「世界一周」というのは、憧れの世界ですが、どれくらいの期間で行うものかご存知ですか? と言っても「世界一周にかける期間」は、人によってさまざまなわけですが、今回なんと「10年かけて世界一周します!」という夫婦に出会いました。
「世界一周」だけでもすごいですが、夫婦そろって、しかも仕事をやめて、10年の旅に出る・・・。しかも年齢は、まだ30代です。皆さん、考えられますか?
世界一周で世界遺産を制覇するには、10年では足りない
つくづく思うに、人生の選択肢は実に多様。人生は有限なので、思い切り活かしたいですよね。
「なんで10年もかけて世界一周を?」と聞いてみました。世界一周をするこの夫婦。981ヶ所ある「世界遺産」を全て回るのそう。「10年かけて世界一周って、とても長いですね・・・」と言ったら、とても印象的な言葉が返ってきました。
「でも、遺産1ヶ所につき3日くらいしか無いんですよね。10年あるんですけど、うかうかしてると間に合わないんです」と。さらっとした回答だったのですが、とても深いなぁと。
たしかに、10年、つまり3650日を、世界遺産の数である981で割ると、3.72日になります。10年もの長きに渡る旅行。とはいえ、いざ世界遺産を全部まわろうと思ったら、1ヶ所につき、3日間ちょっとの時間しか、費やすことができないわけです。
人生は有限、人生は短い!!
人生は、何事かを為すにはあまりにも短いですね。何事をも為さぬには、あまりにも長いのに。「10年かけて世界一周する!」という話をうかがって、実に素晴らしいな・・・と。
今回、このご夫婦とは食事をしながらお話をうかがうことができたのですが、また隣のテーブルにいた青年は、まさに現在ミャンマーで起業準備中だといいます。日本人です。あえて日本を出て、ミャンマーでゼロから立ち上げると言います。
「えっ、どうしてまた、ミャンマーで?」と思いますよね?
10年かけて世界一周をする夫婦もすごいですが、新たなにミャンマーへ行って起業すると決断した青年もすごい。人生は一度きり。いつかは死んでしまう・・・。だから何かにチャレンジしたかったら、できるうちにやったほうがいい! と私は思います。
人生のチャレンジャーに会いまくろう!!
ある意味では「ぶっとんだ行動」かもしれません。でも、たとえ奇想天外に思えるようなことであっても、「やろうと思えばできること」って、実は意外とたくさんあるんですよね。
そうした意欲や気概をもつこと。また、そのアイディアを出していくことは、なかなか難しいことかもしれません。でも、実際にこうしてアクションしている人に出会ってみること。話をしていること。そこから受ける「刺激」は本当に大きいです。だからぜひ「人生のチャレンジャーに会いまくろう!!」って、思います。
素敵な人生の開拓者たちと食事ができて、本当に光栄でした!しかも、今回の食事会は、知人を経由した、ふとした偶然からおたがいに「はじめまして」で成立した不思議な縁なのです。
まさに、時の運と人の縁で成立した奇跡の時間でした。これからの私へのメッセージを与えられた思いです。感謝です。
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【 時の運と人の縁を極める日々の記録 】 渡邉 裕晃
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