プライベートジェット(ビジネスジェット)に乗ってみました。今回は、その搭乗記としてプライベートジェットの魅力をまとめます。
今回乗せていただいたビジネスジェットは、かなり大きなサイズが特徴です。一般的な、ミドルサイズのビジネスジェット機の3倍もの客室スペースがあり、乗客だけで、最大18名まで乗れるという巨体。
長距離大型ビジネスジェット機「Boeing BBJ」(ボーイング・ビジネスジェット)は、何から何まで本当にすごかったです・・・。では搭乗記のご紹介です!
(プライベートジェットを所有される堀江貴文さんと前澤友作さんの愛機のYoutube映像も、後半にまとめました)
目次
「Boeing BBJ」の小さな機体、でも航続距離は1万キロ超!!
調べたところ、この「Boeing BBJ」のプラットフォームは、小型旅客機「ボーイング737‐700型機」と同じだそうです。サイズは全長は33.6m。全日空(ANA)が通常の旅客機として使用する場合、だいたい120席くらいで運用されている機体のようです。
小さな機体ではありますが、飛行距離(最長航続距離)は、11,612キロメートルもあります。ちなみに羽田空港からニューヨークのジョン・F・ケネディ国際空港までは、10,899キロメートルです。小さな機体で、そこまで行けるのか!とびっくりです。
■参考「ボーイングビジネスジェット」の詳細について(双日ビジネスジェット公式ウェブサイト)
プライベートジェットはファーストクラスをはるかに超える贅沢さ!
そして、ビジネスジェットの機内の様子ですが、ずばり通常の飛行機のファーストクラスをはるかに上回る贅沢空間でした。
機内には、リビングルーム、会議室、シャワールーム、さらには、クィーンサイズダブルベッドの寝室まで備わっています。ずばり、こんな感じです。
【図:「Boeing BBJ」 の機内の見取り図。航空会社のHPから】
「大空のプレジデンシャルスイート」と呼ばれる機体だそうです。普通のプライベートジェットは、もっともっと狭いですからね。だって、こんなにすごいんですよ!!
【写真:「Boeing BBJ」 機内の一部。航空会社のHPから】
羽田空港からプライベートジェットに乗る方法
プライベートジェットの場合、専用の入口があるようです。(ただし今回の場合、機体の見学が目的だから別の入口から案内されたのかもしれません)
まずは、ワゴン車に乗って羽田空港へ。羽田空港のフェンス扉を通過して入場。専用の入口です。ここからジェットのある場所までは、なんと20秒!!
【写真:ワゴンから降りるところ。目の前には既にジェットが横付けに】
通常であれば、空港の建物に入ってからチェックイン。搭乗手続きで並んで、離陸するまで、1時間から2時間近くはかかりますよね。ところが、びっくり。なんと30秒。何の手続きもなし・・・。
こんなに手軽で良いのでしょうか。お金に困らない方であれば、この便利さには、はまるでしょうね。驚きです。
プライベートジェットの機内の様子、内装は?
【写真:このプライベートジェットを操縦するパイロット】
今回乗せていただいたのが、このプライベートジェット。パイロットに出迎えられ、階段を登って機内に入ります。中に入って右を向くと・・・、圧巻。
この入口部分だけでも、とにかく、すごい!!
そして、さらに中に入ると・・・
【写真:リビングルーム。窓の大きさにご注目を。座席シートは全て革】
【写真:最後部にある洗面エリア。左下にある便座は、なんと総革張り(笑)】
【写真:会議室。こんなところで会議なんかやってられませんよね。遊んでしまいそう・・・】
【写真:最後部にあるシャワーブース】
【写真:クィーンサイズのダブルベッドがある寝室】
【写真:リビングの折りたたみテーブル。これだけで、なんと100万円以上かかっているそうです】
ボーイングビジネスジェットBBJのYouTube映像は?
今回ご紹介している「ボーイング ビジネスジェットBBJ」ですが、YouTubeの映像でも取り上げられています。写真とは異なり、臨場感あふれる様子が取り上げられているので、2本ほどご紹介します。
なお内装やインテリアの紹介は、こちらをどうぞ。
羽田から名古屋までプライベートジェットで飛んでみる・・・けど
ビジネスジェットを見学していて、どれもこれもびっくり感心していると・・・、
「渡邉さん、これから名古屋に行くんですけど、一緒に行きません?」
「えっ」
「名古屋まで40分くらいなんですけど、行きましょうよ。ぜひ体験してみて下さいよ」
無念・・・。土日にも予定をどんどん入れてしまう性分の私には、名古屋まで行ってから東京に帰ってくるほどの時間がありませんでした。
(東京までは新幹線で帰って下さいと言われました。笑)
そんなわけで、このブログのタイトルに「プライベートジェットに乗ってみた」と掲げたものの、厳密には、搭乗しただけで、飛んではいません。すみません・・・。でも、きっといつか乗れるでしょう。縁があると思います。確信がありますので。
ちなみにGoogle Mapを使って、「羽田空港」と「名古屋空港」をつないでみると、この通り。ジェットによる移動が時間的に見て、いかに便利かイメージできますよね。
プライベートジェットの小さな機体、揺れはどれくらい?
でも、小さな飛行機って、結構怖いのですよね・・・。以前、こんなに小さな飛行機に乗って、もう、ありえなくて、汗だらけになりましたから。
【写真:水上飛行機(客席は8席しかありません)。乗り込み方にご注目】
【写真:座席からパイロット席を撮影。というかすぐ目の前。私のブローシャーがパイロット席の後ろにはさんであるって、ありえなくないですか?】
いや、本当に怖かったです・・・。しかも、パイロットが二人とも短パン姿で、操縦も、無気力モード全開、やる気無いんです。着陸ならぬ、着水段階の下降の仕方なんて、すごい落ち方と急旋回で、本当にこのまま死ぬかと思いましたもの。
小さな飛行機の揺れが怖い。ビジネスジェットは大丈夫?
今回、プライベートジェットに乗せていただいた時、スタッフの方に「小さな飛行機は揺れまくりで怖い」という話をしました。
そんな話をしていると、「渡邉さん、でもインドネシアで乗っている80人乗りくらいの国内線は平気なんですよね?」と。「えぇ、まぁ」と答えたところ、「じゃあ、大丈夫ですよ。だって、このジェットはそれと同じ大きさですから」と。
そう言われて、このプライベートジェットの巨大さに、改めてびっくりしたのでした。しかも、プライベートジェットは、通常のジェット機よりもはるかに高い高度を飛行するので、非常に揺れが小さく、しかも機内の空気も非常に過ごしやすいものになるのだそうです。いつか体験してみたいものです・・・。
ちなみに「インドネシアで乗っている80人乗りくらいの国内線」というのは、こちらです。
また、飛行機恐怖症については、こちらの記事もどうぞ。
プライベートジェット所有の日本人が自ら魅力を紹介するYoutube映像
ここまで写真で紹介しましたが、より詳しく知りたいなら映像ですよね。プライベートジェットを所有する有名人にはいろいろな方がいますが、自身の愛機をYouTubeで詳しく紹介しているのが、堀江貴文(ホリエモン)さんと前澤友作さんです。
空港での搭乗光景から機内の様子までが紹介されています。機体は「ホンダジェット」とボンバルディア「グローバル6000」です。興味のある人はぜひチェックしてみて下さい。
堀江貴文(ホリエモン)所有の「ホンダジェット」
まずは、ライブドアを経営していたことで知られる堀江貴文さん(ホリエモン)。プライベートジェットを購入(6人でシェア)されたとのことで、愛機「ホンダジェット」(HondaJet)の様子が紹介されています。羽田空港からの搭乗光景です。
■参考「HondaJet」の詳細について(ホンダ公式ウェブサイト)
前澤友作が所有するボンバルディア「グローバル6000」
ZOZOTOWNを創業した前澤友作さんもプライベートジェットを所有することで知られています。機体はボンバルディア(Bombardier )の「グローバル6000」(GLOBAL6000)です。機内の様子を紹介する映像ですが、成田空港から搭乗する姿が収録されています。
■参考「Bombardier Global 6000」の詳細について(双日ビジネスジェット公式ウェブサイト)
さらにビジネスの可能性を追いかけたい!
でも、私には、プライベートジェットに乗ることの経済合理性を考えると、どうしても「?」となってしまいます。
「プライベートジェットに乗っても経済合理性が出る」くらいの人物になれば良いのですよね。その方法論とは・・・。未来は大きく、目標高く、頑張っていくこととしましょう。
ファーストクラスでは満足できないくらいのビジネスライフというのがいかなるものなのか、まったく想像がつきませんが、それを明確にイメージできるできるようにならないことには、このレベルには到達できないでしょうね。素晴らしい経験をさせていただきました。
富裕層マーケティングのお話もうかがうことができ、とても勉強になりました。しかし、これ、なんとか自社の新事業として、何か形にできないものか・・・。
本当にありがたいことなのですが、最近めぐりあったり、ご紹介いただいたり、「ぜひアドバイスいただきたい」とか「ぜひ社外役員に」とか(本当に私なんかで良いんですか?と言いたくなってきますが)、縁あって出会う、いろいろな物や事が、すごく面白くて、すごく珍しくて、すごく楽しいビジネスなのに、自社のビジネスに結び付けにくいのが、とっても、とっても、もどかしい・・・。
もっともっと人に会って、
もっともっと勉強して、
もっともっと体験して、
個人も会社も、もっと速い成長スピードを走らねば。
う・・・ん、欲張りなのか、本当に時間が無いなぁと思うのでありました。
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【 時の運と人の縁を極める日々の記録 】 渡邉 裕晃
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