今回ご紹介するのは、子育てパパを対象とする本、『忙しいパパのための子育てハッピーアドバイス』です。
数ある育児書の中でも、「お父さん向け」にターゲットを絞って展開された一冊。父親として、母親を支え、そして子供を支えるにはどうすべきかを、26の具体的なトピックをもとに、イラストや漫画を使ってわかりやすく展開しています。
「そうか、そう考えれば良いのか!」という骨太なヒントが満載です。
(明橋 大二 著、1万年堂出版(2007年11月発行)
忙しいパパのための子育てハッピーアドバイス
明橋 大二 1万年堂出版 2007-11-07
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目次
子育てパパを対象とする育児・子育て本!!
初めての子供を授かってから、もうすぐで1ヶ月。いろいろな贈り物をいただいているのですが(現在進行中:笑)、「育児書」も、たくさんいただきました。
その中の一冊がこちら。
題名に「忙しいパパのための」とあるだけに、とても読みやすく、メッセージ性の強い、わかりやすい内容になっています。
忙しいお父様方にとっては、(私は「忙しい」という言葉はあまり好きではないのですが)うってつけの一冊だと思います。
子育てパパは、誰から育児を学ぶべきなのか
新しく父親になる人にとって(母親もそうですが)、「育児」や「子育て」は、それこそ未知の領域。
でも、子育てママであれば、自分の母親自身にモデルを求めることができますが、子育てパパには、なかなかロールモデルがありません。
(現在のおじいさま世代は、現在よりも男女分業色が強いため)
そうすると、自ら勉強しないといけませんが、どこで、何を学べば良いかわからないという状態に陥ります。かといって、定番の育児書は、ママ向けだし・・・。そんなパパには、ぜひ入門書としておすすめしたい一冊です。
メッセージ性が強い!!
本書の特徴は、メッセージ性が強いだけあって、わかりやすい。だからこそ、これを元にして「自分で育児というものを改めて考えてみる」という流れへもって行きやすいのです。
例えば・・・、
「父親が育児をすると、子供の自己評価が高くなり、夫婦関係もよくなります」
「父親が積極的に子供に関わると、子供は、さらに活発に育つようになります」 「父親からほめられると、子供は、学校や社会へ出て行く自信を持つようになります」 「母親の心をいかに支えるか、これが、実は、父親の子育てで、最も大切なポイントなのです」 |
という具合です。
メッセージ性が強いのため、「安直に言いすぎでは?」という気もしてくるのですが、でも、だからこそ、自分で自分なりに育児を積極的に考えてみようという、強いきっかけができるように、私は思います。
育児は母親だけのものではない、という当たり前の事実
そして、育児は母親だけのものではなく、父親が一緒になって強く関わっていくことこそが、会話と共感の多い家庭創りにつながっていくのだな・・・ということを、強く感じさせる本になっています。
関心があるけど情報不足ゆえに、なかなか「育児」に関わることができずにいる・・・。もしそんな旦那様でしたら、この書籍、ぜひ差し上げてみてください。
夫婦で育児に関わっていくことで、この本の前書きにあるように、育児は、「時間と労力を犠牲にすることではなく、父親の人間性を豊かにし、幸せを与えてくれるものなのです」ということが、わかってくるように、私は思います。
未婚で本書を読んだ男性ならば、きっと、「近い将来に子供のいる家庭」を、希望をもってイメージしてしまうはずですよ。
【参考】子育てパパをテーマとするブログ記事
なお「子育てパパ」に関するブログをいくつか書いています。こちらもぜひどうぞ。
2008年2月14日 渡邉 裕晃
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【社長ブログ】時の運と人の縁をきわめる日々の記録
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【 会社HP 】株式会社サムスル(ネット広告代理店)
【 1×1×1=100を作る「成長縁(R)」創出カンパニー 】
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