インドネシアのバタム島で「不動産投資」が前提の「滞在VISA」発給が検討されているとのニュース

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インドネシアのバタム島は、シンガポールの南に位置する島。自由貿易地域に指定されており、「第2のシンガポールにしよう」と、盛んに開発が行われている場所です。

そんなバタム島で、「不動産投資」が前提の「滞在VISA」発給が検討されているとのニュースがあったのでご紹介しましょう。

インドネシアは「滞在VISA」を取得するハードルが高く、基本的には1年間以上の留学か、企業への就職が必要で、それぞれ許可を取るにも時間がかかります。「外国人に厳しいインドネシア」とも言われるゆえん。不動産の所有も、外国人には認められていません。

それだけに、「不動産投資」が前提の「滞在VISA」発給が検討されているというのは、その現実性はともかくとして、要注目のニュースと言えそうです。

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バタム島の場所は?

バタム島の場所は、こちら。

現在、バタム島の「ハン・ナディム空港」からは国際線として、タイ、マレーシア、サウジアラビアに。国内では22都市の路線が開通しています。首都ジャカルタからだと、1時間45分程度。

今回のニュース。インドネシアの代表的メディア「Kompas」が、「外国人がバタム経営者協会の保証で家を所有できる」と題して報じています。

■「外国人がバタム経営者協会の保証で家を所有できる」
WNA Bisa Miliki Rumah dengan Jaminan BP Batam(Kompas.com – 23/04/2018, KONTRIBUTOR BATAM, HADI MAULANA)

「バタム経営者協会」のルキータ会長が語ったこと

記事によれば、現地にある「バタム経営者協会」のルキータ会長(Lukita Dinarsyah Tuwo)が、4月23日に開催された「バタム投資サミット2018」の会合で語ったと。

いわく、バタムの経済成長のために、外国人の不動産購入が可能になるよう尽力しているとのこと。外国人の不動産投資、不動産所有に対し、同協会が保証をつけるかたちで実現できないかと考えているようです。

現在のインドネシアの「滞在VISA」は、基本的には「就労VISA」。勤務先からの滞在保証が必要になるわけですが、もしこれが実現すると、就労を伴わないかたちで「KITAS」が手に入るようになると。

前述の通り、インドネシアでは「滞在VISA」の取得は一つのハードルで、不動産所有を目的にしたKITAS発給が実現するとなれば、これに注目する人は一定数はいるはずです。

ただし、、、「すでにインドネシア不動産協会(REI)に提案して議論したが、まだ同意されていない」とのコメント。たしかにそうですよねぇ・・・。

今後の進展はどうなるのか?

「バタム経営者協会」のルキータ会長によれば、この実現をはかるため、これから関係各所との調整を進めていく予定とのこと。

具体的には、「農地区画省」(Menteri Agraria dan Tata Ruang)や、「国家土地庁」(Kepala Badan Pertanahan Nasional Sofyan Djalil)、そして、外国人の出入国を管轄する「入国管理総局長」(Direktur Jenderal Keimigrasian)との話し合いを行う予定であると語っています。

ルキータ会長いわく、「バタムで高価な不動産を買いたいという外国人は少なくないが、法の複雑さゆえに躊躇している」と。

また「Kompas」では、「バタムのすぐ近くにある国、シンガポール、マレーシアは、インドネシアと文化や習慣が近い」とし、ここを緩和することで、さらなる経済成長が期待できるのではないかとにおわせるかたちで記事をしめくくっています。

「タワーマンションの新規分譲100戸が、わずか6時間で完売した」とも

バタムでは高層マンションの建設も進んでいて、数日前にも「CitraPlaza Nagoya」という高層マンションについて、「新規分譲の100戸が、わずか6時間で完売した」とのニュースもあったばかり。

■「CitraPlaza Nagoya」の場所

私自身は、まだバタム島には行ったことがないのですが、最近のめぐりあわせから、バタムにゆかりのある方と連続して関わる機会があり、「ぜひ行ってみたいな」と思っていたところでした。その矢先での、このニュース。ますますバタムに関心を持つようになりました。

「外国人の不動産所有」や「不動産投資目的の滞在VISA」の可否は?

一方で、滞在VISAの問題。そして外国人による不動産所有の問題ですが・・・、私自身の見解を言えば、一筋縄ではいかないのではないかというのが感想です。

「外国人に対する門戸をどこまで開くか」というテーマは、ことほどさように根深い問題なんですよね、インドネシアでは。ホントに厳しくて、いつ開放されるか、いつゆるくなるか・・・と期待させるような兆候があっても、なかなか実現しないのです。

(余談ながら、以前、「外国籍の人で、その両親のいずれかがインドネシア国籍の場合には、インドネシア国籍に準じる何らかのステータスを付与しよう」みたいな議論を見かけたことがあって、「それはすごい!」と思ったものの、いつの間にか消えていました:笑)

今回バタム島から始まった「思い切った規制緩和」の要望の動き。たしかに大いに楽しみではありますが、すぐに変わることは無いでしょう(過去の経緯から言って)。でも、経営者協会がきちんと動き始めていて、それをこうした公の席で語っていく・・・というのは意欲的なことだと思います。

逆に言えば、「それほどまでしないとバタムの不動産が売れなそうなの?」とか、「そこまでのニュースをぶちあげないと、バタムへの新規投資の引き寄せが難しくなっているの?」なんて、うがった見方もしてみたくはなりますが、個人的には大いに応援したいし、より一層バタムに親近感がわいたというのが正直なところ。ぜひ行ってみたいし、また何か続報があれば、ブログでご紹介したいと思います。

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時の運と人の縁を極める日々の記録 】  渡邉 裕晃
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