23歳だった私が、米マイクロソフト元副社長から声をかけられた理由

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今回の題名は、「23歳だった私が、米マイクロソフト元副社長から声をかけられた理由」というもの。

ずいぶんと大げさな題名に聞こえるかもしれません。
でも、これは嘘ではありません。

私がまだ23歳の頃です。米マイクロソフト元副社長から声をかけられたのです。

マイクロソフトのオフィス

「私が23歳の時」、つまり私がビジネスの世界に入る前のこと。大学院生として、複数のベンチャー企業でアルバイトをしていた時期です。

「米マイクロソフト元副社長」、つまりこの人物は、かつてマイクロソフトのアメリカ本社の副社長をされていました。しかも彼が23歳の時に副社長に就任しています。しかも日本人です。
(実にすごい青年ですよね・・・)

「声をかけられた」、たしかにこの表現からは、いろいろな意味を読み取ることができますね。
タネ明かしをしてしまうなら、厳密に言えば、「ぜひ社長室に遊びに来て下さい」と言われたというのが実態です。
 
 
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「なぁんだ」と思われるかもしれません。

でも、「23歳だった私が、米マイクロソフト元副社長から声をかけられた」というのは、事実です。

では、「どうして、そんな経験を?」と思われるかもしれません。
その答えは、「私から声をかけたから」(笑)です。

私からアクションをした。ただそれだけです。たったのそれだけ。
 
 
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「門を叩けば、開かれる」という言葉があります。
私はこれは、真実だと思っています。

自分からアクションする。これは偉大なパワーを発揮します。
なのに、やらない人が多い。すっごく多い。
ずばり、もったいない。私はそう思います。

アクションすれば、何かが起きるのに、何も起きない現状を嘆くだけの人がとても多いように思うのです。
 
 
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アクションする・・・。結果として、思わぬ失敗をすることもあります。大それたことをして、恥をかくこともあるかもしれない。

でも、やってみるということ。これはとても意義深いこと。

転んでけがをすることなく、自転車に乗れるようになったという人、いったい、どれくらいいるでしょうか?

水を飲んだり、鼻に水が入って苦しんだり、恥ずかしい思いをしたり、そういう経験なくして、泳げるようになったという人、いったい、どれくらいいるでしょうか?

そうした苦しみが嫌だ!と言って何もアクションしなかった人は、その後どうなるか。自転車に乗ってさわやかな風を感じたり、水泳をすることによって喜びを味わったり、そういう幸せを享受すること無く、人生を終えていくのです。
 
 
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門をたたき続けて、いったんあけてしまえば、向こうには素晴らしい世界がある。でも、叩くのが怖い、叩くのが痛い、それゆえに門の前でたたずむだけ。

もったいないですよね?

私が彼に声をかけたのは、なんと某書店。読書家の彼は、両手に数十冊の本を抱えながら、書棚を眺めていました。

「あっ、●●さんだ!」「数々の実績で有名な起業家だ!」
声をかけるべきかどうか悩みました。

でも、一学生でしかない私が彼と話をする機会は、そうそうないだろうと思いました。だから声をかけました。

ものすごく、あやしまれました(笑)。
でも、この体験がなければ始まらなかったはずなのです。後日「ぜひ社長室に遊びに来て下さい」と言っていただけるようになることは。
 
 
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これは、どんなに些細なことであっても、アクションするかどうかが決め手になるという典型例です。

悩んで悶々としているだけで、何かがふってくるということはありません。だから、「アクションする。継続する」ということは、とても偉大なことだと思います。しかも、やろうと思えばできること。

人間も動物。だから動くことが、次への大きなきっかけづくりになります。自分の今後の方向性が見つけられなくて悩んでいるなら、家で悶々とするのではなく、とりあえず100人の友人と話をすること。そうすれば絶対に何らかのヒントが見つかるはず。

「100人と話をする」という、たったそれだけで。

門を見つけましょう。たたきましょう。扉をあけましょう。
本当にそう思うのです。
 
 
■追伸:
「社長室に遊びに来て」とお招きいただいたのに、私はなぜかおうかがいしませんでした。アクションしなかった・・・。もったいない。今となっては、悔やむに悔やまれない出来事でもありました。

 
■参考:このテーマに関連するブログ記事です。こちらも、どうぞ。

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このコラムは、2008年6月21日に配信したメールマガジンを加筆・転載したものです。
 
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 2008年7月13日            渡邉 裕晃

 

 

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