【備忘録】曽祖父がインドネシアで創業した会社がTOBされて(1)

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その時にしか感じられない思いは、
いつの間にか忘却されていくので、備忘録として・・・。
私はいつも、日経新聞と日経産業新聞の2紙に目を通しているのですが、
先日、日経産業新聞の「国際BRICS」面を見ていた時のこと。
たまたまインドネシア企業の記事が出ていたので、
インドネシアの血を引く私としては、
興味をもって「なんだろう?」と思って読んでみたら、
びっくり。
私の曽祖父が、
昔インドネシアで創業した会社に関するニュースでした。
しかも、「TOBされます」という記事。


 
 
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私の曽祖父の家は、元々貧乏で、
ゴミ拾いから、ひたすら努力だけで生きてきたのですが、
そんな背景から生まれた会社。
いろいろな方々の助力をいただいて、
今年でもう、創業79年を迎えます。
(「地道な努力」の偉大さは、私は彼から教わったところが大きいです)
 
 
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「同じ業界で、世界シェア第2位を誇るイギリスの会社が、
 全株を取得する」というニュースでした。
100%取得して、完全子会社化を目指すと。
つまり、上場廃止です。
複雑な気持ちでした・・・。
 
 
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一つには、
「あぁ、人手に渡ってしまうのか・・・」という思いが。
(というか、すでにパブリックになっているので、
 親族のシェアは、無いのですが)
一方では、
「おぉ、世界に冠たる会社から認められたのか・・・」という思いが。
 
 
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「曽祖父が生きていたら、どんな思いだろう?」と思いました。
いろいろ考えてみて、
でも、きっと曽祖父だったら、喜んでいるだろうなと思いました。
リリースを見ると、イギリス本社の声明としては、
「非常に巨大で成長している市場に参入する、絶好のチャンスと思い決断した」
“This transaction represents an excellent strategic opportunity to enter the very large and growing Indonesian kretek market and will provide a platform for future growth.”
とありました。
こういう評価の声は、もしそれが本音だとしたら、とても嬉しいもの。
(しかも platform for future growth だなんて、
 あまりにも過分なお褒めの言葉です・・・)
 
 
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曽祖父の会社は、業界が業界だけに、
めちゃめちゃブランディングに気を使う会社。
広告露出も、半端無いものがありました。
そんなに儲かっている会社ではありませんが、
でも、インドネシアの人で、彼の会社名を知らない人はいないはず。
それくらいに、ものすごい広告活動をしてきた会社でした。
(昔、自分がバリに2ヶ月住んでいた時、
 ある美容院オーナーに、試しに、自分の曽祖父の名前を言ってみたら、
 「あれ、それって、●●社の創業者ですよね?」と言われました)
 
 
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最盛期には、
インドネシアのどの空港でも、あちらこちらに露出され、
機内誌を開けば、必ずどこかに広告が載っていて、
街を歩いていても、あちらこちらでロゴを見かけ・・・。
サムスルにまるごと発注してくれていたら、
ものすごいことになっていたのではないかと思ってしまうくらいで(笑)。
 
 
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経営危機を迎えた時代には、
週刊誌などで叩かれて、
会社のロゴをモチーフに、
太いロープでがんじがらめに縛られて苦しんでいる姿が
雑誌の表紙で描かれて揶揄されたりもして。
「メディアは、叩く時は本当に叩くものだなぁ」と、
すごく嫌な気分になったこともありました。
そんな風に、紆余曲折のあった会社だけに、
世界第二位の会社に認められたということは、
安定と成長という点でも、とてもうれしいこと。
 
 
【次回へ続く】
 
 
 
 2009年6月26日             渡邉 裕晃
 
 
サムスル
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社長ブログ時の運と人の縁をきわめる日々の記録
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