これは面白い!インドネシアの長距離バスターミナルで見た「安全のための12ヶ条」

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私はインドネシア国内を移動する時に、飛行機だけでなく鉄道やバスを使うことがあります。

現地に住む日本人駐在員に聞くと、「飛行機と社用車、タクシー以外は、会社で利用が禁じられているんです」なんて話を聞くこともあります。「治安が悪いから」というイメージが理由なのかもしれませんが、でも、使い慣れると意外と便利な存在です。

先日、スラバヤの「ブングラシ(別名プラバヤ)ターミナル」から、マランの「アルジョサリ・ターミナル」まで移動する機会がありました。約90キロの道のりです。

マランの「アルジョサリ・ターミナル」に到着した時、高速バス利用のための「安全の12ヶ条」なる大きな看板を見つけました。なかなか面白い内容だったので、ご紹介したいと思います。インドネシアらしい雰囲気が、なんとなくつかめる内容にもなっていますよ。

高速バス利用のための「安全の12ヶ条」@インドネシア【写真:高速バス利用のための「安全の12ヶ条」】

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では12ヶ条の内容を順番に・・・。

と、その前に、「インドネシアの高速バスって、どんな感じなの?」という人もいると思います。以前ブログにまとめた記事があるので、興味のある方は、ぜひご覧ください。

(参考:samsul.comブログから)
 
■2017年4月21日up
 インドネシアの「長距離高速バス」の乗り方は?(東ジャワ・アルジョサリの場合)

長距離バスターミナル(インドネシア東ジャワ:アルジョサリ)【写真:アルジョサリのバスターミナルにて】

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では12ヶ条を日本語訳してご紹介!

(1)質素な身だしなみでいること。

はい、わかります。犯罪に巻き込まれないようにするための大前提ですよね。

(2)バスターミナルのあるエリアや都市の地図を持つこと。

お、地図ですか・・・。いまスマホを持っている人が多いですし、意外と地図の読めない人もいるので、この点はどうなんでしょう? 

続いて3つ目へ。

(3)もし地図を持っていないなら、困惑したりパニックにならないよう注意すること。

地図が無くて困惑しているようなお客さん。地元では見たことがないですね・・・。

(4)高速バスについての基本知識が無い場合、警察官やターミナルのスタッフ等に尋ねてみるか、食堂のスタッフや売店のスタッフとおしゃべりをしてみること。

これ、いいですよね・・・。

「警察官やターミナルのスタッフ等に尋ねてみる」というのはわかりますが、後者の「食堂のスタッフや売店のスタッフとおしゃべりをしてみること」は最高。インドネシアらしいなぁ・・・と。 ギスギスしていないんですよね。

ただし、バスターミナルにいる人たちを見ていると、おそらくですが英語ができる人は、かなり限られていると思います。

(5)もしバスに乗って別の都市へ向かうところであれば、公式チケット売場か運行バス会社でチケットを買うこと。

はい、これは日本と同じですね。というか、そもそもこれ。安全のためのルールなの? という気がしないでもありませんが・・・。

(6)ダフ屋や責任のない人たちからチケットを購入するのは、大きな被害の元となるため避けること。

お、そういうことですね。(5)で言いたいことの意味がようやく。

でも、ダフ屋さん、見たことがないんですけどね・・・。
第一、この「スラバヤ→マラン」を例にとれば、乗車料金は片道わずか25,000ルピア。だいたい、225円くらいですよ。

(7)もし夜間にバスを利用する場合には、運行バス会社かその代理店から乗車をすること。もしターミナルで乗車しなければいけないような場合には、より早目の時間に来ること。

「運行バス会社かその代理店から乗車をする」という方法・・・。これは初耳でした。

要は、夜間は治安の点で問題があるから気をつけて・・・っていうことですね。

(8)空席の多い状況でも、あるいは混雑もしくは満席になっている場合でも、いずれにしても危険性は同じ。この2つの状況は、スリにとって理想的。彼らは通常、3人から5人くらいでたむろしてくる。

なんだか、やけに具体的な描写で怖いですね・・・。でもよくわかります。

(9)混み合っているバスにおいては、乗車時も降車時も注意を払う必要がある。

たしかに。スリに気をつけないと。

そのためには、「(1)質素な身だしなみでいること」を徹底していれば大丈夫そうですね・・とわかります。

(10)バスターミナルで初めて会ったような人からは、食べ物や飲み物を差し出されても受け取らないこと。

これは、あるんですかね・・・。バスターミナルにはたくさんの食堂や店が並んでいるので、普通はみんな店で購入するんですよ。もらう・・・っていうのは、よほど変なケースなんだろうな・・・と。 まぁ、日本でも同じですね。

(11)財布はできることならポケットに入れないこと。洋服の前のポケットに、充分足りる程度のお金だけをしまうこと。

これは、意味がわかりにくいかもしれませんね。補足をすると、立派な財布を持ち歩くと危ないから、少なめにして、財布ではなく現金にして、折りたたんでポケットにしまい込みましょう・・・という意味だと思います。

しかも、後ろから狙われるケースを考えて、あくまでも前に、と。実は私もインドネシアでは財布をもたず、あえて現金です。「なるほど」という感じ。

そして最後の12番目。

(12)出発前は必ずお祈りを。目的地に到着するまでの安全のために

出ました「お祈り!」(笑)

日本では、こんな文章をバス会社が掲げることは無いですよね。でも実際のところ、いろいろな注意を払って、スリにも注意して・・・とやってみたところで、あとはバスに身を預けているわけで。「祈り」が与える心理的効果は意外と大きいのかもしれません。

ちなみに私はインドネシアに来てから、飛行機でも鉄道でもバスでも、出発の際は「お祈り」というほどでもないですが、「どうか快適かつ無事に到着しますように」と心のなかでつぶやくようになりました。なぜでしょうかね? 自然とそうなりました。

だから到着時に「ありがとうございました」って、不思議と感謝の念がわくんですよ。だって、そもそも高速で移動するって、自然に反しているとも言えるわけで、それが安全に到着するということ自体、ある意味では奇跡みたいなものですからね。日本でも同様に。
(ちょっと余計な話に脱線しました・・・)

     □     □     □

というわけで、いかがでしたか?

私は日本に一時帰国する際も、長距離を移動する時にはバスを使うことがあります。インドネシアの高速バスと比べると、とってもきれいで、とっても安定していて、「インドネシアとは違うなぁ・・・」と、いつも驚かされます。

そんな中「高速バスを利用する際の注意事項」も確認してみたりもするのですが、どうでしょう? このインドネシアの12ヶ条とは、だいぶ違いますよね。原始的・・・というと語弊があるかもしれませんが、どことなく良い意味で「人間的」な感じが漂ってくるような気がするのは私だけでしょうか?

こういう「バスの注意事項」は、きっと世界中のバージョンを見比べてみたら、もっともっといろいろな発見がありそうですね。

というわけで、今回は東ジャワにあるマランのバスターミナルに掲げられていた「安全のための12ヶ条」のご紹介でした。

(参考:samsul.comブログから)
 
■2017年4月21日up
 インドネシアの「長距離高速バス」の乗り方は?(東ジャワ・アルジョサリの場合)

■2016年2月23日up
 インドネシアでの「鉄道の旅」をぜひ試してほしい、私なりの理由まとめ

サムスル
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時の運と人の縁を極める日々の記録 】  渡邉 裕晃
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