「受注!」と書いたものの、
厳密に言えば「もうすぐ受注」という段階なのですが、
それでも、だいぶ進展しているので、あえて書いてみました。
営業活動は、営業スタッフが担うべきものですが、
私は、特にうちのような小さな会社であれば、
社員全員が、営業活動に関わるべきだと考えています。
いわば、「全社員営業体制」です。
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先日のこと。
試しに、営業部でないスタッフに営業活動を担ってもらったら、
あれよ、あれよという感じで、
ほぼほぼ受注までたどりついてしまいました。
いやぁ、実に頼もしいものです。
□ □ □
このスタッフは、
私は以前から、「営業の素養があるな」と感じていたのですが、
なかなかそういう場面で活躍をお願いする機会がありませんでした。
今回たまたま、そういう機会に恵まれて、
「もし仮に受注を逃したとしても、大事な経験になるだろう」と思い、
思い切って、任せてみたのです。
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非常に良かったのは、
全ての段階において、上司に、そして私に確認し、
一つひとつの仕事を丁寧に、かつ、スピーディーにこなせたこと。
なんでも上に頼るのではなく、
自分から考えて、きちんと企画を立てて、
その上での助言を請うという姿勢。
しかも、スピードを怠らないように、先手先手を打って動くスタンス。
細かいところまで気づくところと、
素直に行動できるというところ。
これは、本当に財産だと私は思います。
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もう、受注できたと言っても良い段階に進んだ時、
社内からは手を叩いての喜びの声が・・・。
本人は、
「いや、まだ正式受注できていないので、ほめないで下さい!」と謙遜しつつも、
営業マンたちからは、「おめでとうございます!」の声がもたらされました。
中には、「営業部に移籍してくださいよ!」なんて、声も・・・。
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このような、
きちんとした実績を伴いながら、和気藹々とできる組織、
これは私の理想です。
小さな会社だからこそ創りやすいはずの風土。
意欲があれば、
人事異動を経ずしても、所属部署を横断した貢献ができる。
個人の成長が会社の成長に直結する、ということです。
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久しぶりに、素直に喜べる出来事とあって、
私もとても嬉しい気持ちになりました。
人が活躍する、人が成長する、みんなから応援される。
こうした場面は、見ていて本当に美しいものです。
一人ひとりが、素直な気持ちで必死に戦って、
寸暇を惜しんで結果を創る。
そしてそこに感動がある。
そんな場面を、少しでも多く生み出していきたいものだと
改めて感じた一日でした。
●さん、ぜひ最後まで、ぬかりなく。
正式受注まで、あと一歩、いや、あと半歩ですよ!
2009年3月5日 渡邉 裕晃
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