日本の大学生向けのビジネスインターン、「武者修行プログラム」2017春の第1ターム。
ベトナムの世界遺産都市「ホイアン」において、約2週間に渡って行われるプログラムですが、今回は4日目の様子をご紹介します。
すでにブログで紹介した通り、
1日目は「キックオフ」。
2日目と3日目目は、各チームがビジネス企画の活動をする時間。
そして、今日4日目は「中間発表」です。
全員が英語で発表することが求められます。
さてさて、どうなることでしょうか・・・。
【写真:緊張の中で2日間の成果を出す! 中間発表のプレゼン光景】
目次
武者修行プログラムの4日目の様子は?
【写真:代表からの挨拶でスタート】
朝の9時。緊張した面持ちで、メンバーたちが教室に入場してきます。最後の最後まで、チーム同士での打ち合わせが行われていました。みんな、本当に真剣な表情。会場の緊張感も最高潮。
まずはじめに「武者修行プログラム」の代表が挨拶。もちろん英語です。
今回の「2017春・第1ターム」は合計で6チームあります。レストランでのビジネス企画が3チーム。そして、語学学校でのビジネス企画が3チーム。
6つのチームのそれぞれが、日本で考えてきた企画があります。ホイアンに来てから、現地事情を見て、感じて、調べて・・・。現地でも実現可能なプランに修正して、まとめあげた企画です。
英語による中間発表のプレゼンテーションがスタート!!
さて、いよいよ発表が始まります。
発表時間は10分。そして、質疑応答が5分。質疑応答は、「武者修行プログラム」の代表から。そして、ホイアンでの店舗展開を統括する、武者修行のベトナム法人の代表(ベトナム人)から。
【写真:「新商品開発」チームの作品を試食する審査員】
合計2名の審査員からの英語による質問が浴びせられます。
「スライドの●ページ目。ここに書いてある根拠は?」
「ここのところの君たちの主張。エビデンスは?」
「アンケートをとったの? 内容を見せて」
「この説明だけど、全然わかんない。どういうこと?」
「これは君たちの主観だよね。現実はどうなの?」
その他、さまざまな鋭い質問が続々と。
【写真:「君たち、わかってない!」とベトナム人審査員】
メンバーたちは、お互いにお互いを助けながら、必死に回答していきます。
そしてすべての発表が終了。
□ □ □
わずか2日で、企画をまとめ上げなくてはいけない・・・。もちろん時間が足りません。その極限の中で、どうまとめあげるかが問われてきます。
実際に発表をつくりあげ、質疑応答を通じて、中間での講評を得ます。
【写真:代表からの締めくくりの総評】
さまざまな問を前にして、
「あぁ、もっとこれを調べておくべきだった・・・」
「この部分は、全然できていなかった。甘かった」
「まったく形になっていない。これからどうしよう」
様々な思いにとらわれたことでしょう。
一方で、しっかりと課題意識をもつこともできたはず。
「僕らは何がいけなかったんだろう?」
「そもそもチームでまとまっていなかったかも」
「明日からどうやって進めていこう?」などなど。
中間発表が終わると、チームごとの面談が行われます。1チームあたり1時間。ファシリテーターたちがチームごとに時間をとって、振り返りとアドバイスを行います。
□ □ □
・・・っと、ここからは内緒。
でも、ここでみんなは再び立ち上がるんです。
これから何をすべきか。
何が足りなかったのか。そしてそれはなぜなのか。
チームでまとまるとは、どういうことか。
そもそもビジネスは何のために行うのか・・・等。
中間発表が自分たちの期待どおりにできたチームなんてひとつもありません。みんな悔しい想いをしながら、この面談の場にいるんです。でも・・・、ここからがみんなのスタート。ここから、いよいよ各人の成長と格闘が始まります。いよいよ始まる武者修行。さぁ、みんな頑張れ!
夜の「終礼」では、まずは1日の整理を。今日は、実にたくさんの学びがあったはず。みんなで話し合います。
【写真:みんなの表情は日々真剣になっていきます】
「ファシリテーター・ナイト」=何でも質問タイム!!
その後は、少し気分を変えて、「ファシリテーターに何でも質問タイム!」。武者修行に関係のないことでも、何でもOK。気になることは何でも聞いてみよう!という時間です。武者修行プログラムでは、これを「ファシリテーター・ナイト」と呼んでいます。
「へぇ・・・意外!」なんて声も飛び出して、緊張しきった1日の締めくくりは、和気藹々と。あっという間に1日が過ぎ去ります。
武者修行プログラム、次の6日目の様子は?
そして明日の「5日目」は、いったん休憩、「終日OFF」になります・・・。武者修行プログラムの活動から離れて、世界遺産ホイアンを満喫します。メンバーたちと一緒に思い切り遊ぶ!という1日を迎えることになります。
今回のブログでは、終日OFFの内容は紹介しません。終日OFFを終えると、今度は6日目の活動に突入です。さてどんな1日になることでしょうか。ぜひ続きもご覧ください。
■「武者修行プログラムの6日目:ビジネス企画の活動+個人面談」に続く
【参考】武者修行プログラムに関するブログ記事
「武者修行プログラム」に関するブログ記事です。こちらもどうぞ。
「プログラム内容」や、「武者修行で得られること」、「参加者の声」なども掲載されています。
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【 時の運と人の縁を極める日々の記録 】 渡邉 裕晃
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