初めてのフルマラソン。前回ブログの続きです。
もう折り返しは、ほぼずっと歩きです。
どんなに力んでみても、走りが続きません。
もうそれこそ棄権して、バスで搬送されたい気分(笑)。
沿道の人たちからの応援も、まったく気力アップにつながらず、気力があっても、現実に足が動かないという始末。
「ほら、兄ちゃん、走らんとだめよぉ」
そんなこと言われたってねぇ・・・。
毎回の3キロごとのエイドステーションでは、バナナをいただき、アンパンもいただき、エナジータブレットもいただき、ドリンクもいただき・・・・。
でも、足がまったく言うことをききません。
こんなに悔しいことはありません。走る気はマンマンなのに、景色がほとんど動かないのですから・・・。
ひとえに練習不足。先週、先々週に、予想外の発熱に見舞われたことも影響したことは事実ですが、いずれにしても、努力不足が如実に表れた結果です。
やはり努力というものは実に偉大なものだと、歩くたびに実感します。
【写真:ゴール後、すぐに駆けつけたラーメンコーナー(笑)】
【写真:「完走ラーメン」の海苔には「祝・完走」の文字が】
□ □ □
もう、こりごり?
いえいえ、そんなことは全くありません。
いつか近いうち、歩かずに完走したいと決意を新たにしました。
そして・・・、そう、見えちゃったんです。
フルマラソンの奥深さが。
後半は歩いてしまいましたが、それでも、10キロマラソンやハーフマラソンには無い、独特の世界が見えてしまったのです。「見てはいけない世界を見てしまった」というのが実感です。
いやぁ、これはすごい世界だ・・・。
マラソンにハマる人たちの気持ちが、ますますよくわかるようになってしまいました。
【写真:42.195キロを完走した人たちが座り込んで休んでいる光景】
□ □ □
この体験を、マラソンの先輩社長に語ったところ、「渡邉さん、フルはね、20キロ地点までは、疲れちゃ、いけないんですよ」「ハーフ地点までたどりついて、初めてスタートですから」と。
そっかー、そっかー。言うは易し、行うは難し。でも、経験者の言葉は重いなぁ。 そして、またまた思うのです。フルマラソンは深い。そして楽しい・・・。
日々の努力が如実にものをいう世界。一に努力、二に努力。努力というのは、本当に楽しいものだと感じます。
さぁ、また頑張ろう。
(あぁ、とんでもない世界にハマりこんでしまったものだ・・・)
【おわり】
■参考:昨年の参加者(合計:1万7138人)
42.195km:1万4818人
5km : 1755人
ジュニア3km: 97人
キッズ 1km: 179人
キッズ 500m: 184人
車イス1km : 45人
■参考:今年の参加者(合計:1万9650人)
42.195km:1万6878人
5km : 2222人
ジュニア3km: 106人
キッズ 1km: 172人
キッズ 500m: 232人
車イス1km : 40人
2008年3月19日 渡邉 裕晃
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