インドネシア語検定「C級」合格体験記

シェアしていただけると嬉しいです!

先月開催された、第38回インドネシア語技能検定試験。
「日本インドネシア語検定協会」が主催する、通称「インドネシア語検定」ですが、
昨日ようやく結果が届きました。
念願だった「C級」に合格です!
いやぁ・・・よかった。ひと安心。
実は、事前の勉強が充分ではなく、
ギリギリまで「受かるか受からないか微妙なレベル」だったのです。

インドネシア語検定「C級」合格証
【写真:インドネシア語検定「C級」合格証】


 
 
     □     □     □
 
  
ちなみに「C級」がどの程度のレベルかというと・・・、
検定協会の資料によれば、
「日常生活に必要なインドネシア語を理解し、使用できる方」と
定義されています。
インドネシア語で表現すると、
Mampu memahami dan menggunakan bahasa Indonesia yang deperlukan dalam hidup sehari-hari.
です。 (かたっくるしいインドネシア語だ・・・)
 
 
     □     □     □
 
 
郵送されてきたのは、
上の写真にある、名刺サイズの「合格証」。
そして、成績の分析をまとめた以下の「通知書」。

試験結果の内容分析の通知書
【写真:試験結果の内容分析の通知書】

あまりにもザックリし過ぎて、
ほとんど分析ができませんが(笑)、
最も欠けているのが「語彙力」との結果。
これは自分でも自覚していたので、なるほどという感じ。
 
 
     □     □     □
 
 
ちなみに、参考になるかわかりませんが、
私の勉強法をまとめると、こうなります。

・自分で「検定を受ける!」と決めたのが昨年11月。
 したがって、試験日までに残された期間は約2ヶ月。
・インドネシア語の学習から相当長い間遠ざかっていたので、
 インドネシア語のクラスに2ヶ所掛け持ちで通学。
 (たぶんクラスのみんなは知らない:笑)
・クラスで学習したことは全部記憶する!くらいの気迫で
 ノートを何度も見返し、できるだけ記憶できる状態を目指す。
・簡単なインドネシア語の会話学習テキストを1冊用意して、
 何度か通読。車に乗る時は必ずそのCDをかけっぱなしに。
・12月くらいから先生にお願いし、検定試験の過去問対策へ。
 時間を計って辞書なしで回答を出し、クラスで回答と突き合わせ。
・合格水準と言われた正答率7割に達するどころか、4割、5割
 くらいしか正解が出せずに苦戦。
・単語力の貧困さを痛烈に自覚。素晴らしい単語帳に出会い、
 それを何度もチャレンジ。
 (ただし時間の制約で、なかなか最後まで行けずじまい・・・)
・あまり好きではないものの、わからない場合に
 選択肢から正答を導き出すコツも、少しだけ追求。
 (これ、純粋な語学力の向上には全くつながらない作業ですが)
・試験日までの数日間は単語帳との格闘のみ。単語帳以外は一切やらない。
・勉強の合間で、たまにtwitterやFacebookでインドネシア語の作文。
 インドネシアの知人がコメントしてくれたら、
 インドネシア語で即返事。
 (覚えられない単語が、これで覚えられちゃったケース多々あり)

ちなみに「素晴らしい単語帳」というのは、これです。

森山式インドネシア語単語頻度順3535

森山 幹弘 めこん 2009-10
売り上げランキング : 29689

by ヨメレバ

(参考:samsul.comブログから)
 
■2015年11月26日up
 インドネシア語の単語集、オススメの3冊はこれだ!

     □     □     □

今回の合格点は66点。
それに対して、私が取れたのは80点。
予想外に高い数字が取れました。
本当は、ギリギリで・・・
受かっているか落ちているかのラインかなぁと思っていたので、
この結果には驚きました。
でも、実際に合格してみての率直な感想は
以下の通りです。

・この試験で語学能力が測定できているとは言えない。
・すべて選択式で、問題数も、さほど多くないため、
  マグレ当たりになる可能性も高い。
 (正解を導き出すテクニカルな要素が通じる範囲が意外とありそう)
・しゃべる力、書く力が測定できない。

したがって、
「試験として、これってどうなの?」というのが
率直な感想です。
 
 
     □     □     □
 
 
例えば、これは他の語学試験でも同様なのかもしれませんが、
「インドネシア語を日本語にする」能力が重要で、
「日本語をインドネシア語にする」能力は、ほとんど要りません。
(これ、脳の使用部位が異なるのではないかと思えるくらいに
 全然違う能力なのだと思います。
 外国語を想起するより、日本語を想起する方が断然ラクですよね)
たしかに後者の勉強作業が、前者を磨く効果はあるでしょう。
でも、「語学力を高める」よりも、
「試験に合格する」を優先するのであれば、
前者の勉強作業に集中すれば、効果が出やすいと思います。
 
 
     □     □     □
 
 
あとは、
・どんな順番で回答していくべきかを決めておく
 (例えば私は最初の文章読解は最後に解くようにしました)
・わからない設問はどんどん後回しにする
 (他の問題にチャレンジしているうちに、脳が勝手に考えてくれます。
  できる問題を解き終わってから、残った時間を勘案しつつ、
  頭を切り替え、じっくり考え直してみると、意外と正答が見つかったり、
  正答っぽく思える選択肢が見えてきたりします)

などが有効で、
したがって「過去問は、必ずやっておくべし!」です。
 
 
     □     □     □
 
 
過去問にチャレンジすると、
正直な話、うちひしがれます・・・。
私は12月くらいから3回分か4回分に挑戦しましたが、
もう、「わからない」だらけで、涙が出ました(笑)。
「これでは、試験日までに間に合わないよ」
「なんで試験に申し込んでしまったのだろう?」
「次回の試験に申し込むべきだった」
そんな思いを何度も味わいました。
 
 
     □     □     □
 
 
また前述のように、
「これでは本当の語学力の向上とは言えないかも」
という思いがありつつも、
「これでは、もう間に合わない!」と思ってからは、
「語学力の向上よりも、まずは受かることを目的にしよう」と、
スタンスの変更をしました。
例えばそこではテクニカルなところの追求もしましたし、
この検定試験の性格をふまえ、
口語の勉強はやめ、文語の勉強にシフトさせました。
いわゆる「コミュニケーションで使えるインドネシア語」ではなく、
「正しい書き言葉としてのインドネシア語」学習に
転換したのです。
 
 
     □     □     □
 
 
私はこれからも、生きた言葉としてのインドネシア語を
どんどん学んでいきたいし、
その目的は、インドネシアの人たちと、もっともっと交流したいから。
単に「検定に受かること」が目的なのではありません。
したがって、総合能力としてインドネシア語を学んでいきたいわけですが、
「まずは試験に受かる!」とスタンス変更をして、
「試験に受かるための勉強だけをする」に切り替えたわけです。
実はここにはそれなりの葛藤もあったのですが、
今となっては正解だったと思っています。
 
 
     □     □     □
 
 
というわけで、何とか無事に「C級」に合格。
落ちたら、なんのための努力なんだ! と思っていたので、
余計にひと安心です。
そして、検定がひと段落したことで、
学習のスタンスを、
「試験に受かるための学習」ではなく、
「語学力を磨くための学習」へと、再び戻すことができることは、
この上ない幸せです。
 
 
     □     □     □
 
 
かといって、私はインドネシア語学習者に
検定を薦めないものではありません。
私のような意志の弱い人間は特に、
こうした「期日を決めたイベント」は、
「やらなきゃ!」
「受からなきゃ!」
「合格するのに足りない能力を磨かなきゃ!」と、
とにかく学習スピードに弾みをつけてくれます。
私自身、この検定受験を決意しなければ、
この2ヶ月の集中学習は、無理だったでしょう。
 
 
     □     □     □
 
 
大事なことは、
この試験に受かったからといって、
語学能力が証明されたとは思わないこと。
たぶん、それさえ忘れなければ、
どんどんチャレンジしたら良いと思います!
 
 
■追伸:
今回の受験が初めてだったような気がしていたのですが、
いま調べてみたら、
なんと、1996年にも受験していたことがわかりました(笑)
当時は、今と違って、数字の等級がついていて、
「5級」に合格していたようです。
たしか、超初心者レベルだったような気がします。

(参考:samsul.comブログから)
 
■2015年7月17日up
 インドネシアを極めたいあなたにオススメの4つの検定試験


サムスル
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
時の運と人の縁を極める日々の記録 】  渡邉 裕晃
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

スポンサーリンク

あわせて読みたい関連記事










シェアしていただけると嬉しいです!

フォローする