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子供の名前を考える
今年初めての子供をお預かりしたばかりですが、
来年には、2人目の子供をお預かりする予定です。
そろそろ名前を決めなくてはと思うのですが、
なかなか妙案が思い浮かばず、苦労しています。
名前の付け方は、人によって実に様々ですね。
どうしたものかと、ずっと思案に明け暮れています。
「これだ!」というものが、なかなか降りてきません。
□ □ □
名前は一生ついてまわるもの。
もっとも、一定条件がそろえば、
家庭裁判所のもとで改名が認められます。
(例えば、ロッキード事件の頃には、
幼稚園児だった田中角栄君の改名申請の事例があるようです)
また、通称であれば、勝手に変えることも可能です。
(実際、うちの取引先の方にも、
本名と異なる名前を名乗っている方が何人かいらっしゃいます)
でも、基本的には、本名は一生を通じてついてまわるもの。
それを名づけるわけですから、責任重大です。
□ □ □
今年お預かりした、初めての娘。
「理心」(リコ)という名前を付けました。
なかなか妙案が降りてこなかったので、ずっと保留にしていたのですが、
妻がいろいろ考え出していった名前の案の一つに、
この「理心」があったのです。
妻の提案した名前の候補は、これ以外にも、いくつかあって、
どれも決定的にピンと来るものがなかったのですが、
この「理心」については、「おぉ、来たぞ!」と、
決定的な絶対的確信が訪れたのでした。
□ □ □
2008年に生まれた娘に命名するにあたり、
私が気にした点は以下です。
| (1)2008年に誕生する人間の一生は、どんな時代なのか? (2)平凡な人生を歩んでほしくないので、平凡な名前にはしたくない。 (3)我々夫婦のこだわりや哲学が反映されたものでなくてはいけない。 (4)呼びやすい、響きの良さを大事にしたい(海外の人にとっても) (5)「これだ!」という、「降りてくる」動物的直感に適うものかどうか。 |
□ □ □
(1)については、宇宙時代の可能性を考えました。
「地球大」を意味する「グローバル」の域を超えた時代になると。
そうなればなるほど、理と心のバランスが大事になるだろうと思いました。
グローバル思考には、ローカル思考がセットになって初めて真価を発揮する。
それと同様、
時代が高度に進めば進むほど、肉体感覚が大事になると思っています。
それで「理」と「心」のセットは実に良い名前だと感じました。
これは(3)とも重なるところです。
(実際に、理と心のアンバランスゆえに、
人生の幸福の機会損失をしている人が多いような気がします)
□ □ □
(2)は私がこだわった点で、
普通っぽいものは嫌だという思いは、いつも気にしている点です。
(3)ともつながりますが、尖ったこだわりを大切にしました。
□ □ □
(4)も重要。
どんなに機械文明が進展しても、幸福の追求にとって、
人間関係は不可欠の要素。
時代を考えれば、日本の人にとって響きの良い音であるだけでなく、
海外の人にとっても発音しやすいものであるべきだと考えました。
日本マクドナルド創業者の藤田田さんは、
欧米の人に発音されやすいようにと、
二人の息子さんに「元(Gen)」「完(Kan)」と名づけられています。
特に「元」さんについては、表記をした時に、
「Gen. Fujita」とすれば、「藤田将軍」にもなる(笑)という、
すごい発想をされていますが、
そこまでいかなくても、
日本だけでなく、海外の人にも親しまれやすい音にしたいという思いがありました。
□ □ □
特に、時代の変遷を考えれば、
英語圏の人にだけでなく、
中国圏、マレー圏(とりわけ私の第二の祖国インドネシア)の人にも
受け入れられるものを念頭に考えました。
(ちなみに、オランダには、男性の名前でリコさんがいます。
何度かお目にかかった、リッツカールトン東京の総支配人さんもそうです)
□ □ □
そして最後には、(5)の点、つまり
「一生懸命に考えつくして消去法で選ぶ」というのではなく、
「もうそれしかありえない!」という、絶対的確信が感じられるものかどうかを
大事にしました。
これらの点から総合して、
「理心」については、「おぉ、来たぞ!」と、
決定的な絶対的確信が訪れたものでした。
もう、これしかありませんでした。
そして、「他にも考えなきゃ」と思わせる隙間が全くありませんでした。
すんなりハマるものだったのです。
私はこれを「降りてくる」と表現しています。
□ □ □
ところが、次の子については、
なかなか、名前の妙案が決まりません・・・。
降りてきません。
なぜでしょうかね?
まぁ、必死に考えつつ、降りてくるのを気長に待とうと思います。
なかなか降りてこないというのも、きっと何か意味のあることなのでしょう。
決まり次第、またご報告します!
■追伸:
ちなみに、1997年秋冬にフジテレビで放送され、
私の知人も出演した人気ドラマ『ラブ・ジェネレーション』。
その主役の一人、松たか子さんが演じるOLの名前は「上杉理子」、
なかなか良いキャラクターでした。
「リコ」が良いなと思った理由の一つでもあったりします(笑)。
2008年12月13日 渡邉 裕晃

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