いくつかの報道で、小さく紹介されていたのですが、大相撲のインドネシア・ジャカルタ巡業が、2013年に開催されるようです。
噂には聞いていたのですが、報道のレベルで出てくるのは今回が初めてかと思います。小さな報道でしかないので、詳細はわかりませんが、ジャカルタでの公演が、国内外にどのような反響を起こすことになるのか、今からとても楽しみです。
日本相撲協会の大相撲ジャカルタ巡業、報道内容は?
ある報道記事では、このように書かれています。
■ジャカルタからオファー、来年にも海外巡業再開へ ― スポニチ Sponichi Annex 相撲
八角広報部長(元横綱・北勝海)は「インドネシアのジャカルタ側からの要望で巡業を行いたいと話が来た。これから(主催者と)交渉に入ります」と明かした。ジャカルタ巡業が実現すれば、08年8月のモンゴル巡業以来の海外巡業となる。日程など詳細については今後の交渉で決定。北の湖理事長(元横綱)は「外国の方にもぜひ日本の伝統文化の相撲を知ってもらいたい」と前向きに話した。 |
これを読んで気づいたのですが、海外公演は、しばらく行われていませんね。
日本相撲協会の「海外巡業」や「海外公演」の歴史は?
【画像:海外巡業の歴史(wikipediaより)】
調べてみると、2008年8月、第15回目の海外巡業となる「モンゴル巡業」が開催されて以来、ずっと、開催されていないようです。
今回の「海外巡業」とは別に「海外公演」というのもあります。これも第13回となる2005年10月の「ラスベガス公演」が最後。2009年10月に「ロンドン公演」が予定されていたものの、これは中止になっています。
したがって、2013年のジャカルタ公演が実現すれば、だいぶ久しぶりの海外公演ということになります。「ジャカルタの人たちに影響を与える」という側面とは別に、日本相撲協会の活性化にもつながると良いですね。
相撲の海外巡業から期待される多くのメリット
力士の皆さんにとっても、実際に海外に行き、海外の空気を吸って、現地の人たちに技を見せる・・・。そうした中で、いつもとは異なる刺激を受けることになるはず。
それがまた、相撲協会のみならず、力士の皆さん、一人ひとりが、相撲について、また改めて考え直すきっかけにもなるでしょう。
それになんと言っても、力士の皆さんが、インドネシアというものを肌で触れることになること。インドネシアについて、何らかの思いを感じてくれる契機になるということ。それこそが、インドネシアと日本の混血である私としては、何よりも嬉しいことです。
楽しみですね・・・。