毎年、春になると、電車内や駅のホーム、歩道などでぶつぶつと独り言をつぶやく方が増えますよね。奇妙に思われるかもしれませんが、私はそういう方を発見すると、ちょっと耳を傾けて注意して聞いてみることにしています。今年の春はどうだったろうかとふりかえると、なぜか今年はほとんどそういう方にめぐりあうことがありませんでした。彼らの独り言にはいろいろなものがあって、内容や質にピンからキリまであります。意味不明な日本人論を展開する老人や、独創性(妄想性?)あふれる政党批評をする方など、ちょっと近付きがたいものもありましたが、私が今までめぐりあった中で最も記憶に残っているのは、地下鉄内でのこと。おじさんが「いやぁ、昔に比べると(電車は)ずいぶんと速くなったものだなぁ、びっくりだよ」と言い、その後「まるで現代の時間の流れ(のスピード)みたいだなぁ」とおっしゃっていました。印象深い独り言です。みなさんは今年、どんな独り言に遭遇しましたか?
印象深い独り言
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