今春公開された映画「舟を編む」。68万人を超える人が鑑賞し、興行収入は8億円を突破したとされるヒット作です。そのブルーレイとDVDが、11月8日に発売になります。
実はこの作品。私にとって、人生初出演を果たした映画です。「出演」と言っても、わずか2秒(笑) 娘と一緒に登場しています。家族そろって撮影に参加させていただいた、非常に思い出深い映画。ついにブルーレイとDVDが発売されるとあって、とても感慨深いです。
【写真:舟を編む 豪華版(2枚組) 【初回限定生産】セット(amazonより)】
□ □ □
amazonの詳細はこちら。
「辞書づくり」の背景を描いた本作品。三浦しをんさんの同名小説が基になっていますが、原作の本も、この映画も、いずれも非常に良くできた作品です。
とりわけ、「言葉」「言語」に強い関心をもつ方には、ぜひともおススメですよ。言語マニアは必見です。ありきたりの表現かもしれませんが、「言葉には魂がある」ということを再実感させられます。
作品の詳細は以前ブログにも書きましたので、ご関心のある方は、こちらをご覧ください。
□ □ □
この作品。たまたま縁あって、撮影に参加させていただくことができました。家族4人で撮影現場へ・・・。
ただ座っているだけの、何のセリフも無い「エキストラ」ですが、撮影していたら、監督さんが、「ここも撮ってみましょう」と、我々家族4人だけのシーンも撮り始めました。
・テーブルに座る我々家族だけのシーン。
・私と娘が2人で会話するシーン。
・妻と息子が笑顔で交流するシーン。
それぞれを撮影して下さいました。
□ □ □
監督から娘には、「ジュースを飲んだら、パパの方を見て、にこっと笑ってね・・」なんて、撮影指導も入ったり。何度か試した結果、娘はその指示をなんとかこなしました。
でも、さすがに当時は4歳と3歳というだけあって、たくさんの照明が当てられる中、たくさんのスタッフに囲まれて、しかも、巨大なカメラが接写してくるという環境は、どうしても、落ち着かなかったようです。
何度か撮影したものの、娘も息子も、どうしても途中からカメラ目線になってしまう・・・(笑)
というわけで、本作品では上記場面は見事にカットされてしまいました。そして、私と娘が遠くから2秒だけ映り込むという残念な結果に。
□ □ □
でも、本当に良くできた映画作品で、原作も映画も、いずれも非常に素晴らしく、こうした映画に、ちょっとでも登場できたことは、我々家族にとっては、良い思い出です。
発売されるということで、ぜひ購入して、家族で楽しみたいものです。ちなみに、映画「舟を編む」は、第86回米国アカデミー賞「最優秀外国語映画部門」の日本代表作品にも選出されたとのこと。
本当に素晴らしい作品ですよ。
まだご覧になっていない方は、ぜひ!
|
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【 時の運と人の縁を極める日々の記録 】 渡邉 裕晃
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━