日本に一時帰国する際、いつも頭を悩ませていたのは「Wi-Fi環境をどうするべきか」ということ。私は4年前からインドネシアに住んでいて、帰国する度に試行錯誤してきました。
結論から言うと、私のオススメはレンタル式の「ポケットWi-Fi(モバイルルーター)」サービスと契約して、持ち歩くことです。今回は、一時帰国のWi-Fi環境はどうすべき? というテーマでまとめてみます。
目次
一時帰国ならWiFiレンタル!「ポケットWi-Fi」が1台あるだけで実に便利!
レンタル式の「ポケットWi-Fi(モバイルルーター)」サービスをオススメする理由は何か。
それは、日本でインターネットに契約していなくても、「ポケットWi-Fi」さえあれば、いつでもどこでも手持ちの携帯、タブレット、そしてPCで、インターネットに繫げることができるからです。
一時滞在される方には、私はイチバンのオススメです。これは、「訪日観光客へのオススメ」として読み替えてもらっても構いません。例えばこちら。
・グローバルモバイル SoftBank レンタル Wi-Fiルーター
・Wifiレンタルどっとこむ
一時帰国でインターネット、5つのWiFiスタイルとは?
日本でインターネット契約をしていない人にとって、ネット接続をするのにどんな方法があるか・・・と言えば、大きく言って次の通りです。
(1)そもそもインターネットをしない (2)レストランやカフェ等の施設の無料Wi-Fiにつなぐ (3)友達のWi-Fi回線を借りる (4)短期滞在用のプリペイドSIMカードを買う (5)レンタルの「ポケットWi-Fi(モバイルルーター)」を契約する |
この4年間のインドネシア暮らしを通じて、日本に短期滞在する度に、私は上記にあげた5つすべてを試してみました。先ほどお話しした通り、このうち私のオススメは(5)です。
レンタルの「ポケットWi-Fi(モバイルルーター)」を契約する。例えばこちらのサービスですね。
今回は、一時帰国でのwifi環境について、自分なりの試行錯誤の結果とオススメの方法について、ご紹介したいと思います。
一時帰国中は、そもそもインターネットをしない
ネット接続をするのにどんな方法があるか・・・を考えた時の第一の選択肢。ずばり「そもそもインターネットをしない」。
はい。これ正直、難しいです・・・。
インドネシアに行ったり、日本に行ったり。そもそも「多拠点生活」を円滑に行うにあたって大事なことは、いかに、知人とコミュニケーション環境が確保できるかということ。
しかも、限られた日数の日本生活の中で、できるだけたくさんの訪問なり、面談なり、出会いを実現したい。そうした中で「インターネットをしない」という選択肢は、そもそも「ありえない」ですよね。
いざアポイント変更をしたい時にもスムーズな連絡ができず、また逆に、ネットで発信していたことで、「あれ、いま新宿にいるの? 時間が合うなら会おうよ!」なんて展開も、今までに何度も経験しています。
そのため、インターネット接続を我慢する・・・は難しいですね。ただ、「期間限定でどこかのリゾートを満喫する」ということであれば、あえて「インターネットをしない」という環境は、一つのオススメではありますが。
レストランやカフェ等の施設の無料Wi-Fiで接続する
私が最初の頃によくチャレンジしていたのが、この「レストランやカフェ等の施設の無料Wi-Fiにつなぐ」という方法でした。
私の暮らすインドネシアでは、かなりローカルなお店でない限り、レストランやカフェなど、どこでもWi-Fi接続ができます。だから日本でも同様に・・・と考えたのですが、いざ探してみると本当に無い。
あぁ、日本のwifi環境と言ったら・・・。
そうすると、「探す手間」「見つからないイライラ」が意外と大きな障害になることがわかりました。
最近でこそ、駅や都バスなど、接続できる場所は増えているようですが、それでも、いちいち探す手間、そして、見つかったあとでも「いちいちつなぐ手間」は、意外と面倒だったりします。
知人のWi-Fi回線を借りる
これは、知人の携帯でテザリング接続するというパターン。
これもやはり、近くにいつでも知人がいるというわけでもないし、いたとしても、頻繁にお願いするというのは申し訳なくて・・・。
会話の断絶にもなるんですよね。
というわけで、これも却下。
短期滞在用のプリペイドSIMカードを買う
携帯のSIMカードを差し替えるという方法。これ、意外と使っている人は多いのではないでしょうか? 成田空港や羽田空港でも、SIMカードの専用カウンターがありますし、コンビニにも陳列されています。
最初私も「これは良さそう!」と思ったのですが、結論からすると、もう使っていません。理由は、商品数が多すぎて比較検討が難しいこと。「利用日数」や「利用可能データ容量」もいろいろなタイプがあり、滞在のたびに、「今回はどれがお得なんだろう?」と考える手間が面倒に感じられるようになってしまったのです。
また、SIMカードによっては、利用開始の際に、ちょっと複雑な手続き作業が必要になることも。私はそれがうまくいかず、翌日にカスタマーサポートまで電話をして、それでようやく設定が完了した・・・なんてこともありました。あと、データ容量の制限に到達してしまった時のチャージ作業の手間の問題もありますね。
でも「SIMカードを入れ替えるだけ」という点で言えば、新たに機械(ルーターなど)を持ち運ぶ必要もないので、気軽さという点では勝っています。
SIMカードによっては「電話も可能」という点は、電話を使う人にはマストポイントかもしれません。
SIMカードのサイズを間違えて購入すると使えないので、いろいろサイトで情報を見てからの判断をオススメします。(私はサイズを間違えて購入してしまい、返金もしてくれず、もう一枚、新たに購入する羽目になった経験があります) 値段はあまり気にしない・・・という方であれば、空港の専用カウンターで、店員と相談しながら購入するのが一番安全かなと。
レンタルの「ポケットWi-Fi(モバイルルーター)」を契約する
そして最後。これが私のオススメ。最近の一時帰国では、私は迷わずにこの一択です。
ソフトバンクの「Pocket Wi-Fi」のレンタルサービス。
関空や成田など空港でルーターを受け取れる!実に便利!
ウェブで申し込んで、成田空港で受け取ることができ、受け取ってスイッチを入れるだけで、もう利用可能!
空港に到着してから、すぐにそのまま訪問先へ・・・なんて時は、この手軽さは、とってもありがたいですよね。
成田空港だけでなく、中部国際空港、関西国際空港でも受け取りが可能です。これは非常に便利です。そして何と言っても、使いやすい!
モバイルルーターならデータ容量は無制限!Wi-Fiスピードも速い!
地方に行っても、きちんとつながるし、地下に入っても、建物に入っても、電車に乗っても・・・「おそいなぁ」と感じる局面が一度もありません(今のところ)。しかも、データ容量が「無制限」なので、安心感が違うのです。
データ容量の制限があると、重いデータの送受信を気にしてしまい、「この写真を送るのは、ホテルに戻ってからにしよう」とか。でも、このスピード時代。思いたった時に、すぐにやる!が大事だったりしますよね。
そういう時に、「いつでもどこでも速い」ということ。「データ容量の制限がない」ということ。これは素晴らしい・・・。しかも、日本に滞在する期間が急に伸びた時も、メール一本の連絡だけで、契約期間の延長ができてしまいます。
実際に私も何度か、急に滞在を延長する時がありましたが、この「メール一本だけで、あっという間に手続き完了」という手軽さは、もう何ともいえない安心感を与えてくれました。
一時帰国のWi-Fi環境、結論はモバイルルーターのレンタル!
というわけで、
(1)そもそもインターネットをしない (2)レストランやカフェ等の施設の無料Wi-Fiにつなぐ (3)友達のWi-Fi回線を借りる (4)短期滞在用のプリペイドSIMカードを買う (5)レンタルの「ポケットWi-Fi(モバイルルーター)」を契約する |
の5つの方法について、簡単にまとめてみました。
この4年間で、日本に来る度に、「ああでもない、こうでもない」と、時間をかけて自らの体験の中から試行錯誤してきた結果、私は迷わず(5)。レンタルの「ポケットWi-Fi(モバイルルーター)」を契約するという方法を選んでいます。
「コスト」面で言えば、(5)もそれなりの値段はしますが、かといって、高すぎるレベルではありません。(1)から(4)を経験してきた私に言わせれば、さまざまな面倒を勘案してみれば、逆に安いくらいです!!
今回の記事では、ソフトバンクの「Pocket Wi-Fi」のレンタルサービスをご紹介しましたが、レンタルのルーターサービスについては、複数の業者が存在します。それぞれ比較して検討することをオススメします。
・グローバルモバイル SoftBank レンタル Wi-Fiルーター
・Wifiレンタルどっとこむ
というわけで、一時帰国される皆様に、何らかの参考になれば幸いです。
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【 時の運と人の縁を極める日々の記録 】 渡邉 裕晃
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