私は毎朝4時台に、約5キロのジョギングをしています。インドネシアには早起きの人が多いので、朝4時台でも、地元の人とすれ違うことが多いです。ただ、いつも同じコースを走っていると飽きてしまうため、毎回のジョギングでは、少しずつコースを変えています。
今日は、いつもより奥の道に入ってみました。
車の入れない細い脇道に入り、少しだけ谷を下ってみたのです。
すると、どうでしょう。
なんですか、この絶景・・・。
【写真:家の近所にこんな場所が・・・】
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素朴な光景ですが、いかにもジャワという感じ。
これ、私の家から2キロたらずの場所なんです。
こんな場所があるなんて、今まで知りませんでした・・・。
しばらく道を進むと、こんな雰囲気に。
まるでトレイルランニングの世界ですよ。
すっかり気に入ってしまいました。
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「灯台下暗し」とは、よく言ったもので近くにあるものの魅力は、なかなか気づきにくいものなのかもしれません。
なぜこの絶景に出会えなかったのか。
この道の狭さを見てわかる通り、ここは車の通れない場所にあります。私はいつも車で移動するので、この絶景にたどりつけなかったんですね。毎朝、自宅の周りを5キロほどジョギングしていますが、今まで走っていたのは、車の通れる道だけ。例えばこんな感じの場所です。
これでも私は「美しいなぁ・・・」と思って走っていました。ここはインドネシアの高原エリアで、早朝は涼しい気候。空気も清々しくて、鳥のさえずりや、そよ風が奏でる草木の音など、それこそ「癒やされるようなジョギング」を体験しています。
でも、一歩だけ、さらに脇の道に入ってみるだけで、こんな素朴な絶景に出会えるなんて、びっくり。
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早朝のジョギング良いですよ。
ウォーキングでも良いですが、早朝の屋外での運動は最高です。
日本ではなかなか無いかもしれませんが・・・、
車の通れないような狭い道。あるいは、普段は行かないような道など、思い切って道を分け入って進んでみると、意外な発見があるかもしれませんよ。
「灯台下暗し」とは、本当によく言ったものです・・・。
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【 時の運と人の縁を極める日々の記録 】 渡邉 裕晃
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