2年半インドネシアで暮らす私が、もし日本に本帰国したらどうなるかを考えてみた

シェアしていただけると嬉しいです!

インドネシアの東ジャワ、マランで暮らすようになってから、もうすぐで2年半が経過しようとしています。本当に早い!

一昨日アップしたブログ、「アジアは昨日と今日が違う。あの頃のアジアは今のアジアではない。」が予想外にバズっていて、びっくりしているのですが・・・、

そこでも書いたように、躍動するアジアを感じ、日々変化するインドネシアで暮らしこと。それこそ「毎日が変化の連続!」で、退屈することがありません。

そんな中「もし日本に本帰国するとしたら、どうなるんだろう?」という思考実験をしてみました。日本の住む皆さんも「もし海外に移住or赴任することになったら、どうなるんだろう?」と置き換えて、シミュレーションしてみて下さい。




インドネシア暮らしで体感!アジアの急成長と大変化

ジャカルタのビル街

アジアは成長の躍動感に満ちています。インドネシアも例外ではありません。

地方都市であるマランで暮らしているだけでも、毎日のようにレストランが増えてビックリするんですが・・・、

今朝、久しぶりにジョギングをしたら、家から数キロのところに、なんと国立大学の獣医学科のキャンパスが新しくできあがっていて、それこそ、「えーっ!」っていう感じです。

もう何もかもが、どんどん変化していきます。初めて私がインドネシアに来たのが今から40年前で、それからすると、インドネシア社会は全てが大激変。昔はガルーダ・インドネシア航空の国内線に乗ると、はだしの旅客もいました。

ジャカルタのタムリン大通りの歩道には、上半身はだかのおじさんが普通に歩いていたり。なつかしい・・・。

わずかこの2年だけを見ても、毎日が激震の連続です。庭に生える草だって、もう毎日何センチ伸びているんだ? っていうくらい、ものすごい変化。社会全体の躍動感は、本当にたまらない刺激です。

アジアは昨日と今日が違う。あの頃のアジアは今のアジアではない。
アジアは昨日と今日が違う。あの頃のアジアは今のアジアではない・・・って、過剰表現だと思いますか? 「急成長するアジア」とか「激変するアジア...
アジアの躍動を体感する|ワクワク感は、現地に行ってこそ味わえる!
私はインドネシアで生活をしていますが、生活する中でいつも感じるのは、躍動する「アジア」にたずさわることのワクワク感です。 先日スラバヤ...

インドネシア暮らしを終えて、もし本帰国をするとしたら?

photo credit: Maiko and Geiko walking down the street via photopin (license)

そんな中、ブログのタイトルに書いた通り、2年半インドネシアで暮らす私が、もし急に日本に帰ったらどうなるんだろう・・・って、考えてみたのです。

「一時帰国する」という意味ではなくて、もし家族そろって日本に戻るという選択をしたら、いったいどんな変化がおきるのだろうか、ということ。

日本に住む皆さんだったら・・・、例えば、もし急に家族そろって海外移住することになったとして、どんな変化が起きると思いますか?

インドネシアと日本の両方で暮らすというデュアルライフ

もちろん「海外に移住する」と「日本に戻る」とでは、次元が異なります。でも、多くの人は、基本的には同じ場所で住んでいるわけです。

「いや、何度も引越しを経験しているよ!」と言われるかもしれませんが、複数拠点で同時に暮らす、いわゆる「デュアルライフ」を実践している人は少ないはず。月〜金は東京で暮らし、土日だけ地方で暮らす、とか。

皆さんの理想はどうですか?

私はいま、家族そろってインドネシアで暮らしていますが、本当の理想は、日本とインドネシアとのデュアルライフ。なかなかそれができる状態ではないので、インドネシアに住んでいますが・・・、本当の理想は、日本とインドネシアとのデュアルライフです。

だからこそ、もし日本に帰ったらどうなるかなって、考えてみたくなったのです。

インドネシア暮らしと日本暮らし、子供の環境をどう考える?

一番気になるのは子供たちのこと。

小学校1年と2年の子供たち。インドネシアですでに1年半、現地の学校に通っていて、言語の通じないことがたくさんあるだろうに、「行くのが嫌だ!」と言うこともなく、すっかり馴染んでいる様子。

先日、息子にインドネシア語で語りかけたら、すっかりスラングで返してきたので驚いたり・・・。

もしいま日本に帰ったら、せっかく覚えたインドネシア語は、だんだん忘れていくでしょう。でも、インドネシアで2年を過ごし、また日本に戻ることで、いろいろな比較体験ができる。これは良い体験ではないかなと。

「日本か、インドネシアか」ではなく、「日本もインドネシアも同じくつながっている」という発想であってほしい。

そう願う私にとって、たまに帰って比較体験してもらうのは有益ではないかなという気がします。

でも、それは近々またインドネシアに行く、あるいは両国を行ったり来たりする生活が可能になる・・・というのが前提かなと。

インドネシア暮らしと日本暮らし、仕事の環境をどう考える?

次に気になるのは仕事のこと。デュアルライフを志向する私にとって、「日本にいないとできない仕事」「インドネシアにいないとできない仕事」よりは、「どこにいてもできる仕事」が本当の理想。

私は「国籍」とか「国境」に縛られたくないので、「どこにいてもできる仕事」こそが理想なんです。

そういう意味では、ずっとインドネシアにいるよりも、そろそろ日本に戻ってみるという選択は、それはそれで意味があることかなと。

でも、それは近々またインドネシアに行く、あるいは両国を行ったり来たりする生活が可能になる・・・というのが前提なんですよね。
(それが前提でお役に立てそうなことがあれば、お気軽にご連絡ください!)

ちなみに、「日本に一時帰国する機会があれば連絡ください。会いたいです!」と言って下さる方が増えているのに、なかなか行けずにいるのはホント申し訳ないです・・・。

本帰国や移住をイメージしてこそ見えてくる「自分の理想のライフスタイル」

というわけで、2年半インドネシアで暮らす私が、もし日本に帰ったらどうなるか・・・を考えてみた結果は、ホントいろいろ考えてみたのですが、「デュアルライフこそがベスト!」という結論になりました。

2年半、ずっとインドネシアで暮らしてきましたが、「日本に帰ったらどうなるか」という思考実験をしたところ、思い出すことができたのです。「そういえば、自分はデュアルライフこそが理想たったんだな」と。

それに対して「今はどう?」と振り返ってみると、「インドネシアに住むだけで、行ったり来たりができていないな」と。

複数拠点を本拠にする暮らし。まだまだ数は少ないでしょうから、実現には困難も伴うでしょう。でも、やらなきゃ! と改めて思いました。

いつもはブログでこんなことを書いたりはしないのですが、実現させたくて、あえてブログに書き記すことにしてみました。

書いたことは実現する!
きっとそう。

海外で暮らすことになったら?海外移住の思考実験してみよう

だから皆さんも、ぜひ思考実験してみて欲しいのです。日本に住む皆さんだったら・・・、もし急に家族そろって海外移住することになったとして、どんな変化が起きるかな? と。

もし余裕があれば、家族そろって長期の海外旅行をしてみて、「観光」ではなく「暮らす」という体験をしてみるのをオススメします。地方旅行でも良いですね。

大事なことは、観光ではなく生活として、家族みんなで考えてみるんです。「ここで暮らすとしたら、どうなるだろうねー」って。

そういうところから、将来のことを考えるだけでなく、今の現実を見つめることにもなるのではないかなと。1人で考えるのも良いですが、家族で考えてみるのも良いものですよ。きっと、いろいろな思いつきが出てきますから。

今回は、2年半インドネシアで暮らす私が、もし日本に帰ったらどうなるかを考えてみた結果をまとめてみました。どうぞ、おためしください・・・。人生は有限。だからこそ。

【参考】インドネシア生活に関するブログ記事

このテーマに関するブログ記事を集めました。こちらも、ぜひどうぞ。

家族で海外移住|子連れの海外生活、考えてみるだけでもメリットが!
家族で海外に移住する。子連れで海外に移住する。そんなことを真剣に考えてみたことはありますか?  今回は、海外移住のオススメではありませ...
多拠点生活|インドネシア、ベトナム、日本を移動して暮らすスタイル
私は今、インドネシアの東ジャワに住んでいます。インドネシアを基点にして、日本とベトナムを移動しながら生活しています。3拠点での生活、いわゆる...
海外子育て|家族でインドネシアに移住してからの3週間を振り返る
インドネシアに妻と子供たちを連れてきてから、3週間が経過しました。海外での生活、海外での子育て。インドネシア生活3週間を経ての率直な感想を書...
インドネシア移住生活|毎日がとても濃厚!8週目を迎えた海外暮らし
インドネシアに移住してから、今日で8週目に突入です。2013年9月17日から、東ジャワ州第2の都市マラン(Malang)で暮らしています。3...
家族で海外生活|インドネシアで暮らし始めて2ヶ月半を振り返る
インドネシアに家族を連れてきてから2ヶ月半が経過しました。 最初は、家のこと、家族のサポート、子供の学校のことなど、いろいろと手間のか...
子連れの海外移住から1年|妻は地元の英語サークルで何を語ったか
妻と2人の子供を連れて、インドネシア東ジャワのマランに移住。それから1年が経ちました。子連れの海外生活は、毎日がめまぐるしく過ぎて、本当にあ...
スポンサーリンク

あわせて読みたい関連記事










シェアしていただけると嬉しいです!

フォローする