離陸前に行われる、飛行機の「機内安全」アナウンス。よく世界の「おもしろ事例」が話題にされますが、インドネシアの国内線、シティリンク航空(Citilink)のケースを見つけました。
シティリンクは、インドネシアの格安航空会社。ガルーダ・インドネシア航空の子会社です。今回の機内安全アナウンスは、去年の5月のケースなので、すでにご存知の方もいらっしゃるかもしれません。それでは、話題になったシティリンクの機内アナウンス、映像付きでご紹介します。
【写真:筆者が今月乗ったCitilinkの写真】
シティリンクで流れた機内安全の面白アナウンスの映像は?
今回話題となったシティリンクの機内アナウンスですが、これはシティリンク全線で統一されたアナウンスではありません。たまたまこの5月に、こうした「機内安全」アナウンスを行った便があった・・・という一つのケースのようです。
こちらが、その時のyoutube映像です。お客様の反応も含めて、御覧ください。
シティリンクの面白アナウンス、その内容は?
では、このシティリンクの面白アナウンス。具体的にはどのような内容だったのでしょうか。日本語で解説してみます。
例えば・・・。
シートベルトの説明が終わってから、
もしご不明の点があれば、周りのお客様にお尋ねください。その際、電話番号や家の住所、お父さんは誰?とか、そういう質問はされないでください。 |
とか。
救命胴衣の説明でも、
水の中に入ると、ランプが自動で点灯するようになっております。もしランプが点灯しなかった場合には、どうぞ、皆様の休暇中に膨れ上がった電気代の請求書をご確認ください。 |
とか。
酸素マスクの吸引については、「スーハー、スーハー」言わせて実演しています。
最後の「禁煙」の説明でも、
当機は禁煙となっております。タバコをお吸いになりたいというお客様は、飛行機の外に出てからお吸いください。 |
といった内容です。
シティリンクの機内アナウンスに「けしからん」との声も
このシティリンクの機内アナウンス。インドネシア語で面白いことを言っているのに、英語訳では、省いてしまっているのが残念です。中には「けしからん」と言う人もいるのかもしれませんが、安全上に問題が無いのであれば、私はこういう面白い試みには賛成です。
機内安全のアナウンスは、もう慣れてしまったためか、意外と聞いていない方が多いですよね。こうしたやり方を行うことで、逆に注目度も上がるのではないかという気もします。
シティリンクには、今まで何度も乗ってきましたが、こういう「おもしろ事例」を見るのは初めて。こうした機内アナウンス、いつか実際に生で見てみたいものです。
なお、こちらの記事もどうぞ。
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【 時の運と人の縁を極める日々の記録 】 渡邉 裕晃
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