということが多いですね。
そういう意味では、実際にCGMを使ってみた上で、
そもそもCGMってどんな可能性があるのだろう?
と、振り返るための基本書
として、おすすめしたいと思います。
詳細については、書籍に譲るとして、
興味を引いたのは、
これもまた伊地知さんが手がけられたCGM、
ライブドア・ネットアニメから誕生した「やわらか戦車」の事例です。
 
伊地知さんがライブドア時代に大成功させたCGM「やわらか戦車」の事例紹介"
【写真:伊地知さんがライブドア時代に大成功させたCGM「やわらか戦車」の事例紹介】
まずは、だまって、見てみて下さい(笑)。
音楽つきで、全9話あります。
やわらか戦車:退却司令室
http://anime.livedoor.com/yawaraka
「電車男」との共通点も多いかと思いますが、
CGMの特徴として、
個人の力が発端で、
みんなが支援をしていきながら、
次第に広まっていき、
それゆえにロイヤリティーが大きくなっていくというスタイル。
広告予算ゼロであるにもかかわらず、
大手企業を含め13社もの商品化オファーが集まり、
その結果、キャラクターグッズ流通総額が10億円を突破した
というのは、
すごい話です。
CGMの潜在力と、今後の可能性とを感じさせるお話でした。
 
 
       □     □     □
 
 
続いては、
アジャイルメディア・ネットワーク代表取締役の坂和さんのスピーチです。
 
アジャイルメディア・ネットワーク社長の坂和敏さんのプレゼン"
【写真:アジャイルメディア・ネットワーク社長の坂和敏さんのプレゼン】
まだ2月13日に起業されたばかりの新しい会社です。
ちょうどこの日の日経産業新聞で大きく取り上げられていた新サービスだったので、
とても興味をもっていました。偶然でしょうが、時宜を得たテーマです。
一般個人による日記ブログではなく、
ビジネスマンの情報源としての影響力をもったブログをたばねて、
ネットワーク化。
ブログを使った、
より効率の良い広告展開を企画運営していくと共に、
ネットワークに加盟したブログ運営者たちを、
いろいろな角度から支援していくサービス。
今後どのように発展していくか楽しみです。
 
 
       □     □     □
 
 
また、前職で、CNETの「顔」である、
海外翻訳記事の編集責任者を3年間もつとめられていた背景から、
海外のブログマーケティング企業についてのお話もありました。
中でも、
Federated Media Publishing という企業は、
110の良質ブログサイトを束ねて広告展開をはかっており、
2006年の年商は約12億円、
2007年の見込みは60億円とのこと。
まだまだ、なかなかお金になりにくいブログマーケティング界において、
今後の光を感じさせる事例だと感じました。
 
 
       □     □     □
 
 
話によれば、日本の場合、
アメリカに比べると、こうした良質なブログが少ないようで、
どれだけ増えていくかが、今後の試金石になるのかもしれません。
ちなみに、今回、アジャイルさんが良質なブログとして
そろえられたサイトは、以下の通りです。
ブログをやっていらっしゃる方は、
これらのサイトを見てみて、
共通点や独特の魅力などを、
じっくりと探してみると面白いと思います。
 
 
■Agile Media Network参加ブロガー
 
 isologue( http://www.tez.com/blog
 情報考学 Passion For The Future( http://www.ringolab.com/note/daiya
 [N]ネタフル( http://netafull.net
 メディア・パブ( http://zen.seesaa.net
 Ad Innovator( http://adinnovator.typepad.com
 Life is Beautiful( http://satoshi.blogs.com/life)
 On Off and Beyond( http://www.chikawatanabe.com/blog)
 404 Blog Not Found( http://blog.livedoor.jp/dankogai)
 mediologic.com( http://www.mediologic.com/weblog)
 ワークスタイル・メモ( http://www.ariel-networks.com/blogs/tokuriki)
 みたいもん!( http://mitaimon.cocolog-nifty.com)
 FPN ニュースコミュニティ( http://www.future-planning.net/x
 
 
       □     □     □
 
 
そんなわけで、簡単にまとめますが、
今回のCGM勉強会を通じて感じたのは、以下4点です。
 
(1)「やわらか戦車」の事例を見ても、まだまだ可能性が高い分野であること。
(2)可能性が高い反面、ビジネスとして確立しきれておらず、マネタイズ(お金にする)も遅れていること。
(3)従来のネット活用に比べて、リアルとの連動パワーが大きく出てきていること。
(4)ネット業界でも老舗クラスの方々が、新天地としてCGM分野で動き始めていること。

 
 
       □     □     □
 
  
ネット広告業界でも、業歴の長いサムスルとしては、
この分野において、
・今後どんなことができるだろうか? 
・どんなことでの貢献が可能なのだろうか?
などなど、改めて考えてみたいと感じました。
CGMは、ビジネスとしては成熟途上の新しい領域ではありますが、
積極果敢にチャレンジしていきたいと思います。
そういうわけで、
ネット広告の活用でお悩みの広告主の皆様、
ぜひサムスルに、新たな提案のチャンスをくださいませ!
 
 
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★ 追伸 ★
━━━━━
 
ちなみに、
ブログプロモーションの新しい可能性を感じさせるような、
某社のある新商品の話も出てきました。
「面白いな!」と感じましたが、
ここで書いて良いのかよくわからないので、まだ内緒にしておきます(笑)。
 
 
 
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【参考:日本経済新聞(2007年2月22日付:朝刊)】
■ブログなど参加型サイト、閲覧時間が急拡大
 ブログ(日記風簡易ホームページ)など消費者参加型のサイト(CGM)の利用が急拡大している。日本広告主協会のWeb広告研究会がCGMの影響を調査。家庭のパソコンを使ったサイト閲覧時間の約4分の1が、CGMの閲覧であることが明らかになった。利用の拡大を受けて企業が広告・宣伝などに活用する動きが広がりそうだ。
 CGMはブログやソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)、口コミサイト、動画投稿サイトなど、消費者が情報発信などで参加するサイトの総称。Web研の調査は2006年9月時点のデータを基に分析した。
 CGMの閲覧は家庭のパソコンから全ウェブサイトが閲覧された時間の総合計の24.4%に達し、05年9月の約13%から大幅に上昇した。CGMを閲覧する人の総数は3528万人(重複を除く)と1年間で19%増えた。中でもSNSは3.5倍の657万人と急速に利用が拡大している。
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 2007年2月23日            渡邉 裕晃
 
 
サムスル
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