インドネシアの火山による空港閉鎖と再開|東ジャワ・ラウン山の場合

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インドネシア、東ジャワのラウン山(Gunung Raung)の火山活動の影響で、地元の空港が閉鎖されたとのニュース。ラウン山は、バリ島のすぐ左側にある山です。

昨日(7月10日)夕方過ぎのこと。ちょうど私が地元の仲間の皆さんと、東ジャワの山でトレイルランニングをしていた帰り道です。

日本の知人から「大丈夫ですか?」とメールがきて、「えっ、何が?」と聞いたら、「噴火で空港閉鎖みたいだけど大丈夫?」と。その連絡があって初めてニュースをチェックしました。

一緒にトレランをしていた仲間たちも、知らない情報でした。

ラウン山 東ジャワ インドネシア
【写真:ラウン山の様子(Reuterのホームページより)】


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報道によると、先月下旬から火山活動が活発化した様子。この火山活動に伴う噴煙と降灰の影響で、バリを始めとする5ヶ所の空港が閉鎖されたのです。

NHKのニュースでは、このように報じられていました。

火山灰の影響 バリ島などの5空港閉鎖 NHKニュース
インドネシアの運輸当局は、ジャワ島東部のラウン山から噴出された火山灰が上空に広がった影響で、バリ島のデンパサールの国際空港や、付近のロンボク島の空港など合わせて5つの空港を9日夜から閉鎖しているということです。

バリ島はビーチリゾートとして日本人にも人気が高く、現在は、乾季を迎え、天候が安定していることから各国から多くの観光客が訪れていて、地元メディアによりますと、空港では大勢の観光客が足止めされるなど、影響が出ています。

バリ島の国際空港から西におよそ160キロの場所にある標高およそ3300メートルのラウン山は、先月下旬から火山活動を活発化させ、小規模な噴火を繰り返しており、運輸当局では監視を続け、火山灰の影響が収まりしだい、速やかに空港を再開させたいとしています。

ラウン山は、バリのすぐ左です!
【画像:ラウン山は、バリのすぐ左です!】

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ちなみに私が住むのも、同じく東ジャワ。このラウン山から私の家までは、直線距離で西へ160キロほど。「近い」と言えば「近い」のかもしれませんが、でも、今のところ、全く何の問題もなく平常通りの暮らしです。

ラウン山と私の地元マランの位置関係
【画像:ラウン山と私の地元マランの位置関係】

日本の知人から、今回のニュースを知らされた直後、たまたま近くにいた知人に「知ってる?」と聞いてみても「へぇ」という感じ。

「あー、そんなのはね、数日で解除されるから平気よ」と、特に関心がない様子でした(笑) 日本だと「5つもの空港が閉鎖された」と聞けば、大変な一大事に聞こえるのかもしれませんが、こちらは慣れている感じですね。

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その後、11日の午前10時頃になると、地元紙「Kompas」の報道があり、
「12時から空港の再開が決まった」とのニュースが流れました。

バリの空港が再開されるとのニュース(kompasより)
【画像:バリの空港が再開されるとのニュース(kompasより)】

私もすぐに、記事の要約をfacebookとtwitterに送りました。やはり他にも心配している日本の方が多かったようで、「そのニュースを聞けて良かった」と、わりと反応をいただきました。

そのKompasの記事では、ある乗客の喜びの声を紹介。

いやぁ、よかったよ。不確かなまま空港で待っていたけど、ついに帰れることになった。休日を自宅で過ごせなくなるかと心配だったよ。

読んでいて、私もほっとするコメントでした。

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ただ、さすがにバリは巨大な国際空港だけあって、これだけ閉鎖すると、飛行機の取りやめ便数もかなりのもの。

すぐまた同紙の続報があり、空港の再開は始まったものの、
まだ完全正常化はできておらず、「ノーマルではない」との表現。

再開したばかりの混乱している様子が想像できる情報でした。
バリの空港、まだ完全正常化ではないとのニュース(kompasより)
【画像:バリの空港、まだ完全正常化ではないとのニュース(kompasより)】

一部、飛行機を大きなサイズに変更して乗客を順次送り出し中のようですが、閉鎖中に出発できなかった便が200以上もあり、タイムスケジュールが完全に正常化するのは、来週月曜になる見込みと。

被害ができるだけ少なくおさまること、そして少しでも早く正常化されることを祈るばかりです。(特にこれから断食明けの国民全体の休暇ムードが始まることもあり)

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いつも思いますが、こういう時は、とにかくあわてることなく、情報を集めることが大事ですね。

昨年も、近くのケルート山が噴火。日本でもすぐに報道され、同じように日本の知人から「大丈夫か?」との連絡をもらいました。

東ジャワ、ケルート山の噴火|半径35キロ圏の我が家に灰が来ない理由
「火山、大丈夫ですか?」というメッセージを何通もいただいたので、 「大丈夫ですよ!」をお伝えしたくて、ブログを書くことにしました。 ...

その時も、やはり同じように地元の人たちは落ち着いた対応ぶり。

「慣れ」は禁物ですが、過去の経験に照らしあわせて慌てずに、でも常に確かな情報ソースに気をつけながら、情報を集めて判断することが大事だと思いました。

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特に今回も痛感しましたが、地元の報道が役立ちます。

日本の報道だと、どうしても情報が不足するため、(そもそもインドネシアの辺境の地に興味が無いでしょうし)現地の有力紙のインターネット報道が役立ちます。

今後も同じような機会があれば、また逐次、ソーシャルメディア等で情報共有ができればと思っています。

■追伸:
ちなみに地元の皆さんは本当に慣れていて、今日はマランの知人が、バリ島からラウン山の北を通ってマランまで車で帰ってきているし、また、ちょうど今日、知人から「来週、東ジャワのスメル山に登山するんだけど、一緒に行かない?」と誘いが来ました(笑)

■このテーマに関連するブログ記事です。

バリ島の空港閉鎖|噴火からの5日間を現地報道で読み、対策を考える
インドネシア・バリ島のデンパサール国際空港(イ・グスティ・ングラ・ライ国際空港)が一時閉鎖になりました。2017年11月27日の早朝からで、...

 
サムスル
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時の運と人の縁を極める日々の記録 】  渡邉 裕晃
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