「もっとインドネシア社会に溶け込みたい」と思うに至った、ある一つの言葉

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インドネシアで暮らし始めてから、
もうすぐで9週間目に突入です。

毎日が濃厚すぎて、1日があっという間に過ぎ去ります。
こうしてブログやfacebookで、いろいろなことを書いていますが、
日々経験することの、ほんの一握りしか発信できていないことが
心残りでなりません。

そんな中、
「あぁ、もっともっとインドネシア社会に溶け込みたい!」と思うに至る、
ある一つの出来事がありました。

それは、何気ない、ある一つの言葉。
でも、私の心をとっても強く刺激してくれた言葉。
今回はそれを紹介したいと思います。

お世話になっている方の誕生日会にて
【写真:お世話になっている方の誕生日会にて】


 
 
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先日、インドネシアの人と話していた時のことです。

「いまの季節は、日本は暑いの? それとも寒いの?」と聞かれ、
「涼しい季節だよ」と答えました。

日本の「四季」の存在は有名ですが、
たとえ4つの季節があるということを知らなくても、
「暑い」と「寒い」があるということは、よく知られています。
 
 
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「そっか、寒いんだ・・・。なら、雪が降る季節?」
と聞かれたので、
「いや、日本には、夏と冬の間に秋があるんだよ」
と教えてあげました。

すると彼は
「でも日本は寒かったり、暑かったり大変だよね。
それにひきかえ、ここは暑苦しくもなく、かといって寒くもなく、
おだやかで過ごしやすい」と。
 
 
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それで私が「たしかにそうだね」と回答すると、
彼はこう付け加えたのです。

「暑くもなく寒くもなく、あたたかい穏やかな場所。
そんな場所に暮らせる僕らは幸せだよねぇ」と。

「んんっ? 僕ら?」

いやぁ、感動してしまいましたよ。「僕ら」という言葉に。
(単純すぎますかね?:笑)
 
 
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でも、この「僕ら」という言葉は、
私にとっては、非常に刺激的な言葉でした。

というのは、
同じインドネシアの仲間に加えてくれたということ。
そのことが望外に嬉しく、しばらく固まってしまったのです(笑)

「あぁ、もっともっとインドネシア社会に溶け込みたい!」

心の底から、そう思うに至った、とても大事な瞬間でした。

ますますの努力をしなくては!と再認識。
言葉には魂があると言われますが、
ほんのちょっとの言葉が、人を大きく刺激することがある。

そういう意味では、言葉の大事さ、言葉の力強さについても、
再度、教えてもらったような気がします・・・。
 
 
サムスル
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時の運と人の縁を極める日々の記録 】  渡邉 裕晃
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