「東京マラソン2009」にかける思い(娘と妻に向けた応募原稿)

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「走るあなたが主役です!皆様の東京マラソンに掛ける思いを教えてください」
これは、「東京マラソン2009」にあたって、
事務局が参加者たちに、呼びかけていたものです。
詳細はこんな感じです。3/22開催に対し、1/15が応募締切となっていました。

■走るあなたが主役です!皆様の東京マラソンに掛ける思いを教えてください。
例えば・・・
<例1>4年つきあっている彼女の前で完走して、プロポーズする。
<例2>重病が完治して、健康の有難みを感じ走り始めた。初マラソンに挑戦します。
<例3>ダイエット目的で走り始めたら、8kg痩せた。今度はタイムを縮めたい。
★全角2000文字以内


 
 
     □     □     □
 
文章を書くのが全く苦にならない私としては、当選させていただいたことの感謝と記念の意味を込めて応募していました。

また、これに応募することには、「書いた以上は完走しなければいけなくなるはず!」という自分を追い込む意味もあったのです。
 
 
     □     □     □
 
1/15が締切だったのですが、書くことのアイディアがなかなか思い浮かばず、長い間、放置していました。

忘れかけていた、1/15の当日、急にこのことを思い出し「時間がない!」と思って、あわてて20分くらいで書きあげて応募しました。

今回の自分の完走を自分で祝して(笑)、記念のために、ブログにアップしておきます!

「東京マラソン2009」完走!
東京マラソン、42.195キロ、無事完走できました!いやぁ、すさまじい達成感です。 世界が違って見えてきますから(笑)。 「(笑)」...

 

■東京マラソンにかける思い
 
 
初めて参加する「東京マラソン」。
私には、まだフルマラソンを完走した経験がありません。
でも今回、私は家族のために挑戦します。
1歳になる娘と、生まれたばかりのゼロ歳の息子、そして365日のうちに2人
もの命を生み出してくれた妻のために完走したいのです。
 
 
     □     □     □
 
私が初めてマラソン大会に参加したのは2年前の5キロマラソン。
当時、マラソン初心者だった私にとって、たったの5キロのマラソンですら、完
走するのは実に大変なことでした。
今の私にとっては、たったの5キロ。
でも、当時の私にとっては、なんと5キロ、だったのです。
走りながらも、何度もリタイヤしそうになりました。
でもそんな私を完走に導いてくれたのは、それから3か月後に生まれてくる予定
の娘の存在でした。マラソン中に苦しい思いをしても、これから生まれてくる娘
を思えば、なぜか力がわいてきて、走り切ることができたのです。
生まれてくる前なのに、娘は、もう私を応援してくれている! 感動でした。
 
 
     □     □     □
 
その後、10キロマラソンを完走し、2つのハーフマラソンも完走しました。
苦しい私を支えたのは、いつも妻のお腹にいる娘の力でした。
そして2つ目のハーフマラソンが終わった5日後、初めての娘が誕生しました。
私のマラソン人生を支えてくれた存在が、ようやく誕生したのです。
それからも、私はいくつかのマラソン大会にチャレンジしてきました。
でも、フルマラソンだけはどうしても完走できませんでした。
今回、東京マラソンに当選し、「今度こそ、完走したい!」と思っています。
私にとって、越え難い、大変大きな壁を、突き破りたいと思います。
そう、今度は2人目の子供の力も借りて。
 
 
     □     □     □
 
当初は2月に生まれるはずだった息子。「2月生まれでは、東京マラソンまで、
あまり日が無い。練習ができず、完走は難しいなぁ」と半ばあきらめていました。
ところが突然、予定日の1ヶ月も前に、無事に生まれてきたのです。
私はこれを、「フルマラソンを完走して!」という息子からの声援メッセージだ
と感じています。「1ヶ月早く生まれたから、僕も早く成長するよ。だからパパ
もマラソン練習、頑張って!」と。
娘が私のマラソン人生を支え、そして今回、2人目の子供が私を支えようとして
います。
 
 
     □     □     □
 
今度こそは、フルマラソン!
正直言って、2人も子供を抱えていると、練習時間の確保は容易ではありません。
たくさんの練習をしなければ完走は無理。そうわかってはいても、1日には24時
間しかない。この事実に、改めて、動揺しています。
でも、完走したい。いや、完走しなければいけないのだとすら思っています。
1歳になる娘と、生まれたばかりのゼロ歳の息子、そして365日のうちに2人
もの命を生み出してくれた妻のために、私は走ります。

 
結局、採用はされなかったんですけどね(笑)
こういうのは、狙って書いたりしてはいけないものなのでしょう・・・。

(余談ですが、先日あるラジオ番組で、私の尊敬する二大放送作家、秋元康さんと小山薫堂さんの対談があり、ずばり同じことをおっしゃっていました。本当に同感)

でも、こうした宣言が、完走への助力になったことは事実です。
 
 
 
 
 2009年3月23日             渡邉 裕晃
 
 
サムスル
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社長ブログ時の運と人の縁をきわめる日々の記録
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