インドネシアの世界遺産「サマン」ダンス、不思議な現代的迫力の映像はこれだ!

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先日、あるインドネシアの伝統舞踊を見る機会がありました。
あるイベントの中で、式次第の一つにこのダンスが入っていたのです。

「なんだ、これは!」

もう度肝を抜かれましたよ。

実はわたくし、伝統舞踊の類には特別な興味がありません。
見ていても単調なものが多くて、だんだん飽きてきちゃうんです。

でも、このダンスは違いました。途中から釘付けに・・・。

「ノルウェイの子供たちもサマンダンスに興味津々」というアンタラ通信の記事より【写真:「ノルウェイの子供たちもサマンダンスに興味津々」というアンタラ通信の記事より】

 

サマンダンス、衝撃の6分間映像!!

インドネシア最西端にあるアチェ州の伝統舞踊で、「サマン」と呼ばれるダンス。2011年11月には、ユネスコによって「世界無形文化遺産」に指定されています。

まずは、こちらの映像をどうぞ。
6分ちょっとの映像です。


 
どうでしょう?

これが伝統舞踊だというのが信じられません。
現代でも充分に通用するダンスでは?

欧米圏で、かつ伝統舞踊に関心の無いような人でも、このダンスは、人目を引く存在になり得るのではないでしょうか?

調べたところ、インドネシアのアチェ州にいるガヨ族の伝統文化で、13世紀から始まるものだそうです。もちろん時代によって変化をしているのだとは思いますが、800年も前のダンスだとは信じがたい、現代的な迫力があります。制限された中でのクリエイティビティーの高さは何とも言えません。

 

インドネシアの「世界文化遺産」のひとつ

インドネシアで1つ目に認められた「世界文化遺産」は、2003年に認定された「ワヤン」という影絵劇。

続いて2005年には、伝統的な短剣である「クリス」が認定されました。

2009年には「ろうけつ染め」のバティックが認定され、2010年には竹楽器「アンクルン」が。この「サマンダンス」は、それに続く第5弾です。

ユネスコに認定された当時の記事を探してみると、「サマンダンスが公式にユネスコに認定された」と題する、アンタラ通信の記事がありました。

それによると・・・、

このサマンダンスは、若い男性によって演じられ、その人数は必ず奇数でなくてはいけない、と。服装は、天然の自然と崇高な価値をシンボルとしていて、その柄は、ガヨ族の伝統モチーフだそうです。

床に膝をついて、スキマをつめて座って列をつくるのが特徴。

手、胸、太もも、床を叩いたり、指を鳴らしたり体や頭を前後左右に揺すったり・・・、スマンダンスの動きは、天然の自然や環境、ガヨ族の日常生活を描いたものだそうで、宗教的なメッセージも込められているのだとか。

 

インドネシア最西端「アチェ」の文化、ジャワ文化との違い

こんな映像もあります。

今回、私は初めて生で見ることができたのですが、服装にしても、ダンスにしても、インドネシアのジャワ文化とは大いに異なる雰囲気だなと感じました。

アチェ州はインドネシアの一番西。どちらかといえば、タイやミャンマーと近く、そのあたりの文化の影響を受けているのかもしれません。

つくづくインドネシアは広いなぁと実感。

 

「緊急に保護が必要」と決議された、優れたクリエイティビティー

残念なことに、サマンダンスの公演回数は減りつつあり、若い世代への継承もだんだんと衰えているようです。

インドネシア政府による存続の努力にも関わらず・・・。

2011年の「世界遺産」認定によって、どう変わったのかは不明。ただ、当時は「緊急に保護が必要」と決議された案件だったようです。

これだけの高度なクリエイティビティー。しかも、現代に大いに通じる要素を多分に含んでいると感じます。最近は、世界各地で公演するなど、少しずつ認知度の上がるような動きも見えるようです。ぜひ残って欲しいですね・・・。

ちなみにUNESCOがYoutubeにアップしている10分間の映像がこちら。
英語の説明が付いています。

地理的な説明や歴史的な説明も含んだドキュメンタリー的な作品。
ご関心のある方は、ぜひチェックしてみてください。

サムスル
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時の運と人の縁を極める日々の記録 】  渡邉 裕晃
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