インドネシアをメインに生活している私。1年に何度か、日本に一時帰国しています。飛行機に乗って日本へ行く時、なぜかいつもキャビンアテンダントから渡されるものがあります。
それがこちらの「外国人入国記録」カード。英文だと、”Disembarkation card for foreigner” ・・・。そう、”for foreigner” なので、外国人向けに配られるカードなのです。
今回のブログのテーマは「第2外国語を習得する楽しみ」や「多言語学習の面白さ」についてです。
目次
最初は、外国人向けのカードだと気づかなかった
以前、ついうっかり、まじめに記入しようとしてしまったことがあって。
「住所」の欄で「国名」というのを見て、「日本に決まってんじゃん!」って思いながら・・・、「渡航目的」に「観光」という選択肢があって「あれ・・・」と。
「日本への上陸拒否歴の有無」とか「日本から退去強制されたことはありますか?」との質問があったりして。
そこで初めて、「あ、これ。外国人向けだ・・・!」と気づいた次第。
(気づくのが遅いですか?)
キャビンアテンダントにどう判断されるかという楽しみ
私は、インドネシアと日本のハーフなのですが、とても便利だと思うのは、「日本にいると日本人だと思われることが多くて、でも、インドネシアにいるとインドネシア人だと思われることが多い」ということ。
日本に行く時、特にインドネシアから向かう時は、キャビンアテンダントがインドネシア人と日本人の双方いるので、いつも楽しみなんですよ。キャビンアテンダントがどう判断するんだろう? って。趣味悪いですよね・・・。
だから、これまた変な趣味かもしれませんが、日本に向かう時に、「外国人入国カード」を渡されるかどうかって、実は意外な楽しみだったりするんです(笑)
以前、成田空港か羽田空港に着いた時、入国審査で「日本人」という列に向かって歩いていたら、近くの係官から英語で「そっちは日本人向けですよ!」って言われて「よし、きたっ!」とガッツポーズをとりたくなったのは、ここだけの話。
こちらは、英文による「税関申告書」。外国人向けのカードですね。
第2外国語の習得、多言語学習は楽しい!
でもこれ、もしやってみたければ、ハーフでなくても楽しむことは可能だと思っています。機内でどう行動するかで判断されることなので。
例えば、インドネシアからの便であれば、キャビンアテンダントとの会話を日本語にするか、インドネシア語にするかで対応が変わってきます。日本語の本を読んでいるか、インドネシア語の新聞を読んでいるか・・・でも対応が変わっています。
私の場合は、機内では両方をやってみたりするので、キャビンアテンダントが「?」と、あからさまに困惑するケースもよくあって。私が「第2外国語の習得」を多くの人に推奨しているのは、こんな楽しみがあったりするから・・・なんてこともあったりします。
「第二外国語でなくても、英語でも同じことができるよね?」と思われるかもしれません。たしかに、そう。でも英語は世界共通語。ある意味では「誰もが話せておかしくない言語」なわけです。だから、英語で話しかけられても、英語の資料を渡されても、ある意味では普通です。
「みんなが学習するわけではない言語」という意味で、第二外国語であってこそ意味のあるプロジェクト?なのです。おわかりいただけますでしょうか?
第2外国語の学習者は、ぜひお試しを!
さらに言えば・・・悪趣味と言われるかもしれませんが、「第2外国語」をやっている方や、多言語を同時に勉強している人であれば、その習熟の度合を確かめるテストとしても使えるんじゃないかな・・・と私は思っています。
キャビンアテンダントとの会話でもそうですし、機内で何語の本を読んでいるか・・・でもそう。あとは、その国の人っぽく行動するとか、ですね。
文化や行動様式も含めて、その国の言語や文化を学び尽くすこと。その習熟の度合いを確かめることのできるゲーム的な要素があるんじゃないかなと。
「第2外国語」をやられている方は、ぜひお試し下さいませ・・・。やっぱり趣味悪いですかね?
多言語学習の効果的な勉強法(コツ)はゲーム感覚!
でも、私自身、まだまだ言語能力は磨いている真っ最中で、たまには入国カードをもらえないこともあるし、キャビンアテンダントから日本語で話しかけられることもあって。その度に「もっともっと向上させなきゃ」と思うわけですが、こういうゲーム性って言語学習において大事な要素だと思うんですよね。
「多言語学習の効果的な勉強法は?」という議論があるわけですが、私はズバリ「ゲーム感覚」だと思います。
なお、外国語学習の楽しさ、多言語を習得することの喜びをズバリ表現しているネルソン・マンデラの名言があります。多言語学習の意味について、なるほど! という回答をされていますよ。興味のある方は、こちらをどうぞ。
もう1点。今日たまたま見つけた本がこちら。友人によれば、多言語を同時に勉強して習得する方法や、多言語学習にも向くアプリが紹介されているそうです。
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【 時の運と人の縁を極める日々の記録 】 渡邉 裕晃
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